FC2ブログ

月面配信―動画作成局―

即興アニメや歌動画の投稿、またイラスト製作の投稿などを行います

2012年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年10月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

お祝い!『蘇るヴィヴィ血鬼』-怖いぞぉ~-

どうも~

今日は久しぶりに気合を入れてイラストを描いてみました。
とある方への誕生日イラストですw

ではどうぞ!

ここに復活!リリカルカリスマ『ヴィヴィ血鬼』!!!
ペンタブにて完全に色を塗っておきましたb

まずは今日は9月30日ということで、
Loeweさんことレーヴェさん、お誕生日おめでとうございます♪
http://blogs.yahoo.co.jp/leonhardt930←レーヴェさんのブログ『Loewe&Vivioの鮮烈な軌跡』

上の画像は右クリックして、次にプロパティを選択。
その後プロパティの中のURLをコピーして、貼ると保存出来る画像が出てきます。
 
すいません、怖いイラストではありませんね☆
というわけで、今回はお誕生お祝いに、以前描いたことのある『ヴィヴィ血鬼』ことヴィヴィオと、
婿さんであるレーヴェさんの二人が揃ったイラストを描いてみたというわけでした(笑)
ヴィヴィ血鬼……そういえばハロウィンもそう遠くありませんね←ナンダ

以前ヴィヴィ血鬼を描いた時から、色なども塗ってみたいと思っていたのですが、
新しいイラストを描くにあたり、過去に描いたことのあるテーマだけでは勿体無いので、
肩車をしていますね。恐らく、



ヴィヴィオ「今日はレーヴェの誕生日だね♪」

レーヴェ「そうだな。って、うおっ!その格好は?」

ヴィヴィオ「えへへ、今日はプレゼントにね小悪魔的な私をプレゼントだよ」

レーヴェ「いや、それ小悪魔っていうか吸血鬼……」

ヴィヴィオ「なんか言った?」

レーヴェ「!?」

ヴィヴィオ「今日は私が小悪魔だから、レーヴェは私のお願いをいっぱい聞かなくちゃいけないんだよ」

レーヴェ「そうなのか、これは大変そうだ」

ヴィヴィオ「ほらっ、じゃあ肩車して肩車~~~!」

レーヴェ「(完全に小悪魔になりきってるな)、よし分かった。よいしょ……っと」

ヴィヴィオ「わっ!」

レーヴェ「ん、どうした?」

ヴィヴィオ「(ドキドキ)……う、うんうん。ちょっと高かったからびっくりしちゃって」

レーヴェ「そうかー」

ヴィヴィオ「…………」

レ-ヴェ「……………」

ヴィヴィオ「な、何かこれ結構……なんだか照れちゃうね」

レーヴェ「え、じゃあもうやめとくか?」

ヴィヴィオ「あっいや……もうちょっとこうしてたい、かな。…こ、小悪魔としてだよ(照)」



……と、こんなやり取りが行われているのは誰がどう見ても明らかですね、うんうん。

突然思いつきでお話まで書いてしまいましたが、
なんだか昔の『月夜になのは物語』の感覚を少し思い出したような気がしますw
今書いている教導編が終われば元の路線で短編を書きたいですね。絵も変えたり。

と、そんなことはどうでも良かったです。
とにかく、そんな感じで今日はヴィヴィオとラブラブしているであろうレーヴェさんを彷彿とさせる、
イラストを描いてみたと言うわけでした。

ヴィヴィオのイラストは今回の分を含めて5枚とこのブログでは多いめな数描いていたりしますが、
色まで塗ったのは初めてですね。やはりまだまだ拙さが目立ってしまいそこは残念ですorz

前のヴィヴィ血鬼とは格好自体にも軽く変更を加えており、見比べても面白いかもしれません。
元の格好がレミリアのコスプレにしてはやや細かかったので、
今回は全体的に可愛らしい格好を目指しました♪あまり見えませんが。

全体的には中々良い感じに仕上がったのでもしかしたら相互リンクの画像もこちらにするかもしれません。

次からは他の方の誕生日イラストも色つきで描いてみたいですね。


というわけで、良かったらどうぞ☆

レーヴェさん本当にお誕生日おめでとうでした!

これからもよろしくお願いします♪

スポンサーサイト



| 過去書庫『プレゼント製作系』 | 16:49 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

月夜になのは物語591(教導)『とびきりの笑顔で』


※この物語はなのはシリーズの二次創作小説です
苦手な方はお戻りください

・この物語は夫婦である大魔導士ケフカ鉄鎚の騎士ヴィータ
そしてなのはシリーズの方々が日常を送るお話を書いたものです。
時々このブログ神の英雄セフィロス、友人の海馬、幻想郷の住人、ブログの方々も出てきます。
尚、画像固定では無い方ではヴィータちゃん以外のなのはシリーズの方々が主です。
 


第591
『とびきりの笑顔で』
 

管理局、事件の内容を書類にまとめた後、
局の仕事勤務に復帰したヴィータに声をかける者がいた。

「あ、ヴィータちゃん」

「なんだ、なのはか。って、なんで今日は局に来てんだ?まだ休暇中だろ。
……まぁ、事件のおかげで何だかうやむやになっちゃった感じはするけど」

なのははヴィータの問いに笑顔で答える。

「もうすぐフェイトちゃんも目が覚めるし、今日もお見舞いだよ♪ヴィヴィオはお留守番。
やっぱりフェイトちゃんが心配だとどこかへ気分転換、って感じでもないから」

「そうか、そういやまだフェイトとの奴は眠ったままだったな」

数日前にフェイトは意思の一人の毒による攻撃を受け、それからいまだに眠り続けていた。

幸い八神はやてが同じ毒を受けてしまった時は迅速なシャマルの癒しがあったため、
数時間ほどですっかり元気にはなったが、フェイトの場合は治療が遅れた。
そのため、毒の被害を長く受けてしまっているのである。

「それでも目が覚めるってんだから良かったよな。毒が命に関わるようなもんじゃなくて」

「体の調子も少し長めにリハビリすればすぐによくなるみたいだしね。本当に、良かった」

嬉しそうに言うなのは。ヴィータはそれを見て口元に笑みを浮かべる。

「元気そうで何よりなこって」

「あはは、そういえば私達も回復させて貰ったとはいえ、一応体への負荷は物凄い戦い方したんだったね。
そういう意味で、ヴィータちゃんも元気そうで何より、なんて(笑)」

「ったく、あの後は全身がずっと痛くてやってらんなかったけどな。
そういや、新人達の方には顔出したのか?ほら、クオンとか操られてたメンバーとかもさ」

「うんうん、まだ行かない」

「は?なんでだよ」

なのはは視線を上に向け、答える。

「まだ、私が戻る時じゃないから。あ、病室にはお見舞いに行くけどね、これから」

「じゃあやっぱ顔出すんじゃねーか」

「三人にだけ少しね。後は、まだ会いに行かないよ。
その代わり、会うときはとびきりの笑顔で会いに行くんだ♪」

もうひとしきり笑い彼女は去っていった。









「ほら、皆もっともっとイメージを浮かべるんだよ!
且つ自然に、とにかく自然にイメージするの」

「け、ケフカ教導官……少し休憩を……」

「駄目駄目!事件があったせいで私の教えたかったこと全然教えられてないんだから、
早くしないとこのままじゃ私のいた世界の魔法の下級魔法も扱えないよ」

ケフカと高町なのはの新人魔導士達は地下にて教導を再開していた。
局であった事件は大きく、被害も甚大であったが新人の彼らの管轄ではない。
書類の整理などは手伝っても、教導をサボるわけにはいかないのだ。

そして、今のケフカは時間が無いことに焦っているためスパルタであった。

「皆頑張れ~~~頑張れ~~~出来る~~~きっと出来る~~~~~!!!!」

「出来るとしても集中力が削がれて出来ませんよ!」

道化姿でそう叫びながら応援する教導官の姿に、
カムリが鋭いつっこみを入れた。

それでもケフカは余裕たっぷりで言う。

「そこを耐えてやることで今までの2倍の効果があるんだよ(多分)、
ほら、もうちょっと頑張ってみなって」

「難しいです……」

「それ、頑張れ~~~~!あれ、頑張れ~~~~!」

新人達はケフカの無茶な教導にやや疲れを見せながらも、
立派にそれをこなしていった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
というお話でした^^
今回は事件解決後の管理局本局のお話でしたね♪
フェイトさんはまだ目覚めていません。が、もうじき目覚めるようです☆
また、はやてさんも攻撃は受けましたが無事復帰していましたね。

私は私で残り少ない時間をフルで頑張っていたりしますw
新人の皆さんも頑張ってついてきていますよb
そういえばなんだかいつの間にか月夜になのは物語も600にいきそうですね(笑)
600話では何かやりたいと考えています。

さて、

明日は一応何個か更新予定ですね。

それでは今日も周っていこうと思います!

ではでは
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:49 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ヴィータの悩み相談 第19回


この記事はリリカルなのはシリーズの二次創作です。

『ヴィータの悩み相談』
・このコーナーでは様々な人の悩みを聞き、ヴィータちゃんが相談に乗ってくれます。
 まぁたまに鉄槌振るっちゃいますけど、頼りになりますよ。








「………………暇だな




ケフカ「だね~、人も来ないし」


ヴ「いや、なんで人が来ないんだよ。今までは来なくても何か理由あったけど、
 今回のは素で誰も呼んでねーのかよ?」


ケ「だって、もう夏休みは終わっちゃったんだよ?皆さん忙しいから、
 こういうの参加出来る時間もなくなちゃったみたいだし」


ヴ「……あたしも忙しいんだけどな。だからこんな深夜に来てやってるってのに、
 なんだよこれ」



がらーん






「あたし達以外スタッフも誰もいねーのかよ!!カメラ一個じゃねーか!!」




ケ「だって、他のカメラはでっかくてプロじゃない私には扱いが難しくて……。
 良いじゃん良いじゃん、可愛く写ってるよ♪」


ヴ「て、そういう問題じゃねーし。ってか、人が来ないならこんなコーナーやんなくてもいーんじゃねーのか」


ケ「うーん、一応海馬社長との契約で借りてる部屋と機材と時間だし、
 せっかくなのに勿体無くない?それに、私は二人でも……(モジモジ)」


ヴ「?」


ケ「なんていうか、二人っきりで実は何をしても許されてしまうお決まり展開とか~、
 そういう感じのラブラブ展開を期待したりしたりしていたり~~~!!」


ヴ「そんなことよりお菓子よこせ」


ケ「はい(ショボーン)」





「……モグモグ(クッキーうめー)。あ、これ食ったら帰るからな」




ケ「ああ、そういえば来てはくれなかったけどお手紙をくれた人はいたんだった。
 一応悩み相談のお手紙です」


ヴ「へえー…………って、はぁ!?げほげほっ(むせた)……んな話聞いてねーぞ!?
 早く見せろよ、危うくスルーする所だっただろうが」


ケ「はい、なのはさんから」


ヴ「なのはから?」




~~~~~~~~~~手紙~~~~~~~~~~

ヴィータちゃん元気?

休暇が終わっちゃったから、なんか一気に皆忙しくなっちゃったんだってね。

あ、そういう私もお仕事で手が離せないから、皆のことは言えないかな?

しばらくは来れない日が続くと思うんだけど、

私もコーナーを見て応援してるから頑張ってね!

あ、そうそう、今度コーナーに行く時には何かお菓子をお土産に持っていこうと思うんだけど、

何か食べたいものとかあったら少し教えて欲しいな。



高町なのは

~~~~~~~~~~終了~~~~~~~~~~




ヴ「……ケフカ」


ケ「ん?」





「これは悩み相談じゃねーだろうがァ!!!



ケ「ぎゃあああっって、ちょっとたんま!たんま!」


ヴ「なんだよ!舐めてんのか!応援してるって、
 応援も何も悩み相談が来てねーんだから、頑張りようがねーんだよ!!


ケ「まぁまぁ、ところでもしお土産持ってきて貰えるんだったら、
 何を食べたいの?この際はっきり言っておけばいいじゃない」


ヴ「っ……そりゃあ」


ケ「さぁ!画面に向かってはっきりと!!」


ヴ「あ、あんまり押すんじゃねー(汗)」


もじもじ





「あたしは、翠屋のケーキが久々に食べてみたかったりするようなしないような…」




ケ「それってどっちなの?」


ヴ「…………う、うるせー!食べてみたかったりするよ!!悪かったな!!!」


ケ「はい、そんなわけで今回の悩み相談でした~♪」


ヴ「いきなり勝手に終わらせてんじゃねーーーーーー!!!!!!!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

さて、第19回の『ヴィータの悩み相談』どうだったでしょうか?
色々な方が忙しくなり、悩み相談は人が来ない様子。お便り募集中です(笑)

注意

・ このコーナーはヴィータちゃんに毎回リリカルなのはの皆さんが相談をしに来るというものです。

・たまに主催者ケフカや仲間達が相談しに来ることがあります。

・たまにブログのファン様や友達様が相談しに来ることもあるかもしれません。

一応二日に一回位の更新を目安にしていきます。ただしヴィータちゃん以外の画像は、
完成するまでは今回の私のように文字だけになりますのでご勘弁を(汗)



「次回もまた見てくれよな!……ってなんだこれ」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『ヴィータちゃん日記系』 | 23:39 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

月夜になのは物語590(教導)『新たなる始まり』


※この物語はなのはシリーズの二次創作小説です
苦手な方はお戻りください

・この物語は夫婦である大魔導士ケフカ鉄鎚の騎士ヴィータ
そしてなのはシリーズの方々が日常を送るお話を書いたものです。
時々このブログ神の英雄セフィロス、友人の海馬、幻想郷の住人、ブログの方々も出てきます。
尚、画像固定では無い方ではヴィータちゃん以外のなのはシリーズの方々が主です。
 


第590
『新たなるはじまり』
 

別の世界から来た意思達が引き起こした事件は、幸いなことに一人の犠牲者も出さずに終わりを迎えた。

敵の意図していた計画、用意していた数々の罠の規模から見ても、
今回の迅速な事件解決は真に運がよく、素晴らしかったことは言うまでもない。

ミッドチルダの町は一部完全に崩落してしまった。だが、町はまた作り直せば良い。
被害は大きいとはいえ、出たのが怪我人だけで済んだのは何よりも幸いなことであった。





本当に幸いなことに、一人も犠牲者はいなかった。





「……で」

三つの小さな影がそこにはいた。


「これは一体なんのつもりなんでしょうか?」

「ん~?」

ケフカが指を暇そうに持て余しながら振り返った。
ここは管理局の一室。ケフカの専用の部屋でもなんでもないが、特別教導官として借りている部屋だ。
彼はボリボリと頭を掻くと、面倒くさそうにもう一度声を鳴らす。

「んん~~?」

「……なんですかその反応、あなた私達を小ばかにでもしているんですか」

目を細めて金髪の少年が言う。一方、隣の赤めの髪の少女は、

「そんなに噛み付かなくても良いじゃない。この人は最初からずっとこんな感じだったわ」

と、少年をなだめた。また、もう一方の黒髪の少年は、

「事実小ばかにしてるんだろう、当たり前だこんな体にされて」

と、冷ややかな目でケフカを睨み付けている。金髪の少年はそれでもまだ言い足りないらしく、
その小さな口を開きかけた。

と、その時。

「もーあかんよ、そんな態度ばっかりとってちゃ。三人がケフカさんと話がしたい言うから連れてきたんやろ?
普通ならもう何も出来なくてもここまで自由に頼みは聞いてあげないんやから」

三人の後ろで成り行きを見守っていた八神はやてが口を挟んだ。
その一言に核心を突かれたようで、少年はぐっと口をつぐむ。

「……そうでした。すいません」

「ええよ。でもほら早く話ししてな。あんまりお話出来る時間も長くないんやから」

「はい」

金髪の少年はようやく割り切ったのか、真剣な表情でまた聞いた。
ずっと気になっていたことを。

「もう一度聞きます。これは一体なんのつもりだったんですか?
事件の首謀者である私達三人をこんな形で助けるなんて

そう、三人はただの子供達などではもちろん無かった。つい昨日起こった管理局本局を襲撃した事件、
それを引き起こした首謀者・力なき意思達なのである。

彼らは超巨大マシンと己に宿る全ての魔力を使い怪物を生み出し、
怪物が町を破壊しつくし、保管庫のとある管理物まで辿り着く腹であった。

しかし怪物は倒され、その時に意思達も消滅する……はずだったのだが。

鉄槌の騎士を愛する道化は、何故か彼らを助けていた。

「ホッホッホ、私は魔力関連ならお任せあれだから、お手の物だったよ♪
分裂させた怪物の魔力から君達の魔力のみを取り除き、新たな体を作り出した……って前に言わなかった?」

「言いましたよ。だから、そういうことじゃなくてですね……」

「もしかして理由を聞いてるの?なんで君達を助けたのか」

「さっきからそう言っているでしょう」

傍から見れば子供と道化の会話、内容も子供と道化の会話。
要領を得ない話がまた続きそうになったが、はやてがそれを止める。

「ほら、時間時間」

「おっと……これ以上は私もヴィータちゃんに怒られてしまいます。じゃあ教えましょう、
何故私が君達を助けたのか。それは」

ケフカが今まで弄っていた人差し指で三人をそれぞれ指差す。

「頼まれたから!です。はい」

「…………はい?」

「だから~、頼まれたんだよ。なのはさんに」

「え」

いまいち伝わっていない様子の三人に彼はゆっくりとはっきり言う。

「最後の作戦の直前になのはさんからせめて三人を何とか助けてあげられないかって聞かれて、
ありますって言ったら頼まれた。だから助けたんだよ」

「なんですか、それ。敵を助ける方法を最後まで考えていたということですか?」

「そう」

「そうって……」

彼のさらりとした返答に三人は呆気に取られてしまう。

「私はなのはさんに詳しいわけじゃないけど、ヴィータちゃんからよく聞く話じゃ、
なのはさんはやっぱりそういうことを普通に出来ちゃう人なんじゃないかな。
例え自分が危険な状況でも相手のことまで心配して、出来る限り助けようと手を差し伸べる」

「分かりませんね、そんなことをして何が残るんですか?
名声?富?何が目的かは分かりませんが酔狂なことです」

「うーん、別にそんなんじゃないと思うんだけどね」

笑いつつも何か含む様子でケフカは言う。

「誰に対してもどんな時でも全力全開で頑張れる。それだけなんじゃないかな」

「そんなものは……」

「いるんだよ、そういう人。そして、そんな人達がたくさんいるから、この世界は強い。
こう考えてみると、人間のこともちょっと見直せない?まぁ君達は嫌いってわけじゃないだろうけど」

「…………それでも、私達は…」

「うん、君達が特別ってわけでも無いと思うからあんまり深く考える必要は無いと思うよ。
ただ、自分達を助けてくれたことに対する純粋なお礼はちゃんと言っておいた方が良いけどね」

「……わかりました。いえ、分かりませんけど、とりあえずお礼のことは考えておきます。
ところで……」

金髪の青年は髪を一度さすってから聞く。

「なんで私達の体、こんなに子供みたいな大きさになっているんですか?
魔力とかが使えないのは当然だと思いますけど」

「あーそれは可愛いから?大丈夫大丈夫、いつか大きくなると思うよ、多分」

「た、多分?」

「そ、多分♪ホッホッホ」

道化の笑みは何もかもを誤魔化す勢いであり、
また元意思達も何故かそれで誤魔化されてしまった。

「ほな、そろそろ行こうか」

はやてが和んだ雰囲気を感じ取り、薄っすら笑顔で言う。
三人はもう力も能力も発揮できない。だが、事件の首謀者だったのには変わらないのだ。
これからどれくらいの時間になるかは分からないが、しばらくは自由に外へ行くことは出来なくなるだろう。

だからこそわざわざはやてが付き添いでこの話の場を設けたのだから。
三人もそれを分かっているから黙って頷く。

「分かりました」

「あ、そうそう」

思い出したようにケフカが付け足す。

「君達三人の魔力も能力もあの時の分裂で全て消してしまったけど、
君達はその体で、新しく生まれ変わった。もしもまた何かあって頑張るようになったら、
もしかしたら新しい自分の力が目覚めるかもしれないね」

「……ふ、なんですかそれ」

少年は少しだけ笑い、少しだけ考えてから、

「一応、覚えておきますよ」

少しだけ頭を下げた。今の彼が出来る、生まれて初めてのお礼であった。














「人間のことを見直せないか、ですか。全く、意味は分かりませんでしたね」

「でも見直せる気がする。そうでしょ?」

「あなたまで何を言うんですか、いきなり」

「ふふ……。もうあなたと呼び合っているわけにもいかないかもしれないわね。
あの人の話じゃ私達は生まれ変わったみたいだし」

「おいおい、今更名前なんて付けて呼び合うのか」

「何よ、嫌なの?」

「いや、だってな……お前も嫌だろ?」

「…………この体では意思疎通も会話を通さなくてはなりませんし、
名前というか、識別名くらいは欲しいですかね」

「なんだよそれ」

「君達名前が欲しいんか?」

「え、あ……一応」

「だったらうちの家族総出で今度考えてあげようか。きっとなのはちゃんとかも考えたがると思うし」

「あっえ……そ、その」

「でも、私達はあなた達の……敵ですし」

「ええやん名前くらい。それに、もう私達は敵やとは思ってへんよ(ニコッ)」

「あの…………じゃあ、お願いします」

「ん、任せておいてな」










それは三人の新たなる始まりであった。

後に、

金髪の少年はレネウス、

黒髪の少年はメギト、

赤髪の少女はエルフィネス

と呼ばれ、別の世界に大きな影響をもたらす存在となるのだが、
それはまた別のお話。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
というお話でした^^
今回は事件解決後の元意思達のお話でしたね♪
新しく自分だけの肉体を持つ存在として生まれ変わった三人は、
揃って新たなる方向に進んでいこうとしています。
姿こそ子供になりましたが性格には変化無しでしたねw

最後のお話は「いぬかみっ!」から来ています。
もしもお時間あればいぬかみっ!も是非読んで欲しいですね(笑)

さて、

昨日はイラストを描いていたら更新できませんでしたね、

とりあえず今からでもゆっくり周って行きますb

ではでは
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 03:29 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

君に届け17巻購入~泣かされそうになった~


はい、どうも。おはようございます、こんにちわこんばんわ

最近は「月夜になのは物語(教導編)」が最終決戦と言うことで連続更新していましたね。
今回はそんなわけで、本日発売だった「君に届け17巻」を買ってきたので、少しだけ紹介しようと思います。

私は君に届け大好きな人ですが、連載されている別冊マーガレットは買っていないので、
毎回コミックが出るのをまだかまだかと待ち続けています。なので久しぶりの君届でしたね。

と、その前に「君に届け」を知らない人にちょっぴり説明。

・君に届けとは別冊マーガレットで絶賛連載中の少女マンガ。

主人公、黒沼爽子は陰気で見た目が暗めな高校生の女の子。
クラスに馴染めずにいた彼女がクラスで人気のある風早翔太と出会いをきっかけに、
友情や恋愛を通して成長していく、そんな物語です。

少女マンガと聞くと男性はあまり読まないイメージがあるかもしれませんが私は普通に読んでいますね。
ちなみに過去にはアニメ化もしたことがあります。続きが出たら嬉しいところ。
声は 黒沼爽子・能登麻美子さん 風早翔太・浪川大輔さんなど





さて、では17巻の感想……というかまぁ読んだ感じを少しだけ書いていきます。

まずタイトルにも書きましたが私、不覚にも泣かされそうになりました(笑)

「久しぶりの君届か~買って読みましょ読みましょ」

と軽い気持ちで電車で読んでいたらこれですよ!危なかったですよ!!人いっぱいですよ!!
泣きそうに…というのは泣かなかったということですが、それは実は電車ではあまりに感極まりかけたため、
最後の方数ページ残して家に帰ったためですね。

ただ、あれはあれで勿体無い事をしたなという感じです。やはり初見が一番グッときましたからね。
泣いてでも電車で読むべきだったか、最初から帰って読むべきだったのか…。





そんな私の個人的な話はともかく、お話は例の通りにやにや……そして、今回はとにかくグッと来る巻でした。

涙が出そうになったあの時の感覚を「感動」と言いたくない自分がいる。
わざわざ言葉に変えなくても良い感情もあるのかもしれませんね。大変素晴らしかったです。

このマンガの主人公である爽っさん(名前で呼ぶわけには…)は本当に、
いつでもどこでも応援したくなる魅力を兼ねそろえているのですが、
今回は応援する暇も無いほど自分で頑張っています。毎回そうですが、今回はもっとでしたね。
成長を感じるというのはこういうことなのか、そんな感じです。


また今回いつもと違うのは爽っさんだけじゃなく、友達の二人にもグッとくる巻だったことですね。
三人のグッとくる=3倍ダメージとでも言ったところでしょうか。
誰一人不幸になって欲しくないと強く思えるのが凄いところです。


本当にたくさんの人に知ってもらいたいお話ですが、
17巻だけ読むよりも1巻から読むことをおすすめします。
まぁ時間もお金もかかりますし、こういうのは好みが違うとどういう印象を受けるのか分からないのですが、
私は少なくともこのマンガと出会えて良かった、と胸を張っていえる。
そんなマンガで、そんなことを思い出させてくれた巻でした(笑)

というか、全部読んだ後に表紙を見るとまた中々込み上げてくるものがあります……。





むう、それにしてもこのマンガの主人公の爽っさんの応援したくなるオーラは凄まじい、
それでいて、イケメン風早くんと二人が末永く仲良くなっていくことを祈っている自分がいる。



これは私とヴィータちゃんも負けていられないな!!←結論



ヴィータ「……うぅ、な、な……泣いてなんて、無いんだからなぁ……!!」

ケフカ「そんな君に届け私の気持ち!!」

ヴィータ「今はこっちを見るなァ!!!!」

ケフカ「ごぶぬぁ!!!」




君に届け17巻は本日から絶賛発売中。
まだ読んだことの無い方は1巻から絶賛お勧め中(私が)

| 雑記等 | 22:19 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

月夜になのは物語589(教導)『空に散る力(決着)』


※この物語はなのはシリーズの二次創作小説です
苦手な方はお戻りください

・この物語は夫婦である大魔導士ケフカ鉄鎚の騎士ヴィータ
そしてなのはシリーズの方々が日常を送るお話を書いたものです。
時々このブログ神の英雄セフィロス、友人の海馬、幻想郷の住人、ブログの方々も出てきます。
尚、画像固定では無い方ではヴィータちゃん以外のなのはシリーズの方々が主です。
 


第589
『空に散る力』
 

↓BGMを流してください☆





高町なのはとヴィータの最大にして最高火力の攻撃。天災すら超えるかの如きその攻撃は、
怪物の動きが完全に止まってからも続けられ、数分が経った。

その間ももちろん彼女達の攻撃は一切手を抜かずに、全力全開で繰り出され続けていた。

























ひたすら自分の持つ力の限界まで、力をずっと吐き出す。一見単純に聞こえるこの作業は、
彼女達にとってまさに地獄のような苦労と辛さを与えていた。
普段使用する魔力量など、とっくに超えている。人の身にして人ならざるレベルの力を使役し続ける、
なのはの作戦は傍から聞いても無茶であり、実質的にも無茶であった。

大体普段は敵を追い詰める際に使うような最終手段の攻撃を、長い時間持続し続けること自体が無茶なのだ。
現在繰り出している攻撃は威力を落とさないよう、且つ攻撃範囲は三倍以上。
まさに無茶の重ねがけと言っても良いだろう。

無茶が持つと考えた提示時間も予想よりもずっと長く感じられる。
ケフカの提示した時間は数分間。つまり数分間、建物のように巨大な怪物を足止めして留めて置くということ。

そして、その提示された時間に間もなく指しかかろうとしていた。



(後本当に少し……ほんの少し……!)

既に両者手足の感覚はほとんどなく、主に自分達の攻撃の反動で体力も極限状態だ。
提示時刻が過ぎたとしてもケフカが何らかの行動を起こすまでは攻撃は続けらなくてはならないだろう。
だが、二人には既に提示時刻まで攻撃が持つかどうかも怪しい位の力しか残されていなかった。

体中の魔力が尽きかかり、体力も精も根も……何もかもがすり減らされ、
気力までもが奪われかけていく。

その時、一つの音が辺りに響き渡った。

グゥルウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウゥゥ

「!!?」

それは二人が待ちわびていたケフカの声ではなかった。

巨大で鈍重な唸り声、自分達の攻撃の真下から響き渡るその怪物の声は、
間違いなくあの甲冑を着る怪物のものである。初めての一声をあげ、
怪物はまだ動く意志を見せている。

誰にも止められない破壊行動を持つ怪物は完全には収まってなどいなかったのだ。
ヴィータの鉄槌で潰され、なのはの砲撃を浴びせられ続けて尚、
怪物はずっと抗うことをやめず、永遠と腕力による復帰を狙っていた。

もしも今攻撃の手を緩めれば、怪物は真っ直ぐ自分達へ襲い掛かって来るはず。
そうなったら終わりだ。

「ぐぅぬぁああああああ!!!!!まだっ……かよっ!!」

怪物はゆっくりと、着実にパワーを取り戻し始めていた。
ヴィータの鉄槌を真下から凄まじい力で押し返し初め、なのはの砲撃にすら耐え切る。

元から二人はもうほぼ極限状態。事態は最悪であった。

そして、ついにその時はやってきてしまう。

今まで極太の大きさを維持していたなのはの砲撃が僅かにノイズが走ったようにぶれた。

「……?」

かつてないその異常に首を傾げる余裕すらないなのはは目を開き驚く。
異常はすぐに広がり始めた。あれだけ圧倒的な大きさを誇っていたスターライトブレイカーの輝きが、
段々と弱まり、小さくなり始めたのだ。

限界だった。

(!?そんな……もう……)

必死で砲撃の視点がズレないように抑えるなのは。けれど、砲撃の威力が弱まっては意味がない。
残る気力を振り絞って攻撃は続けられても、使えば減る魔力まではどうにも出来ない。

「くそっ、なのは……!」

ヴィータも彼女の砲撃の威力減少に気づき、またその分の攻撃負担によりついに限界を迎えた。
アイゼンの大きさがゆっくりと小さくなっていく。

(くそっ、くそっ!!!ケフカは何やってんだ!!!これ以上は本当に……)










そんなヴィータの心の声が聞こえてか、
待ちくたびれられていた彼はようやく動いた。










遠方、ケフカとシグナムがいる場所が突然星のように眩しく輝いた。

「……信じられないくらい遅れてしまいました。これはもう後で怒られても仕方ありません。
だから、今だけはかっこつけさせてください。見せ場ですから」

誰に言っているのか分からないそんな言葉を呟き、
彼は両腕を左右に空間を引き裂くように思い切り振った。

「魔力結合解除」



黄金色の輝きが迸ったかと思うと、異変はもう起こっていた。
なのはとヴィータの攻撃の下から、急に何の重圧も感じられなくなる。
いきなりの感触に戸惑う二人。

そんな彼女達に、既にケフカから離れていたシグナムが近づいていく。

「シグナム……?」

「ああ」

「ケフカさんの護衛は……」

「もう必要ない」

まだ状況が分からず攻撃態勢を解かない二人を優しく抱きとめると、
烈火の将は下へ視線を送り、言った。

「もう、終わったんだ」

シグナムに続けてなのはとヴィータも下を見る。









怪物は真っ二つに引き裂かれ、完全に行動停止していた。

よく見ると、分かれた二つの巨大な体も小さな球体のようなものに分裂し、
まるで何事もなかったかのように宙へと消えていっている。

「奴を構成する魔力が完全に分散していく。お前達は町と町の人々を守ったんだ」

「……そう……良かった~……」

「ああ、良かった……な」

「おっと」

二人は意識を失うようにうな垂れ、眠りに付いた。
シグナムは二人を抱えたまま、もう一度下を見、魔力の球が消えていく空へ視線を向ける。

「……長い、一日だったな」

「ええ、全く……もうえらく長い一日でした」

うんうんといつの間にか隣にまで来ていたケフカが頷いた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
というお話でした^^
今回はようやく長かった教導編、最終決戦決着のお話でしたね♪
最後の最後まで力を出し切り、怪物の行動を抑えてくれた二人は、
決着と同時に疲れたのか眠ってしまいました。本当にお疲れ様でしたね…☆

今までの時間稼ぎは私が怪物を構成する魔力を完全に分散するためのものだったのですが、
怪物のあまりの大きさにかなり時間がかかってしまいましたね;

上手くいって良かったですが時間がかかりすぎてしまいました。
とりあえず教導編最後の敵、撃破です!!

さて、

本当はもっと早く更新したかったのですが、イラストを描いたり、
BGMを選んでいたらいつの間にか時間が……(汗)

今回も遅くなりましたが周っていきますねb

ではでは
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:59 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

月夜になのは物語588(教導)『星と鉄槌のごり押し』


※この物語はなのはシリーズの二次創作小説です
苦手な方はお戻りください

・この物語は夫婦である大魔導士ケフカ鉄鎚の騎士ヴィータ
そしてなのはシリーズの方々が日常を送るお話を書いたものです。
時々このブログ神の英雄セフィロス、友人の海馬、幻想郷の住人、ブログの方々も出てきます。
尚、画像固定では無い方ではヴィータちゃん以外のなのはシリーズの方々が主です。
 


第588
『星と鉄槌のごり押し』
 

管理局を……町を脅かす怪物。それは今までなのはですら一人では戦ったことのないレベルの相手であり、
同時に今回絶対に負けるわけにはいかない相手でもあった。

↓BGMをどうぞ☆

怪物の強烈で不意をついた攻撃に苦しめられるなのはとヴィータ。
荒ぶる豪腕で巨大な攻撃は二人所か町そのものを対象に破壊していっている。
とても人間の身でまともにやり合えるようには思えない。けれど、
そんなこの状況でも高町なのはの目は全く諦めていなかった。

(こちらからの攻撃は利いても痛覚が無いのかほとんどその効果は見られない。
腕や足を切断出来れば戦闘不能には出来るかもしれないけどシグナムさんは動けないし、
どうすれば……)

必死に今まで得た戦闘経験と知識を振り絞り、敵を抑える方法を考える。
怪物は相変わらず何も考えていないようで周囲にある建物などを切り崩していっている。
あまり考え込んでいる時間も無さそうだ。

ふと、悔しげにヴィータが呟く。

「くそっ、せめてケフカの言う秘策までだけでも動けなく出来たらいーのに……!」

「……秘策までだけでも……あ、そうだ!」

「?どうした?」

「あのね、(ボソボソ)」

何か閃いた様子でなのはは素早くヴィータに耳打ちした。
すぐにヴィータの表情がみるみる嫌そうな顔に変わっていく。

「うげー……冗談、じゃねーんだろうけど。おめーはまた、
なんでそんなこと平気でやろうと思うんだよ」

「大丈夫、今なら出来るよ。まだ戦闘も長引いてないし、
ケフカさんが言ってた時間内ならなんとかもういけると思う」

「そういうことじゃなくてだな、あーもう……言うだけ無駄か。元からのその性格は直んねーみてーだしな」

「あ、あはは(汗)。でも、きっと二人でならそんなに無茶じゃないから。
早く戻って……」

管理局の医療病室には眠り続けているフェイトと一緒に待ってくれているヴィヴィオがいる。
それに今は局のため、仲間のために身を張って頑張った新人達も。
二人の姿が頭に浮かび、なのはは続けて言った。

「待ってくれてる皆を迎えに行きたいしね」

「……いつだってそうだろ、おめーは」

ヴィータは顔は僅かにぶすっと、しかしどこか嬉しそうに返した。









変わらず無差別に破壊を繰り返している怪物。なのはとヴィータは怪物の視覚に入らない位置まで飛び、
そこで動くタイミングを見計らう。怪物は無知で無思考だが、身体能力は高い。
もしも少しでもこちらの存在を認識すれば、飽きれた破壊衝動と桁外れの跳躍力で、
恐らく自分達の下まで飛んでくるだろう。建物が飛びかかってくるなど誰も体験したくない。

数分ほどなのはは真上からまっすぐ怪物に狙いをつけたまま魔力を集束する。
その間、ヴィータはなのはとは少しだけ離れた位置でアイゼンを構えていた。

集束を終えるとなのははヴィータに声をかける。

「ヴィータちゃん、いけるよっ」

「よし、それじゃあいくぞっ」





「「せーの!」」





「スターライトブレイカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ギガントシュラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

誰よりも負けない想いと願いの持ち主、高町なのは。
彼女が思いついた絶望的な敵に対する戦闘方法とは、ごり押し……それも、
並大抵ではない全力のごり押しであった。

怪物の真上ではまずヴィータの鉄槌が先に膨れ上がった。全長だけなら怪物の体位はあるかもしれない。
今までに無い程巨大に、圧倒的な迫力を持つ形状に変わったアイゼンは、
1秒たたずに鉄槌の騎士の剛力によって振るわれ、下にいる怪物を直撃する。

全く何の危惧もしていなかった怪物は無防備な状態でまともに鉄槌を受けてしまう。

「うぉがぁぁぁぁぁうううううううううううううううううううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう!!!!!!!!!!」

そのまま振りかぶろうとするがやはり怪物は暴れ始めた。鉄槌の直撃を受けてなお、
その鉄槌を破壊せんと暴走しているのである。あの信じられないパワーならば不可能ではないだろう。

ヴィータの顔には苦悶の表情が浮かぶが、それでも攻撃は止まらない、いや止められない。
まだもう一つのごり押しが待っているのだから。

なのはの放った集束砲撃はヴィータが鉄槌を相手にぶつけるまでコンマ1秒程待たれていた。
既に時は経ち、放たれた砲撃はなんとギガントシュラーク発動中のアイゼンと並ぶ程、
空間一つまるごと飲み込めそうな桜色が真上から怪物に襲い掛かる。

アイゼンにより押しつぶされかけていた怪物はそれに耐えられない。

圧倒的な力の更に上から圧倒的な砲撃がぶつかっているのだ。もはや抗うことすら出来ずに、
怪物は地面に強引に押しつぶされていく。

「はぁぁぁぁああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!

叫び声を上げて砲撃を放ち続けるなのは。怪物がずぶずぶと沈んでいく様子を見ても、
全く砲撃の威力・大きさを弱めることなく攻撃し続けている。周囲の建物も巻き込む勢いだ。

二人のプランの最後はこういうものであった。










「バカ出かくて強い攻撃で敵を押しつぶすなんて、本当やろうと思う方がバカだよな。
あれ、でも押しつぶした後はどうすんだ?あのタフさ……それでも倒せるかどうかって感じだけど」

ヴィータの疑問に彼女は笑顔で返した。

「だから、倒すんじゃなくて時間稼ぎだよ」

「時間稼ぎ~!?」

「そう。押しつぶしてからが勝負」










「押しつぶした後はずっと全力全開で~~~……」

「時間が来るまで押しつぶし続ける!!!ってこれどんだけ無茶苦茶だよ!!!」

そう、二人の作戦「ごり押し」はここからが本番。
ケフカの提示した時間が来るまで、自分の魔力と体力が空になる勢いで怪物の動きを抑え続ける。

言っても残り時間は本の僅かなのだが無茶には変わりない。
1秒ごとに巨大砲撃一本分の魔力をどんどん消費していく。流石の二人も数秒で辛そうな表情だ。

だが怪物には効果があったようで、あれほど暴れていた力の象徴が全く動けない。

「ほらほらヴィータちゃん頑張って~~~~~~~!!!」

「うっせーーーー!やってるだろうが~~~~~~!!!」

二人の驚異的な攻撃は続いた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
というお話でした^^
今回も最終決戦の続きのお話でした!
圧倒的な力のごり押しの前に、更にもっと強い力でのごり押しですね……(汗)
流石の圧倒力に怪物も完全に動きを封じられたようです。
次回、いよいよ決着が……!!

さて、

実は昨日は自分でも気づかない間に寝てしまったので更新出来ませんでした…。
そして今日は何だかずっとイラストの色を塗ったり歌を歌ったりしていました。
歌の方は後で適当に更新しようと思います。

今日も遅くなりましたが周っていきますね♪

ではでは
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:49 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

月夜になのは物語587(教導)『想いを持つ者』


※この物語はなのはシリーズの二次創作小説です
苦手な方はお戻りください

・この物語は夫婦である大魔導士ケフカ鉄鎚の騎士ヴィータ
そしてなのはシリーズの方々が日常を送るお話を書いたものです。
時々このブログ神の英雄セフィロス、友人の海馬、幻想郷の住人、ブログの方々も出てきます。
尚、画像固定では無い方ではヴィータちゃん以外のなのはシリーズの方々が主です。
 


第587
『想いを持つ者』
 

「……?」

ようやく敵を真正面から倒すことが出来た、その矢先。ヴィータは妙な違和感を感じていた。

(あのデカブツ、どこ行った……?)

怪物は確かになのは、ヴィータ、シグナムの連携攻撃でバランスを崩し地面に倒れた筈だ。
倒れる瞬間も地面に体が崩れ落ちていく様も彼女はしっかりと見ていたし、音も聞こえていた。
問題はその後。

倒れた怪物の体はどこに消えた?

ゴォッ

「「!!!」」

ゾクリとした感覚がヴィータとなのはを捉える。長年の戦いの本能が、危険を告げていた。
何がどう危険かなど説明は出来ない、ただこのまま空中に立ち尽くしてはいけないと、
二人はほぼ同時に感じる。

(なんだこれ、ヤベェ…!?)

(間違いない、危険が…!)

背後も見ずに空を翔る二人。そして更にその後ろでは途方もなく巨大な剣が振り下ろされていた。
縦切りの一閃が空を引き裂く。

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

もはや攻撃対象は二人などではない。空と大地、二つを一太刀で粉砕していく剣の攻撃。
長大な攻撃範囲を誇るそれは、直感により回避行動に移っていたなのはとヴィータを逃さすことなく、
その破壊の渦の中に飲み込んでいき、弾ける。

大地は悲鳴のような地鳴りを響かせ、空を唸るような風が吹き荒れる。
まさに怪物の一撃。人間では決して届かないであろう圧倒的な破壊力。
自然災害クラスの力の持ち主がそこにはいた。





「なのは!!!ヴィータ!!!」

一部始終を見ていたシグナムが思わず声を荒げて叫ぶ。幾ら訓練を積み力をつけている二人とはいえ、
今の攻撃をまともに受けて無事でいられる保証はない。

「くっ」

「大丈夫、ですよ」

飛び出し、今にも助けに向かわんと弓を刃に変形させようとする彼女にケフカが声をかける。

「二人の魔力は消えていません。だから、もう少しだけ我慢してください。
もう、あと少しなんです」

嘘ではない。確かにあれほどの攻撃を受ければ人間など一瞬で灰燼に消えても不思議ではない。
だが魔力を見通すケフカの目には、攻撃に飲まれて尚消えることのない二つの輝きがはっきりと写っていた。
まだ、二人は平気だ。それ故に、あと少しの計画をここで危険に晒す訳にはいかない。

シグナムはケフカの言葉に僅かながら迷いを見せた後、
それでもすぐに彼と二人のことを信じ、身を引いた。

「……分かった」





「…………」

声など出さず、意思を見せず。

力なき意思達と違い、怪物はまさに意思なき力であった。

過去に力ある者から生まれでた三つの意思。

力ある者が力を持ちすぎた故に、世界にその存在に否定された意思達。

理由は力、目的も力。

彼らが望んだのは世界に自分達を知らしめるための力。

そのために何年も何年も、数え切れない年月に彼らは力をつけ、願っていた。

結果計画は遂げられず、最初から用意していた半端な力のみがそこには残る。

怪物は彼らが持つ全ての力にして希望。

だからこそ強かった。何よりも力強く、何よりも巨大で、何よりも負けない存在。

彼らの願いを叶えるために必要な力はそれでも足りない。

けれど少なくとも、半端な力で願いの……力の象徴ともいえるその怪物を倒すことなど出来ないのだ。

願いの強さ、想いの強さこそが意思の強さなのだから。















しかし、もしも半端な想いなどではなく、半端な願いなどではなく、

誰よりも強い想いと願い、それらを持つ者がいるのであれば。















(くそっ、体は完全に流れに持ってかれかけてる……このままじゃ)

小さな鉄槌の騎士はバリアを展開することですんでの所で怪物の攻撃の直撃を回避していた。
それでもあまりにも攻撃の威力が強すぎるために体勢が完全に崩れ、
戦闘体勢に戻ることが出来ずに流されていっている。バリアもいつまでも持たないだろう。

ダメージを受ける覚悟すら決めかけた、その時。

「ヴィータちゃん、バリアを強く張って」

ボソリとそんな声が聞こえた。

「え?」

声に反応してそんな声を出してしまうヴィータに構わず、声の持ち主は大声で言う。

「ディバイン……」

ヴィータにはその声だけでこれから何が起きるのかが容易に推測出来た。
そしてその「推測出来たこれから」に焦りを見せる。

「ちょっ、ま、待……」

「バスターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

貫通力のある砲撃が、敵の繰り出した斬撃を撃ちぬき、突き抜ける。
比較的今までの砲撃に比べれば小さめだが、それでも威力も大きさも十分。
桜色に輝く一線がヴィータを巻き込み、力の流れから解放する。



「あ、危ねーだろうが!!いきなり何しやがるんだ!!」

「ごめんごめん。でもヴィータちゃんなら間に合うと思ったし、
あのタイミングじゃないと流されてたと思うよ?」

「う……」

攻撃の流れから逃れたヴィータは助けてくれたなのはに顔を背けて言った。

「まぁ助かった……ありがとな」

「うん♪……それじゃあ、もう少しだけ踏ん張ろうか」

なのはは自分も手傷を受けていると言うのにその様子を微塵も見せずに微笑んだ。










誰よりも強い想いと願い、それらを持つ者がいるのであれば、

きっと恐れることなど何もない。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
というお話でした^^
今回は引き続き最終決戦のお話でしたね♪
意思達が望み願った力、それこそが怪物の正体でした。
かれらはその力を中心し更なる力を望んだのですね。知らしめるための力を。
そしてそんな強い想いに、負けない想いを持つ人が…人達がいる。

もうすぐ戦いの決着が付きます。

さて、

明日などは本格的に帰ってくるのが遅くなってしまうかもしれません(汗)

とりあえず今日の所は周って行きますねb

ではでは
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

月夜になのは物語586(教導)『拮抗する力』


※この物語はなのはシリーズの二次創作小説です
苦手な方はお戻りください

・この物語は夫婦である大魔導士ケフカ鉄鎚の騎士ヴィータ
そしてなのはシリーズの方々が日常を送るお話を書いたものです。
時々このブログ神の英雄セフィロス、友人の海馬、幻想郷の住人、ブログの方々も出てきます。
尚、画像固定では無い方ではヴィータちゃん以外のなのはシリーズの方々が主です。
 


第586
『拮抗する力』
 

「うぉぉぉぉぉああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

「はぁぁあああああああああああああああーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

莫大な魔力と力を駆使したヴィータとなのはの巨大攻撃。そしてシグナムの高威力の遠距離攻撃を受けて、
それでも尚怪物は揺ぎ無い様子で戦いを挑んで来た。いや、相手にとっては戦いではなくただの破壊活動か。
片腕の長剣の一太刀がまずはヴィータへと狙いを付けて、振るわれる。

(早っ……)

刹那の感覚でヴィータは回避に出ようとするが、巨体からは似合わない剣の速さと、
何よりも小さな建物程の大きさを持つ刀身の攻撃範囲があまりに大きすぎる。
気づいた時には攻撃を回避出来るような余裕はない。

「ヴィータちゃんっ!!」

「ちっ!」

砲撃で援護しようとしかけるなのは。だが、今から放つのでは間に合わないだろう。
それを悟るヴィータはギガントフォルムのアイゼンを振り回し、怪物の攻撃に合わせて打ち付けた。
大きさだけなら鉄槌のサイズも負けてはいない。
となれば、繰り出す存在の力比べだ。

鉄槌と剣は間もなく凄まじい音を立ててぶつかり合う。
衝撃波が周囲を襲った。

「ぐうぉおおおおおおらぁぁぁあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

自らの力と敵の力の拮抗、その衝撃で思わず吹き飛びそうになる体を強引に堪えさせ、
ヴィータは怪物に負けじと更に鉄槌を振るう力を込めた。怪物の方は自重があまりに重いからなのだろう、
衝撃波にも全くよろめく様子すらない。

鉄槌の騎士が力によって作った隙を、なのははもちろん見逃さない。
不動とはいえ攻撃途中の怪物に、今までよりは小さめだがそれでも十分大きな桜色の砲撃が、
いくつも放たれる。

今まで攻撃が命中していた箇所は頭部のみ。即ちダメージも頭部には蓄積されていると考えて良いだろう。
けれど、今はこのままでは衝撃波の影響をまともに受けているヴィータが力負けし、
あの巨大な剣の一撃を受けてしまうかもしれない。

なのはの砲撃は頭部だけではなく、大木のように大きな片腕と全体を支えている、
腕と同様の大きさを誇る両足を貫く。小さめの砲撃は量を増やす以外にもう一つ利点がある。
一点に集中した強力な威力の一撃を与えることが出来るのだ。

易々と狙いを貫通したのを確認すると、更になのははレイジングハートをもう一度怪物の頭部へ向ける。

「これでもう一度、全力全開!!」

怪物は砲撃のダメージを感じていない様子でまだヴィータへの攻撃に力を入れているが、
利いていないはずなどない。攻撃を支える腕と足に大穴を空けられたのだ。
怪物の回復スピードがどれ位かは分からないが、少なくとも今この瞬間であれば、

ちょっとしたきっかけで怪物のバランスは崩れる。

「スターライトブレイカーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

頭部へ向かい今までよりも一段と巨大な桜色の剛砲が放たれた。無機質な頭部は、
あっという間にそれに飲み込まれて桜色の輝きが周囲に溢れていく。
自身が放つ砲撃の風を身に受けながら、なのはは砲撃を打ち続ける。

だが、倒れない。

「ぐうううう………はぁっ…これでも倒れないの……!?」

今まで彼女の砲撃をかわしたり、何らかの手段で封じる相手はいた。けれど、
純粋全力の一撃を真正面から受けて、全く後退する様子すら見せない怪物に驚愕の視線を送る。
それもバランス位なら一瞬で崩れても良さそうな状況だというのに、だ。

なんという体全体の力強さ。それに攻撃に対する反応も常識とは全く違う。
もしかしたら痛覚というものすらないのかもしれない。とにかく、このままではヴィータが危ない。

「っ……」

より一層砲撃の威力を上げようと魔力を集めなおそうとしかかった彼女の横を、
シグナムの放った弓が駆け抜けていった。

「!」

なのはが反応するよりも先に矢は怪物の頭部へと二、三発と命中していく。
怪物の揺らぎなかった体が、僅かにだが傾く。

「う……うるぉおあああああああああああああああああァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヴィータと怪物の間に生まれていた衝撃波。互いの攻撃力の凄まじさと拮抗状態によって生まれていたそれは、
怪物の重心の傾きによりはたと止まった。その瞬間を見計らい、
ここぞとばかりに轟声を張り上げで今まで押されていた分の力を込めまくる。

鉄槌の騎士の怪力と勢いは抑えられなかった。

既に傾きかけていた体は豪快に押しやられ、鉄槌によって潰される。
今度は物理的に堪えることが出来なかった。怪物はそのまま頭部を砲撃に、
体を鉄槌に押しやられて町全体に響く程の音を轟かせながら倒れる。

隕石でも衝突したかのような音と衝撃が辺りを包み込んだ。

「あんまり舐めてんじゃねーぞ、このタコ!!」

「はぁ……やっと、一回倒せた……!」









「やったか」

弓を見事に命中させたシグナムは呟く。

「音しか聞こえませんけど、何かやっぱりあの二人は凄いですね」

「お前は早く自分の仕事に専念しろ」

「あ、はい」

軽口を叩くケフカはそれでも薄っすら笑う。

「でも、もうすぐいけますよ」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
というお話でした^^
今回は続く怪物との戦闘のお話でしたね……!
圧倒的な肉体の力で襲い掛かる怪物に、ヴィータちゃんとなのはさんも負けない力でぶつかります。
上手い連携とこちらも純粋な力でかなり激しい戦いを繰り広げていますね。
ついに見事怪物を一度倒すことに成功しました。

そして私の方もそろそろ準備が整うようで?

さて、

明日からまた忙しくなりそうですが、なんとか更新もコメント周りもやっていこうと思いますb

とりあえず今日の所は周っていきます☆

ではでは
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:49 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

月夜になのは物語585(教導)『道化のケジメ』


※この物語はなのはシリーズの二次創作小説です
苦手な方はお戻りください

・この物語は夫婦である大魔導士ケフカ鉄鎚の騎士ヴィータ
そしてなのはシリーズの方々が日常を送るお話を書いたものです。
時々このブログ神の英雄セフィロス、友人の海馬、幻想郷の住人、ブログの方々も出てきます。
尚、画像固定では無い方ではヴィータちゃん以外のなのはシリーズの方々が主です。
 


第585
『道化のケジメ』
 

「私に考えがあります」

「は?」

これから死地へと旅立つ雰囲気を醸し出していたなのは、シグナム、ヴィータの三人。
敵はこれまで戦ってきた中で最強とは言えないかもしれない。特に闇の書事件の時や、
以前にあった異界事件などでは今よりももっとギリギリで危険な戦いを潜り抜けてきた。

けれど現在は精鋭とはいえ人数も少ない小隊。しかもそれだけの人数で建物のようにばかでかい敵を倒す。
おまけに出来るだけ早くに行わなくてはならないなどと考えたら絶望感も出てくる。
そんなこの状況下でのケフカの真面目そうな言葉にヴィータが突っ込む。

「つーかおめーは正式な局員じゃねーし、本来ならこういう戦闘には参加させるわけにはいかねーような」

「え?そうなの?」

「よく訓練された騎士や魔導士の人でも危険な戦闘に、これ以上一般人のケフカさんを巻き込むのは、
確かに局員としても了承は出来ませんね」

なのはもやんわりと、だがきっぱり彼の戦闘参加に反対の意思を示す。

「いや~戦闘には素人ですけどプロでもあるというな私ですし、
これ以上戦闘メンバーが減って町の人達に何かあったらヴィータちゃんも、
もちろん局員の皆さんもそんな事態は防ぎたいんじゃないでしょうか?」

「それは……そうですけど。あなたを巻き込むこと事態が……」

「平気ですよ~」

彼女の言葉を手を振って遮る。

「大体もしあの怪物を倒すだけなら他にいくらでも方法はあります。以前家に招いて貰ったり招いたことのある、
怖い王様とか、不死身の吸血鬼とか、シャマル先生のボーイフレンドの方とか、
他にもたくさんこんな怪物ごとならなんとか対処出来そうな人達を私は知っていますから」

「…………」

「これは私なりのケジメです。今回の事件は無自覚とはいえ私の関わって来た世界が関わる事件。
私がこの世界に来た時点で、こういった事件が起こることは予測出来ていたのかもしれない。
だから、原因は自分ですし、防げなかったせめてもの償いも感じています」

それに、とケフカは続けた。

「私もせっかく楽しんでいた教導官のお仕事を完全に邪魔されて個人的にイラっと来ています」

「……ヴィータちゃん、ケフカさんは本当に戦闘に参加しても大丈夫なのかな?」

「…………ま、心配はいらねーだろうな。今回の相手はただバカでかくて強いだけみてーだし、
魔力封じとか無いんだったら、魔法は自由自在だしな。最終的にはおめーが決めろ」

「そうだな、それがいい。どうする?」

シグナムの問いかけになのはは少し考えて答えた。

「任せてみましょう」









「………………」

怪物は無言であった。ただただ只管に無言であり、只管に暴れ続け、只管に圧倒的であった。
町に人の影は残されていなかったが、そんなことは関係ない。ただ目の前に存在するものを破壊していく。
意思達最後の手段はこの怪物の破壊本能に全て託されたのだ。

「おい、デカブツ!!」

「………………」

大きな声が怪物にかけられ、振り返った。見ると小さな赤い甲冑を纏う騎士が、
ジッと自分を睨み付けている。怪物は何も考えずに破壊行動を続けるため、
突如として現れた騎士の方へと体を向けようとした。

「今だなのは!」

「集束、完了。大砲撃・ストライク・スターズ!!」

怪物には桁外れのパワーとそれを使いこなすだけの大きさがあった。
けれどその二つに比例するかのごとく欠けているものがある。知性、戦闘に置いて重要なそれが無いのだ。
あまりに大き過ぎる力の代償とはいえ、これはなのは達にとっては大きな強みになる。

距離があるとはいえ莫大な魔力をチャージしていたなのはに全く気づけない。
怪物はなのはの声に反応して上を見上げたが既に遅かった。巨大な桜色の砲撃が上空から放たれ、
甲冑のある頭部を覆いつくす。人間であれば一たまりも無い程のソレだが、
この巨大な相手では決定打にも足止めにもあまりならないだろう。

けれど視界が塞がれることで僅かながら隙は生まれる。
最初からその隙を生み出すことが手はずだったのだ。ヴィータは、
グラーフアイゼンをギガントフォルムに変形させた。なのはが放った大砲撃と同等サイズの鉄槌が、
上空で姿を現す。彼女はすぐさまそれを振り下ろした。

「どぉらあああああああああああああァーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

剛大な鉄槌の一撃は砲撃で埋め尽くされている怪物の頭部を更に真上から叩き潰す。
ガキンとまるで金属のような音を立てて二つはぶつかり合った。









「悪くない勢いだ。だが、やはり魔力と体力の大量消費は避けられないか」

二人が凄まじい勢いでの攻撃を繰り返す様子を見て、シグナムが言う。
握られているレヴァンティンは既に弓状態・ボーゲンフォルムに変形しており、
矢もつがえられた状態だ。

隣ではケフカが巨大な魔法陣を空中に浮かび上がらせ、その中心で両手を上に向けて動きを止めている。
なんとも不思議なポーズだが表情は至って真面目。シグナムは続けて言った。

「私は遠距離攻撃でお前を援護しながら二人の援護をする。だが、
この役目はヴィータがやっても良かったんじゃないのか?」

「ヴィータちゃんは巨大な敵相手の戦闘が得意ですからね。良いんです、
帰ったら色々とサービスお願いしますから」

「ふ、その前に説教だろうがな」

「あ……そうですね。ま、まぁそれはそれで楽しみなような」

ヘラヘラと笑うケフカ。彼女は瞳を鋭くし、そんな彼を見る。

「……さっき言っていたこと、本当に可能なのか?」

「ええ、多分いけますよ。幸い今の私は魔力には全く困っていませんから。
だからお願いします、少しの間あの怪物を押さえてください。ついでに私も守ってください」

「……ああ。さっきの説明が本当ならあの怪物の中には私も決着を付けたい奴がいる。
頼んだぞ」

「ええ、もちろん♪」

言い終えると、より集中するためにケフカは静かに目を閉じた。
道化服の背にはまだ6枚の身体ほどはある羽が飛び出ており、
それらもケフカの魔力の輝きによってか金色の閃光を放ち始めた。魔法陣も同様だ。

シグナムも集中を察したのかさっと背を向け怪物に向き直る。
そこそこ距離はとっているというのにまるで近くにいるかのような大きさだ。
けれど怯まない。烈火の将は鋭く叫んだ。

「いくぞ、レヴァンティン。翔けよ、隼!」

炎の矢が放たれた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
というお話でした^^
今回は怪物との最終決戦のお話でしたね……!
怪物の隙を狙ってヴィータちゃんとなのはさんが攻撃していきます。
そして私はある行動に出るためにシグナムさんに援護を頼んでいますね。
怪物を抑えきれるかが重要となっていきますね;

さて、

明後日辺りから私も久しぶりに大学が復帰します。
そのためブログ更新の時間などはまた遅くなっていってしまうかもしれませんが、
なんとか頑張っていこうと思いますね。

ブログ周りの方もあまり早く出来ていないので、休日とかに少し力を入れたいです。
イラストは実は色々と描いていますが載せるのはもう少し先になりそうですね。

ではでは
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:09 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT