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月面配信―動画作成局―

即興アニメや歌動画の投稿、またイラスト製作の投稿などを行います

2015年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年04月

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なのは物語721『鳳梨編-無駄なき答え』

前回のあらすじ

触れた物の時を止めることが出来るアルティミシアとの戦いは、
もはや……戦いと呼べるものではなかった。

勝負は時の魔女の圧倒的優勢で進んでいる。








「く、くそっ」

時間を停止させられた体を動かそうともがく私。
それを見て、アルティミシアは哀れみのまなざしを向ける。







「諦めなさい、あなたはもはや戦えないのです」


「!!……」

彼女の言うように、もはや私は戦うことが出来ないように思えた。
体が使い物にならないのだ、何もしようがない。


ヴィータちゃん、私の守るべき人。

彼女を守るために戦う力を求めた筈だったのに、
今、私は何をやっているんだ……?
こんなにあっさりと負けて、ライダーの力もろくに使いきれない。


「言ったはず、今のあなたは醜いと」

アルティミシアはゆっくりと近づきながら語りかける。

「今なら、まだ間に合いますよ。鉄槌の騎士ヴィータを捨て、
我々の元に帰って来ると誓うのならば、あなたに強大な力を取り戻させ、
再び世界を破壊する役割を授けましょう」

(我々……?)

私は何かに引っかかりながらも、聞く。

「……具体的にどうやって私の魔力、『三闘神の力』を取り戻す気なんですか?」

アルティミシアは一寸考える素振りを見せたが、
すぐに笑顔で答えた。



「…良いでしょう、どうせ教えても私位にしか出来ないことです。
簡単に言うなら、あなたがこの世界に来て得た全ての記憶の上に、
『過去の世界でのあなたの記憶』を上書きします」



「『過去の世界』?」

「あなたは巨大な力を失った際、『過去の世界』での記憶までも失ってしまった。
破壊と崩壊を望んだ頃の残虐な記憶をね」

そんなバカなっ!!私がそんなことを望むはず…」

「だから私のことを覚えていない。『我々』のことを覚えていない」

「!……」

「あなたが望むのならば、思い出させてあげましょう。
過去の記憶を、もう一度手にするのです、強大な力を。
そして、我々と共に再び…」

「あー、はいはい。もう結構です」

「……なんですって?」

「良いですか、よーく聞け」

私は、僅かに動かせた顔を彼女に向けると、
満面の笑みで言った。



「失せろ、クソババア」







「残念ね」


ガッ

「ぐあっっっ!!!!」


強烈な蹴りが私の顔面を直撃する。
全く無防備だった体への一撃は鮮烈な痛みを与え、
一瞬で意識さえ飛びそうになった。

どうやら自分では動かせなくても相手は動かせるようで、
私の体はボロ雑巾のように背後にふっ飛ばされる。

アルティミシアはさして表情は変えず、
しかし、明らかに怒りの雰囲気を持ってこちらに歩いてくる。

(駄目だ、やっぱり体が動かない……)



「あなたの一貫した態度、大した時間の無駄ね。
この私が辛抱強く語りかけ、チャンスを上げようと言うのに」


バババッ

鋭い音と共に、




「!」


私の体を中心に、凄まじい数の紫色の矢が形成されていく。
どうやらアルティミシアの技らしい。

もちろん、全ての矛先は私に向けられているようだ。


「今、どんな気分ですか?道化人形さん」

「…………」

「そうですか、良い気分ですか。
なら、もっと良い気分にさせてあげましょう」









(くっ……)

覚悟を決めたと同時に、攻撃は炸裂した。






ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ…










続く

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

どうも~
頑張りましたが朝の『なのは物語』となります。

前回書いた通り今回からイラスト無しにする予定でしたが、
それではやっぱり見栄えが悪いのと、既に描いてしまった分が勿体無いので、
とりあえず色塗りは最低限見辛そうなものにだけやって、
後手直し(下書きの)も最低限だけやったものは上げようと思います。

と言っても本当にもうそんなに長くなく決着する予定ですけどね(汗)

それでも見辛いという点はすいません。

さて、

アルティミシアのやろうとしていることを簡単にまとめますと、

彼女は時間を操れる過去の私の記憶をどうやったか管理している

過去の記憶は失われた力を呼び寄せる昔の私復活!

という、つまり昔の悪ーい私を復活させようとしているんですね;

ただ、そのためには何かが足りないと出来ないようで、
彼女はそれをするためにここにいるようです。
この辺、全然説明していなかったのでしておきました^^

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!
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| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 05:37 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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なのは物語720『鳳梨編-一蹴』

前回のあらすじ

アルティミシアとの戦いが幕を開ける……?
















「はあああああああああああああっ!!!!!!」














時を操る魔女、アルティミシアに向かって、私は技を放った。







「バニング・パイルデン!!!」










莫大な熱量を持ったパインアイアンによる一点連激の攻撃が炸裂!!
アルティミシアは無残にも黒焦げに霧散する……


かのように思われた。








「!!?」










当たったかのように思われたパインアイアンは、
謎の紫色の魔法陣によって阻まれていた。


その上……







「くっ……!!?」

武器が、全く動かない。



まるで鉄の塊にでもなってしまったかのように、
しなやかにしなっていたパインアイアンは引っ張っても引っ張っても、
動く気配は無かった。

(まさか、武器の回りの時間を…?)























「!!!」






「がっ!!」




一瞬の出来事であった。動かない武器に気を取られているうち、
アルティミシアの手は私の顔をガッチリ掴み上げると、
思い切り地面に叩きつけていた。

衝撃と痛みが全身を駆け抜ける。


「くっそおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


私は使えなくなったパインアイアンを手放すと、
気力を振り絞って馬乗りになっているアルティミシアへ殴りかかる。









すると、あっさりとアルティミシアは私の上から飛び離れた。











「!」

「ふふ、これでもうお終い。
あなたの武器の時間は既に止まっている。
いや、武器だけじゃない」


「!!!?」


(体が……動かない!?)

気が付くと、私の体は先ほどの武器と同じように、
全く動かすことが出来なくなっていた。


動揺する気持ちを察してか、アルティミシアはニッコリ笑う。


「私は触れたものの時間を自由に操ることが出来る。
唯一出来ないことは時間を戻すこと位なもの。
あなたの鎧の時間は止めさせて貰いました。これであなたは」



「ただの道化人形ね」










続く

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

どうも、昼間からこんにちわ。
タイトルにもありますが少しお詫びいたします。

今回のパイン編、イラストはこの記事が最後とさせて頂きたいと思います。

……はい、と言うわけで

いや、すいませんすいません!本当にすいません!
(主に恐いお方)

下書き(アナログ)はもう最後の方まで描いているんですが、
……というか結構前に描けていたんですが、
それを一枚一枚パソコンに取り込んで、手直しするのがきつくって、

それらを全部描こうとすると、もうずっと更新できなくなりそうなんですよね。

なので、

今回、主要な戦い場面までは描ききったということで、
※半分以上カットしています

残りのお話は文字だけでお送りしていきたいと思います。
せめて一枚絵描こうとか思っても、
凄い時間が掛かるのでそれはやめておきます。

なんだか尻すぼみな感じとなってしまい本当に申し訳ありませんでした。

ほとんど後は結末だけみたいな感じですが、
お付き合いいただけたらと思います。


……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 11:53 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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スパイガール海未


(久々にまともな記事だ…)




はい、どうも~

先日ラブライブ海未ちゃんの誕生日だったのでお祝いイラスト描きました☆
大分遅れましたのは色々と理由もあるのですが省略するとして、

イメージ的、というか参考にした服はスパイっぽい格好ですw

ラブライブの映画の情報も段々と来ていますが、
スパイっぽい格好の海未ちゃんが活躍する迫力の映画とか面白そうかな~
とか思ったりしています(多分無いですが)

あくまでこんなのが似合いそうだなというイメージなので、
他のメンバーでももちろん考えています(笑)

映画が始まるまでは、
誕生日の度にそんなイメージ映画格好のメンバーを描いていけたらななんて考えています♪

ただ、今回結構大きめに描いたら疲れ果てて全然進めなかったので、
サイズは少し小さくなるかもです…;

さて、

そういえば今期見ていたアニメ、
『寄生獣』と『艦これ』が終了し、
いよいよなのはも近づいて来てるなって感じです…!!

『寄生獣』なんかは最後まで目が離せず、
『艦これ』もなんだか描いてみたいキャラが結構増えたりと、

凄く楽しめて良かったですb



ではでは~☆

| 過去書庫『リリなの4コマ系』 | 07:11 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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なのは物語719『日記Y‐S‐憧れ』

私の名はシグナム。夜天の主の守護騎士だ。
ヴィータから頼まれて今、あなたが読んでいる日記を書くことになった。
どうやら私だけでなく、シャマル達他の守護騎士やなのは達にも頼んで回って行っているらしい。人が読んで面白いと思うような日々を送ってはいないが、ひとまず書いていこうと思う。



○月×日△曜日
手加減、というものをしないのが私の流儀だ。それは新人の魔導師を全力で叩き潰す…ということではなく、いや、それも間違いでは無いのだが、
手を抜いて良いような戦いをさせないということだ。

私の仕事は航空戦技教導隊、新人の魔導師達に航空における戦いの基礎と発展を教えるというものだ。魔導師の仕事は常に戦いと隣り合わせで、そしてそれは、一瞬でも気を抜けば命取りになるような場合も多い。だからこそ新人に実戦と代わらない環境を体感させようと全手加減抜きで向かい合っているのだが……何やら、何故かその姿勢が一部の新人達に人気があるらしい。

昼食の時間、一人で食事を取っているとなのはに声をかけられた。

「こんにちわ、シグナムさん」

「ああ、なのはか」

なのははどうやら昼食を取る場所を探していたらしく、私は同席を提案した。どうせ一人も二人も対して変わらない。それに勘違いされやすいが、私は会話は嫌いではない。相手のことをよく知れる良い時間だ。

軽い談話をしばらくしているとなのはは切り出した。

「そういえば、教導の時のシグナムさんっていつも以上に目をキリッとさせて、
一切笑顔とか見せないですよね」

「それはお前も大概だと思うが。お前ほど全力で教導に向き合ってる人を、
少なくとも私は見た事ないな」

「あはは、私は普通に笑ったりしますし、シグナムさん程きちっとはしてませんよ」

「フッ、よく言う」

「それでですね、なんでも教導中のシグナムさんに憧れてる新人さん達が結構いるって噂です」

「なんだその『噂』というのは?」

「噂と言うか、実ははやてちゃんから聞いたんですけど」

「主はやてから?」

「はい、なんでも『いつものスキンシップ(胸揉み&談話)』で聞き出したそうですが…シグナムさんの鬼のように冷たい視線と、熱い言葉を向けられるのが嬉しくて堪らない、そんな人が多いらしいです」

「……そんなことを喜ばれても困るんだが…」

「はやてちゃんは嬉しそうでしたけどね(笑)」

「…………」

「シグナムさん?」

「……罵声を浴びせられて喜ぶような連中が、この先の戦いで生き延びられるのだろうか。私は自信を失ってきたよ」

「いやいや、シグナムさんは今のままで良いと思いますよ?私、はやてちゃんが言ってた憧れてる子達はシグナムさん自信に憧れてるだけだと思うんです」

「私自信に?」

「罵声に喜んでるんじゃなくって、それを言うシグナムさんが好きだから喜んじゃう。皆、シグナムさんみたいになりたいなーって思ってるだけなんですよ」

「それは良いことだろうか」

「少なくても悪いだけのことじゃないと思います。スバルもよく私に憧れてなんて言ってくれますけど、私よりもずっと立派に独り立ちしていますし♪」

「……ふふっ、なるほど、それはそうかもしれないな。まぁ、お前よりも立派かどうかなんて誰に決めれることでもないが」

「あはは♪そういうものかも、しれませんね」

なのはとの談話は毎回思うが色々と考えさせられることが多い。
私の姿勢が新人達に受け入れられている、という結論でその話題は終わったが、私からしてみると、やはり由々しき問題ではあるのだと思う。命を懸けて戦うことはヘラヘラ笑いながらの修練で学べることではないからだ。

だから、新人達が上手く成長した姿を見て、ほんの少しだけ笑顔を見せてみることにすると決めた。丁度なのはなどがそうであるように、何も笑顔を見せることは真面目な教導の邪魔にはならないはずだ。

自分に憧れたスバルに対して全力でぶつかってみせた高町なのは。私も彼女に負けないように新人達と向き合わおう。自分の流儀通り手加減無しの全力で。



ちなみに、このことを主はやてに伝えると「そしたらもっとファンが増えるかもしれへんね」とのことだ。怒られて喜ぶかと思えば笑顔を見ても喜ぶ、『憧れ』とはどうもまだまだ理解するのは難しいものらしい。






―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

久しぶりの更新ですが、シグナムさんの日記です。
そろそろ大学も再開ということで忙しくなっていきますが、
あんまり更新が空きすぎるのも考えものなのでなんとかしたいところです…(汗)

……ではでは、今日はこの辺で


 


 
 
 
 
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| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 22:08 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ホワイトデーヴィータ2015


「やべえ、ギガかわ(ギガント可愛い)だ!!」



昨日はホワイトデーだったので、
7匹のウサギを魔法で生み出しプレゼントしました♪

私の想像から生み出したのもあり、
7匹ともヴィータちゃん大好きな感じとなっていますw

寒いには暖かそうですし、ヴィータちゃんも喜んでいますし、
中々良い感じのお返しとなったのではないでしょうか^^

…………クッ、

(ヴィータちゃんのあぐらの上、そこは私の指定席なんだぞッ!!)

今度は自分がうさぎの姿になって彼女のあぐらに潜り込みましょうかね(笑)
※魔法の悪用はやめましょう

さて、

というかなんだか人間以外の生き物久しぶりに描きました。

女の子とかも描いていて楽しいですが、
こういう動物もやっぱり描くのは楽しいです♪

たまには人間から離れてキリンとかライオンとか描くのも良いかもしれませんね。

なんてことを考えながら描いていた私なのでした☆

ではでは~

| 過去書庫『ヴィータちゃん日記系』 | 22:09 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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霊夢模写


久しぶりの更新となります、私です。

今日は模写したイラストを記事にしてみました。

東方の原作ではなくマンガからの模写となりますが、
影のところだけ塗ったので結構印象が違います。

さて、

休んでいる間ずっとこれを描いていたわけではなく、
なのは物語コラボの溜まっていた絵をババッと描いていたりしていました(笑)
ただ、一から手直しは諦めましたが。

とりあえず一度はじめたのですからちゃんと最後までは続けたいと思いますb

もう一話一話ずつ日が飛び過ぎて、
内容が分からなくなってしまっていると思いますので、
結構独りよがりな感じですね^^;

コラボ元さんには本当に申し訳ありません(泣)





と、今回は短いですがこの辺で!

ではでは~

| イラスト制作 | 19:54 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ひな祭りヴィータ2015


「おっと……(そっ)」

「zzz……」

「あはは、はしゃぎ疲れて、眠ってもうた♪」




はい、と言うわけで、

3月3日はひな祭りでしたね♪一日遅れの私です。
イラストはお菓子に浮かれて眠ってしまったヴィータちゃんと、
それを支えるはやてさん。




え?私が寝かせてあげないのか?、ですって?



ま、まぁ、一応ご家族(八神家)の前なので、
眠って隙だらk……じゃなくて、無抵抗……じゃなくて、
ともかくはやてさんにお任せするのが自然なのです!ここではねb




ヴィータちゃんにしては珍しい髪形ですが、
ひな祭り仕様なのですね。私はお内裏さまですよ、はい。

通常が黒髪なので違和感あるかもしれませんが、
個人的には可愛く収まっていると思っていたりです♪
長い部分は一房後ろに流しています。




八神家では伝統的だったであろうこの行事!
もしかしたらシャマル先生やシグナムさんもこんな格好をしたりしていたかもしれませんねw
いや、あんまり格好までこだわる事は無いかもですが(笑)

でも八神家ならやっていたのではないかとも思います☆





そんな訳で一日遅れのひな祭り記事でした~!

ではでは~

| 過去書庫『ヴィータちゃん日記系』 | 00:57 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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月夜にナカジマ物語1『暖かい家』

「むふ~!美味しい~~~!!」

スバルはソフトクリーム片手に笑顔で叫ぶ。
そんな彼女を前に恥ずかしそうに辺りを見回すのは、
彼女の妹であるノーヴェである。

「ちょ、スバル、あんまり大きな声ではしゃぐなよ。
周りの人皆こっち見てるって…」

「あ、ごめんごめん!つい嬉しくなっちゃって。
ここのアイスクリーム久しぶりに食べたからねー」

「それが理由?」

「えへへ、あと、ノーヴェとふたりっきりで出かけるのも久しぶりだったし、
それも嬉しくなっちゃった理由かなーなんて!」

「こら、また声大きいって」

「おっと、うっかり」

「ま、まぁ、あたしも嬉しいんだけど……(ごにょごにょ)」

「へ?」

「や、なんでもない!」

「あはは、ノーヴェも声大きいって♪」

「あ……っと」

ノーヴェは慌てて口に手をやるとそそくさと先に歩いていってしまう。
スバルもすぐにそれを追いかけた。

二人は血は繋がってはいないが、とある事件をきっかけに家族関係を持ち、
現在ではすっかりわだかまりも無い普通の姉妹として接している。

ただ、スバルは多忙なので、二人で出かけたりする事はそう多くはない。
なので久々に訪れたこの時間を、彼女達はとても嬉しく感じていた。

ノーヴェはまだ残っているソフトクリームを落ち着いて食べようと、
近くにあったテラス席に腰を落ち着けた。
それに倣ってスバルも机を介した反対側の席に座った。

「……ふぅ、今日は結構色々行ったな。デパートに、商店街、
ストライクアーツ観戦に、最後はソフトクリームか」

「ほんとだね~♪こんなにたくさん一日で移動したのは久しぶりだよ」

「久しぶり?」

「ティアと一緒になら何度かね。でもたくさん歩くと、
ティアの流石にバテちゃって」

「あのティアナもそんなことあるのか」

「あはは♪ティアは元々体力に自信あるタイプじゃないしねー。
その上最近の執務官のお仕事で体が鈍ってるって言ってたから、
あ、もちろん毎日トレーニングは欠かしてないみたいだけど」

「へぇ、凶悪事件を担当してるって聞いて、なんとなく戦闘能力とか磨かれてるイjメージだったけど、意外に逆なのかもな」

「万全のコンディションに整えて戦えるストライクアーツと違って、
仕事の方は『いつでも』万全に動けないとだからね。
限界を超えない位の状態が、犯罪者と戦う仕事には必要なんだよ」

「それが、ルールを破って反則で犯罪を起こす相手に対して、
精一杯出来る努力ってことか」

「そうそう」

「でもそれってさ、スバルの仕事もそうなんじゃないか?
ほら、人命救助もいつでも万全な状態で無いと駄目だって前言ってたし」

スバルは照れたように頭を掻く。

「いやー、確かに言ったけど、あたしの場合はちょっとだけ違うかな」

「?」

「人命救助って人を助ける仕事で、熱くなり過ぎちゃいけないって皆最初に教わる。
って、これはノーヴェも前に研修で教わってたんだよね」

「あ、うん、つい熱くなりがちだけど、熱くなると
『一人は助けられても、皆は助けられない』状況になるんだよな」

「うん、熱くなると本質的な部分がしっかりこなせない。そこはティアのお仕事によく似てるんだけど、でも現場ではちょっと違う印象なんだ」

「違う、印象」

「ティアは『押さえ時だけクール』に、『肝心な時は熱く』を心がけてる。
で、あたしは『常に熱く』、『肝心な時はもっと熱く』って感じ」

「……あっ!『常に熱く』、それなら熱くなり過ぎてはいねーのか!」

「あはは、あくまで感覚の問題だけどね♪
人命救助を始めて、皆を助け出せるまでの間、ずっと自分を熱くして、
助けを待ってる人を安全な場所まで送り届けるために、
どう動くか考えて実行する。間に合うかギリギリな時にはもっと熱くする」

「凄いなそれ。でも……燃えすぎじゃねーか?」

「燃えすぎ?」

「大分無理してんじゃねーかってこと」

「ああ、えっと、無理はしてない、と思う」

「また感覚の問題かよ」

「いや、違うって!無理して体壊して、それで救えなくなるたくさんの命のこと、
ちゃんと分かってるから。
いつも頭の端にはそれがあるから、きちんとキープする努力はしてるんだ」

「……そっか」

ノーヴェはソフトクリームのコーンを一気に口の中に頬張りながら言う。

「まースバルがそう言うなら心配はしねーけどさ。
ていうか、アイス食べながら『熱い』とか『熱くない』とか、
全く変な話しちゃったよ」

「ははっ♪ほんとだね」

スバルも丁度コーンの残りを口に含んだ。

「んじゃ、そろそろ家に帰りますか」

「うん♪」

立ち上がりながら、ふとスバルは言う。

「家は、『熱い』よりも『暖かい』の方が嬉しいよね」

「おう、良かったな。家はいつも暖かいぞ」

二人は笑いながら暖かい家に向かって歩き出すのであった。






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結構空きましたが今回はナカジマ家の二人の物語です♪
やはり画像が無いと誰と誰の話かイメージし辛いとは思うので、
出来る限り早く用意したいとは思います^^;

平行世界はいざ知らず、本編なのはさんの世界では、
大変なこと辛いことが多かっただけに、
プライベートでこんな話をすることが多かったりすると思います。

そんな深い所まで考え悩む姿も、彼女たちの魅力の一つなんですけどね☆
……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:38 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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