FC2ブログ

月面配信―動画作成局―

ボイスドラマやゲーム実況、歌ってみた動画の投稿&イラスト製作の投稿などを行います

2015年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年10月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

なのは物語756『妖星編13~何故か腕相撲』



「うーん、話は分かったけど……」

ヴィータの話を聞き終えたなのはは、困った様子で頭を掻いた。それを見てヴィータは益々眉を吊り上げる。

「ふんっ……これはあたしとあいつの問題だ。話だけ聞いたってなんの解決も出来ねーよ!」

「二人の問題ではあるけど、それで八つ当たりしてたら駄目なんじゃないかな?」

「うっ……」

暗い顔をして顔を逸らすヴィータ。なのはは笑顔のまま続ける。

「そうやって顔を背けるってことは、自分でも今のままじゃいけないって思ってるってことだよね。分かるよ?ヴィータちゃんは見た目は小さい女の子だけど、もう大人なんだもんね」

「とっくに、大人だ」

「じゃあ……」

「だから!!さっきも言っただろーが!!あたしは今腹わたが煮えくり返るような気分でいっぱいいっぱいなんだって!!!」

「えー聞いたけどー」

興奮したの様子でヴィータは立ち上がって拳を握り締めていたが、やがて必死に自分を落ち着けるように大きく二回深呼吸すると、再び勢いをつけてイスに座り直した。なのははと言うと悩ましげ口元に手をやって考え込むような姿を見せている。やがて小さく頷くと、自信に満ちた表情で言った。

「ヴィータちゃん、私と腕相撲しよっか♪」

「はあっ?」

なのははさっさと机に腕を乗せると、指先を挑発するようにくいっと動かす。

「ほら、早く」

「ばっ、やだよ!あたしは今そんな気分じゃねーんだ!」

「あ、もしかして~負けるの恐かったりする?」

「見え透いた挑発だ」

「私ははやてちゃんに呼ばれてきたんだけどーそんな構ってくれなくて大丈夫なの?」

「…………」

「あ~、これやってくれたらヴィータちゃんの気持ち楽になるかもしれないのにな~」

「…………」

「ほら、右手出して♪」

「嫌なやつだ」

「うわ、ひっど~い!!」

言いながらもなのはは微笑みながら、ヴィータは相変わらず眉を吊り上げながら手を組み合った。なのはが開始の合図を出そうとした、その直前にヴィータは苦い表情で言う。

「手は抜かねーぞ!」

「もちろん私だって!」

ゴーの合図と共に、机の上で強靭な衝撃が炸裂した。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

というわけで、前回からの続きもののお話です。
しかし、前回からは一転してヴィータちゃんサイドの話となってます。
何故か腕相撲してます。決着は如何に!

短いですが今回のところはこの辺で。
後はまた友ブログさんとか回ってきますね~

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
スポンサーサイト



| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:50 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

なのは物語755『妖星編12~荒野の守護神』


「さて、やっておきましょうか」

「ふむ」

ケフカとゴルベーザ、武力を用いることなくアノガベール国サンドルフ国の戦争を止めた彼らが、最後に向かったのはやはり荒廃とした荒野の中心であった。最初に二人が送り込まれた場所であり、皇帝の生み出した異空間に戻るためにはそこから仕事完了の旨を皇帝に伝えなくてはならない。しかし、二人がそこを訪れたのはただ単に帰り道がそこにある、というだけの理由ではなかった。

ケフカの膨大な魔力と、ゴルベーザの重力を操った岩石操作。二つの人間からはかけ離れた力を使って彼らが行ったのは、とても巨大なただの石像作りであった。重力で操られた巨大岩石がでたらめな勢いで次々と積み上げられていき、頃合の大きさになったと判断した所でケフカが魔力で岩石を削り、形を整えていく。後はそれによって生まれた巨大パーツを全て一体の石像として積み重ね、連結させるだけだった。やがて完成した石像はまずとても大きく、もちろん動くことは無いが背中からは永延と地面の溶岩の煙を吐き続けており、まるで本当に生きている怪物のような印象を与える。そんな大作が完成した所で、ようやく二人は納得し、頷きあった。

「これで良いでしょう」

「そうだな」









「それにしてもこの二つの国、ちゃんと和平が長く続くと良いんですけど」

ケフカの言葉にゴルベーザはゆっくりと首を振った。

「そればかりは我々にはどうすることも出来んな。先ほど作ったあのゴーレム……いや、『荒野の守護神』があそこから全てを見守ってくれることに期待する程度だな。非現実的ではあるが」

「……やっぱり、何かしら動く能力を与えたほうが良かったですかねぇ」

「いや。あれはあくまでデク人形。だからこそ私もあれの製造に同意したのだぞ?」

「そうだったんですか?私は、ただ彼らをまたビビらせ……いや驚かせて、戦争を止める怪物をレプリカでもいいから置いておけないかなって思っただけだったんですけど」

「その通り、あれがいれば荒野をもしまた視察が訪れても驚いて引き返すはず。あの二つの国には魔法文化が無い、故にあれほど巨大な石像を1日で生み出す方法も存在しない。そうだろう?」

「はあ、ですよね」

「そして、我々なら確かにあれが永続的に動くよう仕掛けることも可能だろう。だが、それは我々があの国々を武力で制圧するのと何も変わらん」

「…………」

ゴルベーザの顔をケフカは軽く覗き込んでから、小さくそっぽを向いた。

「……ふん、そーですね」

「あの国々はやがて石像が人形であることに気づくだろう。その時、自分達の決断によって平和を維持出来るか、それこそが彼らに与えられるべき試練にして、彼ら自身で決めるべき問題だ」

「なーんか、考え方達観してますね。賛成ではあるんで良いですけど。というーか、私が言い始めたことなんですから、そんな自分が考えたことみたいに言わなくても」

「ふふ、そうだな。だから、お前には感心しているよ」

歩き始めるゴルベーザと、やや遅れて歩き出すケフカ。二人は歩きながら尚、話を続ける。

「なんですか?その言い方。大体あなた幾つなんですか?」

「お前よりは上だ」

「私より上って……私年教えてましたっけ?というかメンバーから抜けた後色々あったんで、年も変動してたりする気もするんですけど」

「そうなのか?どうりで若々しいわけだ」

「そんなにおっさんなんですか」

「若くて良いことなど数える程しか思いつかんな。それならば『おっさん』で構わんさ」

「若いと元気がありますよ?」

「ほう」

「後、若いとやる気もありますし」

「ふむ」

「若いと気楽です」

「全てどうでもいいな」

「そうですね」

下らない会話を続けながら二人が向かうのは、ようやく最初に彼らが送り込まれた異次元の入り口。二人の製作者の背を見送りながら、巨大な石像はいつまでも煙を巻き上げながら、広大な荒野に佇み続ける。荒野を守る守護神として。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

というわけで、前回からの続きもののお話です。
なんだかんだ言って昨日も休んでしまいましたが、体の不調とかではなく、
色々思うところがあったので少々多めに見てもらえたら助かります。

荒野に建てた守護神は張りぼてですが、荒野を見守ってくれています。二つの国がこのまま和平を守ってくれることに期待していますが、破られればまたメンバーから二人が送り込まれるだけなんですね。
今度は多分私達ではないので、どうなってしまうか……いやまぁ、大丈夫だと期待しましょう。

それでは少し友達ブログを見ていきたいと思いますb

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:49 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ふた土下座



こんばんは

昨日は毎週帰りが遅くなるアレでいつもどうりお休みで、
記事を書こうと思ったのですが寝てしまいました(汗)

そして今日ですが、午前中は元気だったのですが、
今は喉とか痛くなってきて睡眠モードに入っていました。

つまり今日も小説はナッシングパンチ……ということで←おい

とりあえずそんなわけでちょっと更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。

ではでは~

| 雑記等 | 23:53 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

なのは物語754『妖星編11~やりましたね』



路地裏で道化が少年に声をかける。

「あーちょっと君」

「ぼく?」

「そう、坊やのことだよ」

「……ぼく、坊やじゃないよ。もう10歳だし」

「なんだって?あーそれは失礼した!それじゃあこんな噂は知ってるかい?大人達の間で流行ってるんだけど」

「噂……?」

「この国と戦争をしていたはサンドルフ国って国があるだろう?あの国まで行く間の荒野に恐ろしい二体の巨大な怪物が現れたって噂だよ」

「それならお父さんが言ってたよ。見たことの無いおっきな怪物達だったって」

「お父さんもしかして兵士だったの?」

「うん」

「それじゃあ、もう一つのこんな噂は知ってるかい?」

「え?」

「二体の怪物はこのアノガベール国サンドルフ国、二つの国を見守る神の使いなんだ」








酒場で男達がほろ酔い顔で語り合う。

「って、噂知ってるか?」

「あの時の化け物達が神の使いって……確かに俺も息子からその噂を聞いたが、正直眉唾ものだな」

「そ~かぁ?あんな化け物俺達の常識じゃありえねー。事実あれだけの軍隊がいたのに、目の前に怪物が現れたら逃げることしか出来なかった」

「まぁーなー。ありゃ逃げるだろ、誰でも」

「それだけじゃねぇ!噂じゃ怪物達はうちの国とサンドルフ国が戦争してんのが気にいらねーから暴れてたって言うじゃねーか。このまま戦い続けてたらまたいつ教われるか……」

「……そうなんだよなぁ」








路上で恋人達が歩きながら語り合う。

「怪物達に襲われたら、この国はどうなっちゃうのかな」

「噂じゃ山よりもデカイ怪物って話だからなぁ。一瞬でこんな国踏みつけられちゃうかも」

「なんでこんな恐い思いしなくちゃいけないんだろう」

「やっぱり戦争して、神々の領土を荒らしたからなんだろうな……。アノガベール国サンドルフ国、二つの国を結ぶ荒野は神々達の領地だって噂だ。だからあの二匹は縄張りをめちゃくちゃにされて怒ったんだろうね」

「じゃあ、戦争をやめたら良いんじゃない?」

「それはお前、相手がやめるって言うなら、そうなるかもしれないけど」

「だってこのままそんな怪物に祖国が滅ぼされるなんて私絶対にいやよっ!っと言うより、あの怪物たちがいるならどっちにしても戦争どころじゃないでしょ?」

「うーん」








国の最高会議で、代表たちが語り合う。

「……というような噂、聞いたことあるだろうか」

「最近国中で騒がれてるやつですな」

「下らない、作り話でしょう」

「だが、巨大な怪物があの荒野に生息しているのは事実だ。もしもまた兵士達を送って、今度あの怪物に襲われても……無事でいられるという保証は無い」

「確かに、噂がどうあれ、戦争どころではないと言うのが本音だな」

「そもそも両国の対立はあの荒野の領土権を巡ってのものだった。荒野に大きな欠陥がある以上、金と人材を使ってあそこを得るメリットは薄い。得られる保証も無い」

「…………それはそうだが、ならばどうする?」

「やめてみるしかないだろう……戦争を。幸い、我々がそうだったように、サンドルフ国の兵達もあの怪物たちを見ている。交渉は難しくないだろう」








アノガベール国からの使者がサンドルフ国へ向かって荒野を遠回りする形で送られていく様子を見ながら、噂の発端、ケフカとゴルベーザは拳を合わせた。

「やりましたね」

「ああ、恐らくもう大丈夫だろう」

笑みを浮かべあいながら、二人は静かに使者の歩みを見守り続ける。








両国の和平が結ばれたのはそれからほんの数日後のことであった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

というわけで、前回からの続きもののお話です。
願いを込めた小さな噂から、なんとなく話が伝わっていった模様です。
上手く行かなかったらどうするんだって感じですが、その時はまた魔法で怪鳥を←おい

書いてはいませんが、噂を流していないサンドルフ国でも似たような噂話は広がっていっています。
怪物のインパクトが強かったんでしょうねwいきなり見たことも無い怪物を見ては無理も無いのですが。

そろそろ今日も軽くブロ友さんを回っていきます。

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:49 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

なのは物語753『妖星編10~城門前まで』


「……と言うわけで、私はメンバーを抜けて、ヴィータちゃんと運命の再開を果たすために歩み始めたのでした。ちゃんちゃんおしまい♪」

「ふう、やっと終わったか。1時間くらい語っていたぞ」

「ホッホッホ、無言で歩き続けるより暇は潰せたでしょう?」

ケフカはそんなゴルベ-ザの反応を軽く笑い飛ばすと、改まったように顔を向ける。

「まぁ私と言う人が変わるのに、それ位色々あったってことですよ。昔の自分がやってたことなんて、今じゃあ何も有意義に感じられませんね」

「ふむ、お前の変化の理由、よく理解出来た。しかし、それならば何故また私達の元に戻ってきたのだ?お前の口調から察するにそのヴィータという少女とは再会出来たのだろう」

「(ギクッ)」

ケフカの笑顔が凍りついた。ゴルベーザはそれを知ってか知らずか、そ知らぬ顔で話を続ける。

「憧れの少女に再開出来たというのに今、お前がここにいる理由。考えられるのは……ただ一つ、一緒にいられなくなったため。例えばそう、少女に逃げられた」

「ぶっ!!」

噴出してケフカは驚愕の表情でゴルベーザを睨み付ける。

「あ、あなたは探偵かなんかですか……?」

「なんだ、当たっていたのか。案外庶民的な理由でここにいるようだな」

「しょ、庶民的だと~~~?」

「色恋沙汰などいつの時代でも庶民的なものだ。無論、そうでない時もあるがな」

「私とヴィータちゃんの関係は……」

「ほう、庶民的ではないと言うのだな?」

「それは……」

ハッとしてケフカは言葉を止めた。ゴルベーザのペースに乗せられている。そんな想いが彼の頭に過ぎったのである。ケフカはわざとらしく頭を掻くと、口元に手をやった。

「えーこほんっ!やめてください。余計な詮索やめてください」

「やめても構わぬが……お前から持ち出した話だろうに」

「あなたも案外うるさいですね」

「分かった、この話は終わりだ。

ゴルベーザが話をやめてから数分間、微妙な沈黙が二人に訪れる。今まで長時間ケフカが話しっぱなしだったためか、その沈黙が妙に居心地が悪いものとなっていた、

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

「……あー、そろそろアノガベール国に着きますね。例の作戦、しっかり遂行しなくては」

「あ、ああ、そうだな」

耐え切れなくなったケフカが無理やり沈黙を破り、ゴルベーザもそれに乗っかる。丁度目の前にはアノガベール国のものと思われる巨大な城門が目の端に写っていた。作戦まで後わずか。二人は気を引き締め直し、縄文めがけて歩いていくのであった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

というわけで、前回からの続きもののお話です。
国に着くまでダラダラ話している内容です。結構長い間歩いてました。
私の昔話はいつかやるかもしれませんが、今回はカットということで←ナンデダ

ちなみにイラスト右の大鎧男がゴルベーザ、左が私ケフカです。
慎重さが凄い。

それでは今日も軽くブロ友さん少し回っていきたいと思います。

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:14 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

なのは物語752『妖星編9~引きこもりヴィータ』



ケフカがゴルベーザと昔話に花を咲かせている頃、ヴィータは八神家にて憤慨していた。

「おーい、ヴィータ。一緒にアイス食べへんか~?」

「いらない!!」

はやてからの呼びかけも一蹴し、一人部屋の中で引き篭もっている。主からの言葉をそんな風に拒否するヴィータを見て他の家族達は大変困った様子ではやてに頭を下げていった。

「すいません、まさかヴィータが主の誘いにまであんな態度を取るとは……」

「あはは、私にとっても意外だったなぁ。もしもヴィータがケフカさんと暮らさずにずっとうちにいたら、きっと見れなかった反応なんやろうな~」

「はい。……ですが」

「うん、このままやったらちょいあかんなぁ。主としても家族としても、荒れたヴィータをこのままほっとくわけにはいかへんし……」

はやては頭を人差し指で突きながらしばらく考え、そして閃く。

「そうや!」

「何か、良いアイディアが?」

「ふっふっふ、とってもナイスなアイディアやで。ヴィータがとっても苦手で、とっても大好きなアノ子に来て貰うんや」

「とっても苦手で、とっても大好きな……?」

相反するその言葉を聞き、シグナムは首を傾げる。

「そう!すぐに呼ぶから待っててな♪」








1時間後。相変わらずヴィータは机につっぷし、無言で膨れていた。

「………………」

「ヴィータちゃんっ?」

「!?」

一人っきりで篭っていた筈の部屋にいきなり他人の声が響き渡る。しかもそれは彼女にとってはとても聞き覚えのある声。嫌な予感がしつつヴィータはそろりと背後を振り返る。

「げげっ!!?なのは!?」

「はーい♪来ちゃった♪」

なのははごく自然に笑顔でそこに立っていた。

「なっ、おま、どうやって入ってきた……つーか、なんでここにいんだ!!」

「はやてちゃんに呼ばれて来たんだけど」

「っ!」

ヴィータはすぐにはやての狙いに気づき、頭を抱える。

(まさか、なのはを呼ぶなんて……。はやて、相当怒ってんのかなぁ……)

「ん?どうしたの?ヴィータちゃん」

「……用件はなんだよ」

「にゃはは、ヴィータちゃんが元気無いみたいだから、元気付けてあげてねって」

「叱り付けてやってねの間違いだろ(ボソッ)」

「何か言った?」

「言ってない」

「じゃあそろそろ……」

なのははニッコリ微笑みながら言う。

「お話聞かせて貰おっか♪」

(なんでこんなことに……くそっ、でも……仕方ないか。ちょっと、いや結構あたしにも非はあるし……)

ヴィータは諦めてなのはに自分の気持ち全てを打ち明けることにした。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

というわけで、前回からの続きもののお話です。
前に登場した時は大泣きだったヴィータちゃんが、今回はやさぐれてます。
色々な想いが内容された状態だと、案外自制が聞かないことってある気がしますね。

私の話と交互ってわけではないですが、こちらの話も引き続き合間に登場する予定です。
予定変更は大いにありえます(笑)

この後はまたブロ友さん少し回っていきたいと思います。

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

なのは物語751『妖星編8~偽りの怪物たち』


ざわざわざわ……
戦争を起こしていた二つの国の兵士達は突如現れた難敵に驚愕していた。突如現れた、巨大な怪鳥に。

「な、なんなんだあいつは……!!!」

「ひい、で、デカ過ぎるっ!!!」

「戦争なんてしてる場合じゃない!に、逃げろ~~~~~!!!」

突然の怪物の強襲に阿鼻叫喚の様相で逃げ回る兵士達。怪鳥が暴れまわって片方の国の兵士達を驚かせている頃、もう片方の国の兵士達の前にも。

「うわあああああああああああああああああ!!!!!!!」

「ご、ゴーレムだああああああああああ!!!!!」

「逃げろっ!!!!!つ、潰される~~~~~~~~~~~!!!!!」

巨大な岩石で出来たゴーレムが兵士達を追い掛け回していた。巨大怪鳥と同じような大きさのそのゴーレムは兵士達を押しつぶしたりはしないものの、かなりの勢いで迫って彼らを驚かせている。ゴーレムの勢いに怯えたのか兵士達は我先にと自国の方へ向かって駆け出して行った。

(狙い通りだ)

ゴーレムの頭部の影でそれを操っていた男、lゴルベーザは不適に笑った。チラリとケフカの方を見るとケフカも同様に笑顔でゴルベーザへ目を向けている。

二体の怪物はもちろん二人の作戦だった。ケフカが魔力で怪鳥の幻覚を、ゴルベーザが重力を駆使し岩石のゴーレムを生み出し、争う二国兵士達を恐怖で追い払うというものだった。新たに現れた怪物たちの存在を前に兵士達は戦争どころではなくなるという考えの下の作戦で、それは事実面白いように上手くいった。

やがてすっかり人がいなくなった大地の中心で怪物たちを停止させ、二人の男は歩み寄る。

「どうです!見事戦争を止めてみせました!やっぱり、何事も効率的にいくことが大事ですねぇ」

「ああ、あっさりと奴らも逃げていったな。……だが、怪物たちが幻影だと気づけば、奴らは再び戦争を開始するのではないか?」

「え?」

数秒の間を置いてケフカは頭を掻く。

「それは、考えて無かった」

「やれやれ、良い案だと同意した私も私だが、この後どうするか」

「うーん、そうだ。じゃあ、こういうのはどうですか?両国に私たちが潜入して……」

ゴニョゴニョと何事かケフカが耳打ちする。すると、ゴルベーザは感心したように唸った。

「お前は悪知恵の宝庫だな」

「褒めてるんですか?喧嘩売ってるんですか?」

「いや、しかし現実的ではないな。お前の案は『こうなったらいい』という理想も含んでいる。もう少し客観的に考えてだな……」

「ならどうするんです?」

「ふむ」

ゴルベーザはケフカよりも長い数分間考えこんでいたが、やがて、

「長い戦いの日々で勘が鈍ってしまったようだ。ともかく、今はお前の案を実行して様子を見るとしよう」

「思いつかなかったのをそんなかっこよく言わなくても」

「お前はしかし騒々しさとうっとうしさは変わっていないな」

「じゃあ変わったところについてどんな敬意があったのか、国につくまでにお話しましょうか?」

「うん?どうした、急に?」

「いや、あなたは良い人そうだなって前から思ってたので。なーに、ただ愚痴相手が欲しいだけですよ」

「……お前には案も貰ったしな、話くらいは聞いてもよかろう」

「どうも。そうですね、あれは今よりずっとずっと昔の話です」

二人組は国に向かって歩き出した。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

というわけで、前回からの続きもののお話です。
もうあんまり構成とか考えてませんが、思うがままに話は進んでいきます。
なのはさんとか今回出番無くてつまらないかも知れませんね、すいません。

今回から絵を描きます(何度目だ)

ただし、上の絵のようにかなり荒くなっています。挿絵はちゃんと仕上げると私では凄く時間が掛かるので…。
荒々しい絵で見づらいと思いますが、慣れたらもう少しマシになると思うのでそれまではご勘弁を。

謝ってばかりでふがいないですが、こんなところですかね。
とりあえずこれから少し回ってないブロ友さんを回っていきますね~b

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:30 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

極めて自然に不調

こんばんは~

今日は普通に不調です。

なんというか、気分が悪いとしか言いようが無く……
頭がくらくらな状態です(汗)

そんなわけで今日はお休みです。

皆さんも体調には気をつけましょう←人のこと言えない

ではでは~

| 雑記等 | 22:56 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

なのは物語750『妖星編7~仕事目前』



皇帝の生み出したゲートを抜け、黒いもやが掛かった煙のような通路を進むこと、役3分。私達は目的の場所へ到着した。通路から出てまず最初に目にしたのは、一面の焼け野原だった。草木一本生えていない荒野、人の姿一つ無い広大な台地。茶色の大地はメンバーで集まったあの場所よりは色彩に富んでいて良いが、憂鬱な気分になりそうな点は変わらない、そんな場所であった。

「……あらら~?本当にここなんですかね?誰もいないみたいですけど」

『仕事』についてよく知ってる私は予想していた光景と随分違うその様子に戸惑っていた。本来ならゲートが送り込んだ先にはたくさんの人がいる筈だが。一緒に転送されてきたゴルベーザは私の問いに平然と答える。

「いや、お前にも感覚を研ぎ澄ませば分かるはずだ。この地には、隠れている人間がそこらじゅうにいる」

「むっ」

すぐに私は目を凝らしてみる。

「……なるほど」

と言ってみたものの私にはあまりよく分からなかった。私の『目』に魔力を集中させればどんな魔力の流れも覗き見ることが出来るのだが、それはあくまで魔力が込められた人や物に限る。魔力を発していない人間の居場所を感知することは出来ないのである。それでもあえて気づいたふりをしているのはわざわざ弱点を誰かに教える義理もないだろうと考えていのことだった。

「事前情報によれば、ここはアノガベール国とサンドルフ国の中間に位置する荒野だ。これだけの人間が隠れているのならば、やはり起きているのだろうな、『闘争』が」

ゴルベーザがポツリと言った。そう、『闘争』……つまりこの地で起こっている人間同士の争いこそが私たちの目的であった。私達はなんとしてもその戦いに混ざり、この闘争を『終わらせなくてはならない』。

「隠れているのは戦いが長引いているからなんでしょうね、互いに相手の様子を見ながら隙あらば部下を送り敵を攻撃する、そんなところですかね。はぁ、面倒くさいことこの上無いですねぇ」

「ふむう?ケフカよ、私の知るお前はこういう時『楽しそう』と言い切り、どうやって人々を破壊するか嬉々として考え出す醜悪な男だったと思ったが……」

「げっ」

思わず漏れた独り言にゴルベーザが反応してきた。

「い、いやぁ~そうでしたっけ?でも壊すのなんて簡単過ぎてつまらないじゃないですか。もう飽きちゃっただけですよ。飽きちゃっただけ」

「……そうか。ともかく仕事の話だ。どうする?この地で起こっている戦乱を収める方法は概ね二つ。戦乱を起こしている勢力を両方潰すか。または片方だけ潰すか」

「えっと、話し合いでは?」

「何?」

ゴルベーザは今度こそ驚いたような声をあげて私を見る。いや、見ているかどうかは分厚い黒鎧の下に素顔があるため分からないのだが、ともかくこちらに頭部を向けて固まっている。自分でもおかしなことを言っているなと自覚しながら、しかしどうしても聞かずにはいられなかった。

「お前は本当に……ケフカか?破壊こそを至高の楽しみとし、自分の生きる意味だとまで言い切ったあの男が、本当に……お前なのか?」

「あはは」

「……もちろん話し合いで解決出来るのなら、『闘争』は静まりあの方も納得なされるだろう。だが、話し合いで解決など出来まい。不可能だ。お前がメンバーにいた遥か昔から何度か試しているが成功したためしが無い」

「そんな前から試してたんですか?」

「ああ、大きな力で戦乱を収めたとしても、結局は新たな戦乱の目は生まれてしまう。戦乱の目を完全に摘むには、目の元から正さなくては意味が無いのだ」

「だから話し合いじゃないんですか?」

「……いや、我々は所詮部外者。それも人間離れした力を持っている。そんな我々が語りかけた所で、彼らは納得しない。『所詮関係ない者からの意見』だとな」

「…………」

やっぱり面倒くさいなぁと私は思いつつ、口には出さず俯く。やはり、力で解決するしか無いのか……。

「……人間離れした……力……そうだ!」

私の珍しく冴え渡る頭がその時ばかりは突然、何の脈絡も無く思いついた。

「じゃあこんな作戦はどうですか?」

「作戦だと?人々をどう破壊するか、のか?」

「違くって、彼らに自主的に戦争をやめさせる方法です」

「……お前は、やはり私の知るケフカとは全く違う男のようだ。広間で他のメンバーと話していた時は猫を被っていたな?猫といっても悪猫の皮だったようだが」

「はて、なんのことですかぁ?」

「隠さずともいい、恐らくお前のその変化こそがお前がメンバーを抜けたきっかけなのだろう。何故今メンバーに戻ってきたのかは分からないが……今のお前のことだ、恐らくそう長続きはしまい。断言出来る」

「何故ですか?」

「お前はもう別人だからだ。以前のお前と比べて、な」

「…………」

ゴルベーザに何もかも見透かされているようでなんだか不思議な気持ちだったが、私はあえて何も言わなかった。まだ何も解決していない。ここでやらなくてはならないことがある以上、メンバーを抜けるわけにはいかないからだ。私は平然とした笑顔を固めたまま、聞く。

「で、話を聞くんですか?聞かないんですか?」

「一応、聞いておこう」

鎧の耳部分に口を近づけ、数十秒ほど囁く。思いついたプランをなんとなくのイメージで全て。全て聞き終えてから、ゴルベーザは腕を組んで無言で何事か考え込んでいたが、やがて力強く頷いた。

『仕事』に縛り付けられて考えが凝り固まってしまった我々とは違う、柔軟な発想だ。それならば確かになんとかなるかもしれん。だが、我々も本気で望まなくてはならないぞ」

だからこそ、今の私に必要なのだ。面倒くささを振り切って、全力を出さなくては成功しない作戦。これを完遂することがまず第一歩だ。

「もちろん、全力でやりますよ。心行くまでね」

「では準備に取り掛かるか、よろしく頼むぞ」

「こちらこそ♪」

話はまとまった。後は実行するだけだ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

というわけで、前回からの続きもののお話です。
今回は仕事の大まかな情報と、会話でしたね。
国同士で行われるような大掛かりな戦乱を止めること、それが仕事の内容です。
何故そんなことをするのかはまた少し後に分かります。

しかし、大変そうで今から不安が……^^;
まぁ頑張らなくてはですね……!

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:51 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

今日の小説はありません


どうも、こんばんは~

毎度のことですが今日も帰りが遅くなってしまったので小説はお休みです。

週一回ペースでヴィータちゃんには土下座して貰っていますね。
この調子で彼女にはハイペースな土下座姿を見せて貰いたい所←ヤメイ

そういえばアイマスのシンデレラガールズの1期を視聴しました。
最近ゲームを始めてはまったので軽い気持ちで見たら、こちらも中々にドップリはまれる面白さでしたw

まず歌が気に入りました!&ビジュアル&お話……って全部か(笑)

ラブライブ!を今までアイドル枠として考えていたのですが、
向こうはあくまで『スクールアイドル』で、こちらの『アイドル』とは趣が違うんですよね。

ラブライブ映画での結論がこんな所で実感出来るとは、やはり分からないものです。

とりあえず現在二期も放送中ということでゲームに合わせて楽しんでいきたいところ!
せっかくなので絵も描きたいですねw

そんなわけで、今日は小説なしという話とアイマス話の記事でした。

……こんな記事書いてる暇があるなら小説も書けるだろうと思った人、
小説は時間がかかるんです!!(汗)

ではでは~

| 雑記等 | 23:50 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT