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2009年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年05月

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セフィロス日記11


私の名はセフィロス、本名は私も知りはしない。ようやく、待機命令が解かれそうだ。
前にゾンビを操って試し操作をしていた、…この私を何日も待機中にした愚か者が姿を現したそうだ。
私にも、もちろんこいつを排除する任務がきている。今までの八つ当た…借りを返さなくてはな。
5月2日土曜日
私は一人で行っても良かったのだが、本部の方でソルジャー1st以下の20名が余ってしまうらしい。
流石に20名ともなると勿体無い、と言うことで一人も連れていない私に鉢が回ってきたというわけだ。計算も出来ないとは…、神羅も落ちたものだ。
なにわともあれ、私達は事件発生現場に向かった。部下達と共に現場に降り立つ。
しかし、危険なゾンビ達も、怪しそうな魔導師も見わたらない…。だが、油断などしてはいけない。これは戦士の鉄則だ。
「周りによく気を配れ。どんな変化でもすぐに知らせろ」
周りの奴らに命令しておく。…まぁ、こいつらが気付くときには私はとっくに気付いているだろうが。
「セフィロスさんっ!」
!なんだっ?気配はないが…敵か?いそいで、声のした方に向かう。けれど、そんな私の心配はすぐに無駄となった。
「…なんだ?これは」
「え?いや…あの、その…」
そこにいたのは小さな猫だった。
「ね、猫だとは思いませんでし…」
必死で言い訳をしようとする部下。こいつは駄目だな。
「猫の気配位、わかるようにしておけっ」
つい声に怒りがこもる。…だが、それなら敵は何処にいるんだ?
しかたがないので、班分けして少数人数で探すことにした。別に部下の命を危険にさらそうと言うわけではない。ただ、たくさん固まっていてはこの人数を活かせないと思っただけだ。
私の班には器量の良さそうな奴を入れた。ふん、ただの独占だ。
しかし、そこまでして作ったチームを使っても敵は発見出来なかった…。
何故だ?
少し途方に暮れてみる。けれど、今回は特に役に立ちそうな奴は部下にいなかった。今回の部下は悪いが…地味だ。
だが、いくら人選が地味でもここまで敵を発見できないというのはどうもおかしい。
まさか…、
いそいで神羅に連絡を取る。
「こちら、第18隊だ。事件発生地について、もう随分と探索しているが敵を一人も確認出来ない。どういうことだ?」
向こうは少し焦った感じで話してくる。…やはり、
「い、いやー。そのやっぱりそうですかー。うん、はい、すいません…。」
これは!この謝罪は。
「いやー、どうやら場所を手違いで間違えてしまったらしいんですよー。でも大丈夫です、犯行班は他の班のソルジャーによって捕獲されましたから。あの、本当にすいません…」
その瞬間、私の頭は少しの間真っ白になった…。
結局、何日も待機させられた私に出番はなく、今回はまったくの無意味となってしまった。この、怒りは近い内にアンジールにでも愚痴っておくか…。
それにしても、本部の私への評価はどうなっているのか…。


おまけだ


ソルジャーへ送る言葉


「本部に何かを期待すると、出世できないだろう」

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| 過去書庫『メイン小説系』 | 21:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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セフィロス日記10特別編クラウド日記


こんにちは、僕はクラウド・ストライフと申します。今、神羅の兵士になろうと、必死に特訓をしています。そして、いずれはソルジャーになって、故郷のみんなのことを守れるような男になりたいと思っています。では今日の日記を書きましょう。
4月22日 水曜日
今日は僕の故郷のある人が送ってきた、手紙についての話を書きます。
僕は故郷に好きな人がいるのですけど、その人は僕に毎回応援の言葉を送ってくれているのですけど、今回の手紙はその…なんというか、とても意味難解な部分があったんです。
これがその内容です。

クラウドへ

4月2日木曜日

クラウド、元気にしてる?私は病気もなく、元気に過ごしています。
最近私はお父さんから、接近戦の特訓をしています。私もうクラウドよりも強くなっちゃたかもねー。フフフ、冗談よ。
だって信じてるもん、クラウドはきっとソルジャーになって帰って来るって^^
ああ、そうそう。お隣りのハインくんが最近、クラウドの秘密を探すんだってベッドの下とかを捜索しています。
早く帰って来ないと、クラウドの秘密ばれちゃうかもしれないよー?
フフフ。
がんばるのも良いけど、体は大事にね。じゃあまた。

(省略)より

…これで終わりなんですけど、このハインが探しているらしい、僕の秘密って所がわからないんですけど、どうしてベッドの下を探すと僕の秘密が見つかるのでしょう?
それが僕にはまったくわかりません…。
あと、ティ…いや、あの友達が接近戦を習い始めたというのも結構ショックです。
本当に信じてくれてるのかな?
でも、たとえ信じてくれていなくても、僕はこうやって自分を励ましてくれる友達がいるだけで嬉しく感じます。…いつか、僕もソルジャーになったら、故郷のみんなを全員守れる位に強くなっていたいなーと思っています。
きっとその時が来たときは、僕の周りにたくさんの仲間達がいる…そんな幸せな未来を僕は将来の夢として目指しているんです。

短い文でしたが、見てくれてありがとうございました。
これからもソルジャー目指して、がんばっていきたいと思います。

| 過去書庫『メイン小説系』 | 22:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セフィロス日記9


私の名はセフィロス、本名は私も知りはしない。なんと今だに、休暇命令が解かれない。
本部は何に脅えているのだか…だが、愚痴を言っても始らない。今日のぶんの日記を書くとしよう。
4月21日火曜日
今日は仕方が無かったので、新種のマテリアの使用実験を手伝いに行った。実験場所は神羅ビルの中にある、あの大きめの研究室だ。
今日はフィアルーといても良かったのだが、このビルで活動しているアンジールからの頼みだったので、まぁ良いか、と言う気持ちで手伝いに来た。
…よって気分はそんなに良くはない。しかし、仕事は仕事そう思い、私は研究室の前に立った。ただ、一つだけ問題がある。
実はこの扉の向こうには私…いやおそらくほとんどのソルジャーが忌み嫌うであろう人物がいる。扉を開けるのにかなりの抵抗があったが、なんとか明けることが出来た。そこにいたのは…
「いやぁー、セフィロス君。元気にしていたかね?」
人をおちょくっているとしか思えない話し方…。そう、宝条だ。研究のことしか考えていない呆れる程の愚か物だ。
「体には気おつけたまえよー、フフ、君は大事な体なのだからね」
相変わらず、研究のことばかり考えているらしい。私の心配など一ミクロンもしていないだろうに…。
「今日はまさか君がこの研究に参加してくれるとは、何か企んでるじゃないだろうねー?」
企んでるのはお前の方だろう…。何か言おうが意味はないので、適当に流す。
「アンジールに頼まれたから来てやっただけだ…」
だが、そう言ってやった後も宝条はしつこく追求してきた。まさか、私の話まで研究するつもりか?私がいぶかしんでいると、宝条はいきなり話題を変えた。
「ところで、君は最近、掃除婦を入れたらしいね?」
!、そういうことか…。最近はフィアルーのことを気にする奴が多いな。
「なんだ、それは?何処で聞いたんだ?」
さり気なく、情報を聞き出そうとしてみる。まぁ、無駄だろうが…
「おーいおい、そういう情報は聞きっこなしだろー?」
なら、お前も聞くな。そう言おうとした、その時、
「…セーフィロスくーん!」
宝条の声にほんの少しだけ真剣みが混ざった。…マテリアの実験は何処へ行ったんだか。
「君は何をかくまっているのか理解しているのかなー?」
変なことを聞く男だ。
「お前は自分の研究しているものの全てを、理科しているのか?それと同じことだ」
「へりくつを…」
宝条はあきらかに不服そうだった。だが、私に同情する予定などはない。
「マテリアの研究という、仕事をさせないつもりなら、契約違反として帰っても良いんだぞ?」
宝条は少しの間くやしそうな顔をしていたがすぐに、もとのふざけた態度に戻った。…頑丈な奴だ。
「なら、してもらおう。仕事をたーぷりとね」
仕事の内容は余りにも長時間続いてやらされたために、思い出す気が起きない。
とりあえず、宝条がどこまで知っているのかだけが気になった。まぁ、これが今日の成果のすべてだ…


今度の日記


次は十回目ということで別の人間が書いている日記を、許可をもらって載せようと思う。もちろん、神羅の兵士候補リストからアップする。誰が書いた日記なのかは私も知らないので、実は私も少し楽しみだ。

追伸 もし、ソルジャーの日記の転載の許可が出たらアンジールや…ジェネシスの日記を公開出来るようになるかもしれない。

| 過去書庫『メイン小説系』 | 21:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セフィロス日記8


私の名はセフィロス、本名は私も知りはしない。まだ、休暇命令が解かれないのでとりあえず昨日出来なかった整理でもしようかと私は最初、思っていた。
だが、予定と言うものは、あると用事が出来て潰れてしまうものだ。今回の日記もまさにその典型であった。
4月20日月曜日
急な用事、それはジェネシスから掛かって来た。前に日記でジェネシスへの評価が下がった、と書いた。この日記はもちろん、神羅の関係者なら誰でも見れるようにしてある。
それに気づいている奴は稀だが…。だが、厄介なことにジェネシスがこの日記を見つけてしまったのだ。そして見てしまった、私のジェネシスへと向けた言葉を…。
だが、私に対抗意識を持つはずのあいつは日記を見たと言っただけで済ましていた。…のはずなのに、今日あいつは俺の予想をはずさせた女に会いたいなどと言ってきた。
行くのはめんどくさいが、行かなければ怨んでくるかもしれない…。結局、私に決定権はなく、フィアルーを連れて町外れの工場で待ち合わせることになってしまった。
何もないと良いが…。
もちろんフィアルーに意義はなかった。ただ、絶対に奴と揉め事を起すなと言い聞かせるのには少し時間がかかった。あいつが
「揉め事は楽しいんですよー?」
などと言って話しを聞こうとしなかったからだ。
町外れにはなんと、先にジェネシスが来ていた。…いつも一番最後に少しだけ遅れるのがこいつのはずなんだが。
「やぁ、セフィロス。こちらの女性がフィアルーか?」
しっかりと彼女を見つめてそんなことを聞いてきた。
「そうだ。フィアルー、こいつがお前に会いたいと言ってきた、ジェネシスだ」
一瞬だけたじろぐフィアルー。だが、それもほんの一瞬のことだった。
「初めまして^^フィアルーと言いまーす。セフィロスさんの家で掃除婦をしていまーす。どうぞよろしく^^」
「こちらこそよろしく」
なにか、とても友好的な二人に見えるのは気のせいだろうか?
その後も、ミッドガルの町を三人で回ったりはしたが、別に日記についての話は一切してこなかった。そして夕暮れ。フィアルーがトイレに行っている間に、ついにジェネシスが話初めてきた。
「…やっぱり女神だったんだな」
「何がだ?」
ジェネシスはどこか別の場所を見ているような目をしていた。
「あのフィアルーっていう子、本部に任せなくて良いのか?」
なんだそんなことか、と私は軽く答える。
「本部には私の権限で、彼女を監視下に置くことを許可させている。なにも問題ないだろう」
「そうじゃない…」
私は奴の言葉に疑問符を浮かべた。そうじゃない?
ジェネシスはそのまま言い放った。
「何故、あの女をお前は部屋に置いている?」
…成る程、そういうことか。ジェネシスは不思議なのだ。私のような男がフィアルーを部屋に入れている理由が。
「ジェネシス、私達は普通のソルジャーとはかけ離れた力を持っている。それはアンジールも同じだ。だからこそ私達は孤独にはならなかった。…だが、あの娘には同類がいない。神羅でも発見されていない未知の種。そんな彼女を不安定な心にしておいてはいけない。そう、思っただけだ…」
ジェネシスはふぅーとためいきをついた。そして、陶酔したように語った。
「セフィロス…お前はこのことだけを覚えておいてくれ。私の女神はここにはいないが、お前の女神はほんの身近で、常にお前だけを見ていてくれる、ということを…」
そんなことを言ってあいつは去って行った。
ジェネシス、いやジェネシス・ラプソードス、あいつも私を心配している繋がりの一つに過ぎないのかもしれないな。


おまけだ


ソルジャーへ送る言葉


「哀れなのは力の差ではない。繋がりに気づけないことこそが哀れなのだ」

| 過去書庫『メイン小説系』 | 21:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セフィロス日記7


私の名はセフィロス、本名は私も知りはしない。今日は思いがけず休暇を貰うことになった。休暇と言っても、前回確認したアンデットが関係する凶悪事件が起きたさいに、私が待機していないとソルジャーの指揮が取りにくい、と言う下らない理由だ。
つまり、私はあの事件が解決及び発生及び確認されるまで待機していろ…と言うことらしい。本部はなんてたよりな…弱気なのだろうか。
しかたがないので今日からはフィアルーとの日常でも書くことにする。
4月19日日曜日
非常に暇だ。まぁ、何かあっても迷惑なのだが…。私の掃除人は相変わらず、手も抜かずに掃除してくれている。手を抜かないのは良いことだ。そういえば、彼女がここに押し込んでから、休暇と言うものを与えたことがなかったな。良い機会だ、私も暇つぶしに部屋の整理をしたい。
そう考えて、私はフィアルーに休暇を与えてやると言った。すると、
「私は休暇なんていりませんよー^^」
一蹴されてしまった…。いらない、ではなく休暇して欲しいのだが。
「…では、言い方を変えよう。私は少し部屋の整理をしたいから少しの間、部屋から出ていろ」
そう言うと彼女はとんでもないことを口走った。
「ああそれなら、私ももうこの部屋にあるものは全部知っているので、お手伝いしますよー」
!?全部知っている、だと。まさか、彼女はここに潜りこんでわずか9日で私の部屋を手中におさめてしまったとでも言うのだろうか?…まさにその通りだった。
「隠し扉の奥に丸ーい、きらきらした宝石みたいのが、いっぱいありましたねー。あれってなんなんですかー?」
…っく、隠し扉を見つけられているとは…仕方がないので説明をしてやる。
「…あれはマテリアだ。と言うか知らないのか?」
「まてりあ?うーん、全然知りません。それって何ですか?」
マテリアを知らない…、ちゃんと教育は受けていたのだろうか?とても面度くさかったが暇ではあったので少し説明をしてやった。
「マテリアとは魔晄が凝縮されて出来た結晶、簡単に言えば星の生命だな…」
「星の命…ですかー」
星の命…か。まぁ、そんなものか。
「マテリアは生命の源となりえる物質だ。貴重な物もあるから絶対にさわるな」
「はーい^^」
良い返事だ。これなら変な真似はしないだろう。そう思い、私は少し安心した。だが、戦いの途中に気を抜くとそれがほんの少しでも、きっと痛い目に会うだろう。ここが戦闘の中だとは…私も予想していなかったがな。
「じゃあ、それはそれとしてもう一つの隠し扉にあった真っ赤な玉とか、タンスの奥にあった長ーーい刀とか、冷蔵庫にばらばらにだけどたーくさんあった、色んな種類のりんごのこととかも教えて欲しいでーす^^!」
…私が甘かった。
この後、私はフィアルーの質問攻めにあった。こういう時の女性の力は凄まじく、結局私はすべての質問に答えることになってしまった…。おかげで今日は整理が出来ず一日が終わってしまった。まだ明日があるが、今日は疲れさせられ過ぎたので気分が悪い。
まだまだ彼女には困らせられることになりそうだ…


…おまけだ


ソルジャーへの教訓


「女性は本当に凄い洞察力を持っている。気を抜いてはいけない」

| 過去書庫『メイン小説系』 | 21:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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セフィロス日記6


私の名はセフィロス、本名は私も知りはしない。昨日は中々、見込みのあるソルジャーを見つけられて良い日だった。お前達にもザックスのように何かを感じさせる力量を持ってもらいたいものだ。
まぁ、中々最近のソルジャーは骨があるようだが。さぁ、今日は気分が良い。今日の日記を始めるとしよう。
4月18日土曜日
久しぶりのまじめな任務だ。今日は最近増大したモンスター達の隠れ家を探索し、発見しだい撲滅せよと言う命令だ。
モンスター達の行動は読み難く、人を襲う理由も動機も時間すら理解は出来ない。だからこそ、奴らは抹殺しなければならない。無用に剣を振るう理由がある、それだけでも任務と言うものは重要性を帯びてくる。
モンスター発生地の上空に到着した。神羅ソルジャー用のヘリから飛び降りた。これ以上近ずくとモンスター達に見つかってしまうかもしれない、年のためだ。
さぁ、奴らはどこにいるのだか…。
手始めに島の中心部を捜してみることにした。中心部ならモンスターもたくさん出てくるだろう。一匹位なら半殺しにして、隠れ家まで逃げていくのを追跡できるかもしれない。
またはそこで全滅に持っていけるかもしれない。
そんなことを考えていると、早速モンスター達が襲いかかってきた。
「おいでなすったか」
近くのモンスターから切り刻んでいく。なすすべもなくこの世から削除されるモンスター達を見ながら、私は考えていた。怪しいな。いくらモンスターとはいえ、強敵にたいして何らかの連携行動があっても何ら不思議ではない。だが、こいつらはまるで知能がない人形のようだ。…まさか。
生まれもって持っていた、魔力だけを現実世界と分けて見る目で見つめてみる。やはり、こいつらの後ろに魔力の糸が見える。こいつらは一度死んでいる。
死体を動かし、操る。魔法を器用に扱う者ならそこまで難しい技術ではない、だが倒したモンスターを再び蘇らせる理由が何処にある?
これはおそらく兆しだ。何者かがアンデットを使い、何かをしようとしている。おそらくここではない何処か別の所で…
これは神羅に報告しておくべきだろう。最近、フィアルーやザックスなどと平穏な時間が続いていたので忘れていたが、何かを企む者は確かにいる。どんな時でも、どんな場所でもそれは絶対に変えることは出来ない。
何故なら、心は誰もが予想できる限界よりも遥かに複雑で繊細に出来ているからだ。そう、それは誰にも予想は出来ない。もしかしたらこの私だって、今に悪魔や鬼になったりする可能性だってあるのだ。
だが、私は何も心配などはしなかった。それは何故か…。たぶん今の私には触れ合った心の多さが安心を促しているのだろう。だが、そのまやかしは危険かもしれない。もし、そんな軽い考えから任務に支障がきたされたりしてしまったら私は…。
だから私は絶対に甘くはならない。たとえそれが、今の仲間達にとって悪意にしか感じられないことになったとしても。
まぁ、そんなことはないと思ってはいるがな。


おまけだ



ソルジャーへ送る言葉


「目的を見失うことなど誰にでもある。目的を失っても責めはしない。だが、それでも全力はだしきれ。それが心の強さにもつながる」

| 過去書庫『メイン小説系』 | 21:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セフィロス日記5


私の名はセフィロス、本名は私も知りはしない。今回もまじめに任務のことを書き、ソルジャー達に任務の心理を伝えていきたいと思っている。まぁ、邪魔が多く、中々普通の日記は書けていないが…
4月17日金曜日
フィアルーに見送られて久しぶりの、部下達と共に行動する任務をまかされた。
アンジールやジェネシスはともかく、ソルジャークラス2以下の連中と行動を共にするのは本当に久方ぶりだった。
私は任務の重要性と危険への対処方を、この任務を通して教えておこうと思っていた。
…あの事件がなければ、そう、うまくいっていた筈だった。…と言うか最近私の周り、事件だらけじゃないか?
その事件は私が新米ソルジャー達に戦い方を教えている時に起きた。いつものように長剣で相手をなぎ払う戦い方を教えていると、ソルジャーの一人が腹を抱えて苦しみだした。
「どうした!?」
いそいで尋ねてみる。
「…は、腹の様子が…お、おかしいようなのですが…」
今にも苦しさで死んでしまいそうだ。
「よし、少し休んできても良いぞ」
「と、とんでもないっ!セフィロスさんの、じ、授業を!さー、サボるなんてーー!?」
どうやら本当にもう限界らしい。
良いから、早く行ってこい。そう言ってやろうとしたら、とんでもないことが私の周りで起き始めた。
「あ、あの!実は自分も腹が…」
「私も…」
「お、おー↑!俺もです…」
なんと言うことだろうか…。私と少人数の部下達以外の、ほとんどのソルジャーが腹の痛みを訴えてきた。
「どうしたんだと言うんだ!何か拾い食いでもしたのか!?」
私の質問は残念ながら、まったく意味が無かった。腹を押さえていた部下達が一斉に意識を失ってしまったのだ。これには流石に少し驚いた。
「…どういうことだ?」
誰にでもなく尋ねてみる。モンスターの姿はどこにもなかった。それにもしも、モンスターの仕業だったのだとしても、部下が意識をなくした時に攻撃をしかけてこなかったと言うのはいただけない。さらに私や他の部下達にはなんら異常はなく、いたって健康だったと言うのもかなり不自然だった。
「あ、あの…」
「ん?」
後ろからはきはきした声が聞こえてきた。
「お前は?見た所、2ndの様だが…」
「ザックスと言います!」
中々元気な声だ、大物になるかもしれない。
「それで、どうした?」
「その、さっき自分はソルジャーの一人が料理に何かをいれているのを見たのですが」
一瞬ポカンとしてしまった。少し考えれば分かることだ。神羅の考えに賛同しない者は結構いる。きっとそのうちの一派が今回の合同任務にまぎれこんで、料理に下剤でも混ぜたのだろう。そして苦しんだ隙を見て私達を襲うつもりだったが、まったく苦しまないソルジャーが思ったより少なかったので攻撃出来なかった…と。
私や他のソルジャー達が苦しまなかったのは料理に口をつけなかったからか。この後、私の命令で下剤をいれたウータイ兵を捕まえることが出来た。
「ザックス!」
「は、はいっ!」
今回の件はかなり軽い事件で済んだ。しかし、今度こういうことが起きた時も同じ様に軽い事件で終われる、と言う保証はどこにもない。そういう時、こういう奴のような奴がいれば事件もそうひどいことにはならないだろう。
まぁ、今回の礼はそれとは関係ないがな…
「礼を言っておこう、助かった。感謝する」
「そんな、当然のことです」
ふむ、謙遜するこいつに良いことをしてやろう。
「お前はクラス1stのアンジールを知っているな?」
「は、はい!」
「お前のことをアンジールに紹介しておく。アンジールの所で鍛えてこい」
ザックスは愕然としている。
「…俺がアンジールさんの所で?」
「そうだ。そして、今の何倍も強くなってもっとすごいソルジャーになってこい。」
「どうして、俺にそんなことを…」
どうして?とはまた、おかしな質問だ。
「一つは単純に今回の礼だ。…だが、もう一つは…」
「どうしました?」
思わず笑みがこぼれてしまっていた。俺は何でこんなことを言おうと思ったのだろうか?
「いや、何でもない」
俺が言おうとした言葉それは…

新しい英雄が見てみたくなっただけだ。


おまけだ


ソルジャーへ送る言葉

「誰だって英雄になれるチャンスはある。ぜひ見つけて私を驚かしてみせろ」

| 過去書庫『メイン小説系』 | 22:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セフィロス日記4


私の名はセフィロス、本名は私も知りはしない。この日記を書くのも5日ぶりとなるのだが、とりあえず今回は前回の話の答えもかねて書くことにしよう。
私のジェネシスに関する評価は下がったが、フィアルーに関する評価は上がった。これだけは初めに書いておく。
4月16日木曜日
長期任務の内容は極秘なので書けない。…が,私の私生活についての制限はないので、私が認めた新しい同居人、フィアルーについての話で今回の日記は埋めるとしよう。
長期任務から帰った私はジェネシスの言う通りに、フィアルーが諦めて部屋から出て行ってくれていることを願っていた。しかし、ここで私の願いがまったく別の形で叶えられることになるとは私は少しも思っていなかった。
私が目にした物…それは完璧と言う言葉が一番に似合いそうな程、美しく壮大になった私の部屋だった。部屋の中心ではフィアルーがにっこりと微笑んでいた。気のせいかその赤い瞳からは嬉しさのような物を感じた。
「あぁー^^!やっと帰ってきましたねー」
少し動揺しながら私は尋ねた。
「何故まだここにいる?」
彼女は何でもないことのように答えた。
「だってセフィロスさん、任務に行ってきただけじゃないですか」
「何故それを…」
驚く私に彼女はゆっくりと答えてくれた。
「私…魔力の変化が目に見えて、その変化で相手の心の中が分かるんです」
私は愕然とした。こんな少女が神羅の研究部門に重宝されそうな程の能力を有している…だと。
「あの…」
再び、突然フィアルーが話し始めた。
「な、なんだ?」
「私、この能力をあなたのために使いたいんです」
「何故だ?」
先程使った質問を再び使う。
「あなたのために力を使えば、神羅の人達に捕まらないかもしれないし…こ、個人的にあなたの手伝いがしたいなー、と思って…」
…どうやら、ジェネシスの言っていた事は半分は正解だったらしい。…ただ、どうやらあいつの解決方法はまちがっていたらしい。
「どうしてこんなに部屋がきれいなんだ…?」
「だって、一緒にいる時は掃除を邪魔されたくないのかイライラしているような魔力を感じましたので、せめてあなたがいない間くらいはと思って…」
まったく、なんと言う勘違いであろうか…
この時から私とフィアルーの関係は少しだけかわった。主人と厄介物ではなく、主人と謎の掃除人と言う中に…


少し早いがおまけだ



ソルジャーへ送る言葉


「人生には謎がまとわりついている。見つけた者は世界に打ち勝つだろう」

| 過去書庫『メイン小説系』 | 17:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セフィロス日記3


私の名はセフィロス、本名は私も知りはしない。前回の日記で意図せず不幸の主人公のようになってしまった私だが、まさにあの女性のせいで私は不幸の真っ只中にいた…
あの女性フィアルーとか言う女のせいで…いや、もう、うだうだしていても意味はない。
今日の日記を書き始めるとしよう…
4月11日土曜日
フィアルーが無理やり私の部屋に押し入ってきて、1日目。
何を言っても出て行こうとしないこいつは、はっきり言ってかなり邪魔になっている。一応女性なので叩き出すことはしていないが、事によっては力ずくで外に追い出すかもしれない…
一番やっかいなのが、勝手に住み着いといて私の話を少しも聞こうとしないことだ。これには本当に困っている。こういうことはジェネシスの方がアンジールよりもたよりになるだろう。思い切ってジェネシスに連絡してみる。神羅製の携帯電話は性能が良いのか、すぐに連絡が着いた。
「誰だ?」
まるで詩人のような声が携帯の向こうから聞こえてきた。ジェネシスだ。あいつはソルジャーでありながらLOVELESSと言う叙事詩に執着して必死に意味を解明しようとしている。
おそらく今日も研究で夜更かしでもしたのだろう、声にくもりを感じる…
「私だ、ジェネシス」
「セフィロスか…伝説の英雄様が何のようだ?」
もう本当に眠いのだろう。いつもの挑戦的な感じが声にしない。これ以上起しておくのも哀れなので、早口で用件を言う。
「実は、女に勝手に部屋に入り込まれてしまって、ある理由から追い出すことも出来ない。どうすれば良いのか教えてくれ」
携帯の向こうから失笑が聞こえてくる。
「はっ(失笑)、流石の英雄も女神にはかなわないか」
「うるさい、早く言え!」
少し強めに押してみる。
「…女神はな、英雄たる者を自らの手に鎮め、天の世界に光と栄光を取り戻したいんだよ…」
「?、つまりどういうことだ?」
はぁーとため息をつくと私の問いに答えた。
「まぁ、つまり彼女はお前のそばにいたいんだな。だったらお前の方が出張でも何でもして、部屋からしばらく離れれば、諦めて部屋から出て行くんじゃないか?」
…成る程。何故あの女が私と一緒にいたいのかは謎だが、そうすれば諦めて出て行くような気がする。ちょうど長期任務の予定もあるのでそれでいこう。
「わかった、感謝する。…研究も程々にしておけよ」
ふっとジェネシスは笑う。
「…よけいなお世話だな」
会話が終わり通信を断った。流石ジェネシス、本当にこういう時は役に立つ奴だ。
あれで対抗意識を持っていなければ完璧なのだが…
ともかく、これでなすべきことは決まった。明日より私は神羅の長期任務に行くがその期間を少しだけ延ばしてくる。しばらく日記は書けないが、帰り次第状況を追記するため結果もその時書き込むだろう。では行って来る。


おまけだ


ソルジャーへ送る言葉


「どんな友人も長所はある。それを見つけられるかは力量しだいだ」

| 過去書庫『メイン小説系』 | 22:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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セフィロス 日記2


私の名はセフィロス、本名は私も知りはしない。今日もこの神羅ブログに日記を書いていこうと思う。この記録がこれからのソルジャーの諸君に少しでも役立ってくれると、私も仕事が減っ…嬉しい。では、始めよう。
4月10日金曜日
今回の私の任務は豪華客船の護衛であった。危険な任務ではあるが、私にやらせる程の任務でもないだろうに。
内心あまり乗り気でなかった任務だが、その任務は私の想像を越える程、醜悪だった…。今でもまったく思い出したくない位なのだが、お前達神羅ソルジャー達に語るために思い出す事にしよう…
まず、気にいらなかったのは客の態度だった。私が遠くを監視していると言うのにしょっちゅう話し掛けてくるのだ。何故かは知らないが女性客が話し掛けてくる確率は男性客が話し掛けてくる確率の4倍はあった…何故なのだろう?。
だが,このしつこい邪魔はまだ良かった。本当に最悪だったのはこの後の事だった。
私はうるさい女性客が離れて行った後も黙々と監視を続けていた。すると、隣の部屋からすすり泣いているような音が聞こえてきた。
気になったので少し覗いて見ると、一人の女性客がうずくまっていた。まさかモンスターが私の目をすり抜けて船内に進入していたのか!?
とっさにその可能性が頭にうかんできたが、それは絶対になかった。普通、こういう場合に絶対と言う言葉を使用することはまちがいと思われがちだが、実際に使用する人間の多くは本当に進入を許していない場合がほとんどである。
今回の場合も私の絶対は確かに正解だった。近くによって見るとその女性に外傷は見られず…しばらくの間、私は何故女性がうずくまっているのか途方に暮れていた。
すると、その女性ははっと私に気づくといきなり私に飛びかかって来た!
油断はしていなかった私は飛びかかって来た女性の頭に少し強めにデコピンをした。
…このデコピンこそが今回の不幸の最大の発端であり、後にかなり悔やむことになった。
デコピンされた女性はそのまま後ろに倒れ、
ごーん
と、頭をぶつけてしまった。まさに女性の目的はこれだった。頭をぶつけた女性は私を指差し、
「いきなり何をするんですか!」
と叫び始めた。騒ぎを聞きつけた野次馬達も「ソルジャーの暴行だ!」とか「責任者をだせ!」などと叫び始める。
あまりの出来事に私はしばらく思考停止してしまったがすぐにはっとして女性に何故こんなことをすると聞いた。女性はとても落ち着いていた。
「女性に暴行を働いたイケメンソルジャー、ものすごーく世間から批判をうけるんでしょうねー」
冷静に私も返す。
「私は神羅内のソルジャーの中ではかなり高い権限と実績を持っている。こんな小さな事件では誰からも文句すら言われはしない」
それでも女性は笑っていた。
「それは、神羅の内部での話ですよね。他のミッドガルのみなさんはみんなソルジャーの暴行だと思い込みますよ」
「そううまくいくとも思えないが…お前は何が望みなんだ?」
できるだけやさしく聞いてみる。が、帰ってきた答えは私にとって好ましいものではなかった…
「私をあなたの部屋で暮らさせて下さい^^」
「?」
一瞬、何を言われたかわからなかった私はついうなずいてしまった。すると…
「やったー!ありがとうございます!!!みなさーん、すいません私の勘違いでしたー」
突然態度をころっと変えたそいつは笑いながら私に飛びついて来た。軽くかわしながらも私はかなり動揺させられてしまっていた。気が付くとその女は私の部屋にいた。
言い返す暇も、拒否する暇すらも与えなかったそいつはまるで自分がここにいるのが当然のように頭すら下げずにこう言った。
「あ、今日からよろしくお願いしまーす^^フィアルーと言いまーす。」


…おまけだ



ソルジャーへ送る言葉

「どんな奴にでも意外と女性は強いから、取り扱いには注意しろ」

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