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月面配信―動画作成局―

ボイスドラマやゲーム実況、歌ってみた動画の投稿&イラスト製作の投稿などを行います

2015年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年02月

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月夜になのは物語766『表でも裏でも』



 銀色の金属で覆われた、小さな公園程の大きさはある半円状のドームの中でとある戦いに決着が付こうとしていた。
人間大の機械で構成された大鎌を大きく背後に振り上げ、フェイトは叫んだ。

「ハーケン・セイバーーーー!!!」

巨大な鎌が振り下ろされる瞬間、稲妻のような閃光と雷鳴が刃の形を取って刃先から放たれる。それはまさに雷そのものであった。凄まじい速さで打ち出されたその攻撃は前方で刀を構えていた青年に瞬く間に襲い掛かる。

「ぐ、ぐわあああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!」

青年は雷の斬撃を胸元に受け、そして背後に数十メートル程飛ばされたかと思うと、更に衝撃でその場に何度か叩きつけられる。辺りには土煙が充満し、やがて青年の動きがうずくまる様なポーズのまま止まると、フェイトは片手を挙げて大声で言った。

「はい、訓練終了です!」

その合図を待っていたようにドームの外から様々などよめきが上がり始めると、ドームは上部からゆっくりと開かれていった。瞬く間にドームの壁は全て地面に収納され、晴れ晴れとした快晴の下、フェイトと青年は多くの見物人に駆け寄られる。

「流石フェイトさんです!あの模擬戦成績ナンバー2のカイロン君に手も足も出させないなんて!」

見物の少女の言葉に別の青年が答える。

「な、俺の言った通りだったろ。あのフェイトさんならあっという間だって」

「わ、分かってるわよ!でもあんなにあっさりなんてやっぱり凄い…!」

「いてて……げ、くそ~!

倒れていた青年、カイロンは悔しそうによろよろとした様子で起き上がると、フェイトの方へおぼつかない足取りで近づいて来た。

「……負けました、フェイトさん。あっさりと」

「うん。あ、大丈夫だった?」

「ええ、非殺傷設定だったので。でも、本当に死ぬかと思いましたよ。デカイ斬撃が何度も飛んでくるんですから!」

カイロンの言葉にフェイトはニッコリと、だがはっきりと言う。

「それが戦場だから。本番はもっと怖いかもしれないけど、怖がらないことが生き残る一番の近道だよ」

「は、はい」

「よろしい。じゃあ今日の教導はこの位にします。皆さん今日見た私とカイロン君の模擬戦についてのレポートを明後日までに高町先生に提出して下さい」

「「「はい!」」」

見物していた数十人程の新人魔導師達は揃って返事を返した。

「では、解散」



コンコン…ガチャ。軽い金属で出来た手動の扉が開かれる。

「お疲れ様、フェイトちゃん♪」

「なのはっ♪」

解散後新人生達と分かれたフェイトは、管理局の控え室にてなのはと再開し嬉しそうな顔をした。丁度着替えを終えた後だった彼女は長い金髪を小さなリボンで軽くまとめ終えると、すぐさまなのはに近づく。

「もうなのはの方は仕事終わったの?」

「うんっ、フェイトちゃんもそろそろかなって思ってたから一緒に帰ろうと思って」

「そっか。じゃあすぐに準備するね」

「はーい」

言いながらフェイトはそそくさと自分の荷物をまとめる為ロッカーの前へと戻り。屈み込み、脱いだ制服等を綺麗に折りたたみながら、彼女はなのはに微笑みながら言った。

「久しぶりに教導指導させて貰ったけど、ちょっと執務官業務で腕が鈍っちゃってたかも。やっぱり、今回教導の話を受けたのは正解だった、かな」

「そう?噂では期待の新人君の中でも勢いのあるカイロンくんがあっという間に倒されちゃったって聞いてたけど」

「カイロン君は知識も腕も頑張ってるけど、ちょっと実戦慣れが足りない印象だったかな。うんうん、それは他の子達にも言えるかもしれないけど」

「うーん、私もそこの所は気にして教えてるつもりではあるんだけど……」

「あっ、いやなのはの教え方が悪いとかそういうことが言いたいんじゃなくって」

「あはは、大丈夫分かってるよ」

笑顔で答えるなのはに、フェイトは申し訳なさげに、だが小さく笑みを返して立ち上がった。

「荷物纏まったし、行こうか」

「うん」



「でもね、新人君達が実戦経験少ないのは私もいけないなって思ってるんだ」

二人は並んで歩きながら、帰路に着くため車のある地下駐車場へと歩みを進めていた。そんな中、なのはの発した言葉にフェイトはやはり困ったように答える。

「ううーん、でもなのはが模擬戦をしてるならもっと実戦慣れしてても良いかなって思うんだけど……」

「それどういう意味~?」

「えっ!?ぜ、全力で模擬戦してる時のなのはって真剣だから……変な意味じゃないんだけど。むしろ『自分の全てをぶつける!』って感じで私は好きだな」

「そ、そんなに真剣さが顔に出てるかなー……」

ぽりぽりと頬を掻きながらなのははでも、と続ける。

「私だけが模擬戦することになると、どうしても学べる実戦経験に偏りが出来ちゃうんだよね~。例えば私には絶対フェイトちゃんみたいな斬撃は飛ばせないし、近接戦闘も出来ないよ」

「なのはなら結構良いとこいけると思うけど…」

「限度が、ね。そもそもレイジングハートは杖だから、槍術で近接戦には対処してみてもやっぱり本業には適わないよ。ヴィータちゃんの戦い方は特殊だから、模擬戦の相手としては実戦でぶつかるか不安定な面もあるし」

「えーっと、なのはやヴィータが今から剣術とかを学ぶよりは元から扱ってる私達が戦った方が勉強になるかもってこと?」

「そうそう。いつ何が起こるか分からないんだから、時間は幾らあっても足りないし無駄には出来ないし」

「ふふ、そうだね」

二人は駐車場に辿り着くと、綺麗な濃い赤色の車に乗り込み、フロントガラスの内側に二人並んで座り込む。車を動かそうとキーを差し込むフェイトになのはが言った。

「でも今日はありがとね、執務官忙しいのに教導任せて貰っちゃって」

「いやいや、だから私もすごく鈍ってる腕を動かすのに良かったし、こちらこそありがとう、なのは♪」

「じゃあ、またいつかも頼まれてくれちゃったりもするかな?」

「もちろん。あ、でも私も私で執務官業務とかあるからいつでもとは言えないけど……出来る限りは」

「そこまですぐにってつもりじゃないけど」

「でも頑張ります。なのはにも会えるし……」

「フェイトちゃん……うん、ありがとっ♪」

「じゃあ、行こうか」

二人は満面の笑顔で頷き合うと、そのまま車で外へ向かって発進させるのであった。

管理局随一を誇る期待の新人魔導師生徒達が貴重な体験を迎えられるのは、彼女達の力あってのことなのかもしれない。

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というわけで、なのは物語766話でした☆
今回はなのはさんとフェイトさんのお話です。
こんな日も結構あると思うのですが、なのはさんの模擬戦だけでも効果自体は相当ありそうではあるんですよね~。
一人でよりは複数人で教える方が良い点も多いでしょうけど、なのはさんなら隙なく全て教えてしまえるイメージではあります。

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

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| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 03:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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月夜になのは物語765『行き着く場所』



「はぁっ……ふぅ……ふぅ……!」

ヴィヴィオは疲れきった様子で地面にしゃがみ込むと、額から止め処なく溢れる汗を懸命に手で拭った。疲労からか額に皺を寄せ、肩を震わせながら大きく息を吐く彼女ではあったが、口端に携える仄かな笑みは浮かび上がったままであった。そう、彼女は今苦痛を感じているのではなく、むしろ清々しい程の充実した感覚を得ていたのである。理由は、彼女の前に立つ、彼女よりも背の低い少女。

「やっと疲れてきましたって感じみてーだな。ったく、おめーは母親に似て本当にタフなファイターだな」

小さな少女、ヴィータは呆れたように、だがどこか嬉しそうに言った。そんなヴィータの言葉についついヴィヴィオも疲れを忘れて笑ってしまう。

「あははっ♪でもこの位ミウラさんも全然余裕だと思いますし、むしろ結構バテちゃってるのが悔しいくらいですよ……!」

「なっはっは、そりゃあ、うちの道場でも指折りの努力家と張り合おうってんならもうちっと頑張らねーとな。ヴィヴィオが頑張ってるのをミウラの奴だって意識してやってるから、前よりずっと張り切ってるし。まぁ、あいつはあいつで色々と問題が山積みなんだけど……って、そんなことはいいんだ!」

「?」

ヴィータはヴィヴィオをジッと鋭い眼光で見据えると、真面目な口調で言った。

「ヴィヴィオ、今回久しぶりに練習付けてやって思ったけど、お前はいずれデカイ壁にぶつかることになるかもしんねーぞ」

「デカイ、壁?それってストライクアーツについてのってことですよね」

「他に無いだろ。将来のこととかは置いとくとしてもさ。……お前、例えばストライクアーツのプロ選手達と自分の違いってなんだか考えたことあるか?」

「え、えっと……」

少し考えてからヴィヴィオは首を振った。

「強い選手の人と会って、どう強いのか自分とどこが違うのか考えたりしたことはありますけど、『プロ選手』との違いは考えたこと無かったかもしれません」

「そっか、ヴィヴィオなら一回位考えたことあるんじゃねーかなって思ってたんだけどな。それなら今度暇な時ジックリ考えてみると良いさ」

「ヴィータさんはその答えを知ってるんですか?」

「さあ、お前の満足いく答えかは分からねーけど見当位は、な」

歯切れの悪いヴィータに、しかしヴィヴィオは笑顔で問いかける。

「その答えは、当然自分で気づくしか無いってことですよね?」

「ん……そうだな。とは言え、自分から聞いといてヒントの一つも出さねーってのも素っ気無い話か。ふーむ……お前は何度かプロのファイターの試合を見てきてるよな。それを見てどう感じた?」

「え?それはもう、強くてかっこよくて素敵だなって…」

「他には?」

「えっと、私が学んでいるストライクアーツの基本型を突き詰めている人もいれば、自分独自の戦い方を組み込んだ人、その二つを極めている人の大体三種類の人が多いですけど、有名なプロファイターは主にこの三つ目に位置している人がたくさんいるように思いました」

「なるほど。んじゃ、お前はその三つのどれに当てはまると思う?」

「う、う~ん……やっぱり、一つ目?」

「ブーはずれ~」

「ええっ?」

からかう様な目でニコニコするヴィータ。そんな彼女を尻目にヴィヴィオはもう一度考え直してみるが、やがて首を振った。

「その三つの中なら私はそこまで競技向けの特別な魔力資質も無いですし、やはり三つ目だと思うんですけど……いや、もしかしてこの三つの中には無い?」

「あっはっはっは、発想の転換は惜しいな。でもそうじゃない答えは三つ目の『二つを極めている人』だよ」

「えええ?でも、私本当に特別な資質とか無いですし」

「つーか、ストライクアーツやってる選手は多分必ず三つ目に当てはまるしな」

「へ?」

「いいか、お前が今言った分け方なんてのはプロの中には存在してない。プロ選手は全員が自分の能力を全て極めた奴ばっかで、そうでない奴はプロにはなれてない。いや、プロになるにはまだ鍛錬不足なだけなんだ」

「鍛錬不足……」

「ストライクアーツをやってる数え切れない選手達は全員お前の言う『三つ目』の可能性を持ってる。もちろんお前もだ。独自の特殊な技法なんてのは練習の中で自分なりに見つけられる程度のもんだし、自分ではそうは思って無くても相手から見たら特殊に見える要素なんていくらでもある。お前のカウンター決めれる『良い目』なんかもな」

「はい……でも、それなら鍛錬不足の私はやっぱり一つ目の分け組みに入ることになりませんか?

「無理に分けるなら、な。でもそんなことでわざわざ分けて自分の士気を下げることもねーだろう。結局行き着く場所は一つなんだからな。で、ここで問題なってくるのがさっきも言った『壁』だ」

「あ、今のはまだ答えじゃなかったんですね」

「当たり前だ!こんな堂々と口を滑らせる奴がいるか」

「あはは……」

ヴィヴィオは頭を掻きながら微笑み、そんな彼女を見てヴィータは小さくため息を付く。

「……別にお前が今の自分に出来る精一杯の方法を師匠達と模索して頑張ってるってのは分かってるんだ。だから鍛錬不足なんて言われてもそこは時間をかけて地道に頑張っていくしかねー。ただ、それを承知の上で一つ気になってるのは」

「…………」

「っと、こっから先は答えだったな。いってるそばから漏らしちまう所だった」

「あららっ」

ヴィヴィオは肩を落とし、そしてすぐに悔しそうに言った。

「もう、あと少しで聞けちゃうかな~って思ったんですけど~!」

「だから言わねーって。つーか、本当は期待なんてしてなかっただろー?」

「あははっ、実はそうなんですけど~」

答えてから彼女は小さく目を細めた。

「自分のこともっと考えてみなきゃって思いましたし、今回の問いかけはその良いきっかけになると思います。けど、私は心配ないですよヴィータさん」

「ん?」

満面の笑みを浮かべヴィヴィオははっきりと言う。

「私はストライクアーツが好きでこの世界に入って、ストライクアーツを通じて様々な人と知り合えて、支えられてきました。私、今でもストライクアーツのこと大好きなんです♪何度も負けちゃったり、欠点を指摘されたりすることもありますけど、本当に大好きなんです!」

「……そっか」

「ですから、これから先どんな大きな壁にぶつかっても私は諦めないでぶつかっていきます。そしてまず……」

拳を空に突き出し、彼女は宣言した。

「ミウラさんに絶対に借りを返します!!」

小さく笑ってからヴィータはヴィヴィオの背中を叩いた。

「おうっ、やってみろ!」



話が終わり、ヴィヴィオはお礼を言いながら去っていった。その小さくも無限の可能性溢れる背中を見つめながらヴィータは静かに佇んでいる。

(ヴィヴィオ、あたしはお前が『戦闘向き』の体で無いことをまだ心のどっかで気にしてるように感じたんだ。それを感じてるからこそ人一倍根気よく頑張るし、もし誰かに負けてもそんな言い訳があるからある種、仕方なさなんかも感じているかもしれないってな。けどさ、例えそうだったとしてもお前は大丈夫かもしれねーな。周りにいるたくさんの心強い仲間や応援してくれる家族、そしてストライクアーツへの想い。お前の根気と覚悟ならきっと…………けどな!)

ヴィータは拳を握り締めて不適に微笑んだ。

「ミウラだって負けてねーぜ?」

微笑を携えたままヴィータは帰路につくのであった。

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というわけで、なのは物語765話でした☆
突然久しぶりに書きましたが、なのはvividの新巻を読んだのでそういう関係のお話で固まっていますね♪
本編では中々たくさんの新キャラが出てきているvividですが、個人的にこの二人の再選がいつになるか楽しみだったりもしていますw

さて、

しかしいつにも増して最近は寒いことこの上ないですね…!
ヴィータちゃんと生肌で温まり合いつつお風呂を共にしたとしてやっと耐え切れるレベルの寒波なので、小説書いてる間も中々思い通りに文章が打てず四苦八苦しています。
まぁ季節に沿った寒さだとは思いますが、ヴィータちゃんも「アイスを食べるにはちと寒過ぎるな」(アイスを食べながら)ってな感じになっていたり。

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

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| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 21:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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定時記録6:写真模写


ひっっっさしぶりにヴィータちゃんのイラスト練習です。

適当に探した写真をモデルに模写してます。
ヴィータちゃんになってるのは私の好みです(直球)
構図とか服装とかお借りしています。元写真の人も相当可愛いかったですけどね、
やっぱり私はヴィータちゃんがナンバー1な気がしますね、はい。

まぁ……こんなの毎回は描けないと思いますけど、
練習しないと腕が落ちる一方なのでちょくちょく再開していきたいところ。

いや~ヴィータちゃんはですね、何着ても可愛い自信がありますからねw

色々な服練習のついでに着せてあげられたら、
いいかもしれませんね(笑)

ただ後で思ったんですけど、この格好……
一見上着が暖かそうに見えてズボン捲ってますからね。

この季節では……さ、寒そう……;

ではでは~

| 雑記等 | 00:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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定時記録5

定時記録5

お久しぶりです、こんにちは☆

日記って普段何やってるか書く場だと思うんですけど、
別段書くほど日常が潤っていないと何も書けないんですね、随分前に気づきました。

まぁ、ヴィータちゃんとラブラブしたり、なのはINNOCENTのCD買ったりとかはしてて、写真も一応残してるんですけど、
ついつい忘れてしまうと、後で思い出してもブログに載せる気力と熱意が消えうせていたりなんかして……



そこまで書いて彼は背後の視線に気がついた。見てみると、彼の嫁ヴィータがジッとつまらないようなものでも見る目で覗いていたのである。ケフカはすぐに声をかけた。

「どったの?ヴィータちゃん」

「おめーそれ書くの随分と久しぶりだろ。サボッってたんだろ」

「(ギクッ)い、いや書くことが無いと自然と更新も滞ってしまうのは自然の摂理からして当然の事象であり……うんぬん」

「はぁ、まぁいいけどさ。あ、これ食うか?」

「んえ?」

ヴィータは何故かポケットから片手サイズの板チョコを取り出すと、ぐいっと無理やりケフカの口に押し込み、鼻に凸ぴんをする。その勢いで彼は変な声を漏らしながら頭をガクンと揺らされる。

「ふごっ!」

「ふふっ、全部やる」

「ふぁ、あ、ありがとう……」

「頑張れよー。どっちでもいいけどさ」

「あ、はい」

「~♪」

何故かご機嫌な様子でさっさとその場を立ち去っていくヴィータ。ケフカはそれを疑問いっぱいの視線で見送りながらも、板チョコを頬張る作業に精を出し始めるのであった。

「あ、甘い」



え~……えっと?

あ、はいはい、気力がなんやらかんやらでしたね。
まぁそんなわけで特に書くことも無いかなと思っていたんですけど、
うん……まぁ、もうちょっと、くらいは……頑張りたい所ですね、はい(笑)

そんなわけで特に何というわけでもない提示記録のお時間でした。

ではでは~

| 雑記等 | 01:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヴィータちゃんお年賀



皆さん、あけましておめでとうございます

って、この挨拶前に既に今年最初の記事は書いてるんですけどね^^;

軽い気持ちでヴィータちゃんの年賀状を描いてみました♪

境内か何かで羽根突きをしているようですw
今回はアニメ塗りではなく雑な感じで色塗ってます。

今年は申年ということで猿っぽい格好のヴィータちゃんを描こうかとも思いましたが、可愛い格好が思いつかなかったので元気に運動している姿になりました。

もはや何かのアニメの女忍者みたいな格好になっていますが、
まぁ、小さい女の子はこれくらい元気な方が魅力的でありかもですね(笑)

ではでは、改めまして

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします☆

| 過去書庫『ヴィータちゃん日記系』 | 19:30 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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朝からなのは物語764『一週間禁止なの』


「な、な、なんてこった……!!」

 お正月の八神家、洗面所。一家の赤毛の女の子ヴィータは愕然とした様子で立ち尽くしていた。彼女の乗っているのは搭乗することで人体の正確な重量を数値化し、それを搭乗者に数字として公開、心身共に多大なダメージを与えるという凶悪なマシン……体重計であった。しかし、普段の彼女であればこの危険な代物も赤子のように平然と乗りこなす事は出来るのである。何しろ彼女はうら若い少女、それも活発に運動をこなす少女だ。体が太る要素も無ければ太ったとしてもそこまで変化するはずもない。

……筈だったのだが。

「そ、そんな……年末から10キロも太ってる……!?」

年末から早1週間。その一週間でここまでの体重変化は異常だった。いや、彼女には尋常でない異常に感じられた。今までキープしてきた低体重がたった一週間でグッと増してしまったのである。ヴィータは何度も体重計に乗っては降りてを繰り返し、その数値が見間違いであることを祈り確かめた。しかし、

「変わら……ない」

体重計の針は何度揺れ動かしてもピタリと同じ数字目掛けて停止した。愕然としてヴィータは力任せに体重計を蹴りまくる。そんな筈が無い、こんな訳が無い、その一身で彼女はそれを数十回ほど蹴り終えると、恐る恐る再び体重計に乗る。針があまり動かないようにゆっくりそっと静かに……

針はもちろん同じ数字の所で停止した。

そんな彼女の姿を影からひっそりと見ていた者がいた。八神家、主の少女。八神はやてである。はやては洗面所のドアの影でヴィータが体重計を蹴りまくる辺りからそっと見守っていたのだ。しばらく見守っていた彼女は、ヴィータが体重計に乗り愕然としている姿を見兼ねてゆっくりと声をかけた。

「はぁ、だから言ったやろ、ヴィータ」

「!!は、はやてっ!?」

赤面して驚きの声を上げるヴィータに、はやては人差し指を唇に当てて囁く。

「こらこら、あんまり大きな声上げると皆来ちゃうよ?それはちょっと恥ずかしいやろ?」

「う、うん……」

なんとか驚きの衝動を抑えて静まるヴィータにはやては眉をしかめて言った。

「体重、増えたんやろ?」

「……うん」

「何キロ増えたか……は聞かないでおくけど、正月前に食べ過ぎたらあかんよって何度も言ったやないか?」

「そ、それは……そうだけど、ついお腹が空いちゃって」

「せやかて、それでこういうことになったらどっちみち嫌な思いをすることになるんやから。あんなに何十回も体重計を蹴って、壊すんじゃないかってハラハラしてたんよ?」

「見てたの?」

「あーちょっとだけな~。ってそれはともかく!!」

「わっはい!」

はやてはビシッとヴィータを指差すと、小さな声でしかしはっきりと宣言した。

「ヴィータは今日から一週間アイス禁止や!」

「え、ええええええ~~~~~~~~~~~~!!!!?」

彼女にとってそれはあまりに耐え難い宣告であった。アイスは彼女にとってもはや食べ物ではなく、友情というか愛情というかそのような運命的なもので結ばれた食べ物なのである。それを差し押さえられるというのは幾ら一家の主の言葉だとしてもすぐには受け入れられなかった。だが、それを見越していたかのようにはやてはヴィータの口を続く言葉で塞いだ。

「ええか~?ヴィータが太るのに一週間かかったんやから、太った分一週間痩せようとすればなんとかまだ取り戻せる…筈なんよ。せやけどここで堪えようとしなかったらヴィータはそのままどんどん太っていくことになっちゃうと思うよ

「でも……一週間も」

「我慢やでヴィータ、正月太りは皆の敵なんや。シャマルなんて昨日全く同じことをここでしてたんやで?」

「えっ、シャマルもっ!?」

シャマルとは八神家の一員にして医者でもある女性だ。どうやら一足先に彼女もここの体重計の前で右往左往していたらしい。

「シャマルなんて私が声をかけたらすぐに『今日から絶食しますー!』なんて叫んでて、止めるの大変だったんやから」

「そ、それは思い切りが良いというか勢い任せというか、だね」

「ともかく、それくらい覚悟して戦わへんと正月の魔の手には抗えないんや。ヴィータ、我慢出来るな?」

「あ、アイスをい、一週間……」

ヴィータは悩み悩み、悩み抜き、そして愛する一家の主に答えを出した。

「い、一週間だけなら……耐えられると、思う。……多分」

「よく言ったで!大丈夫、ヴィータにはダイエット仲間のシャマルもついてるんや♪
きっと二人で協力すればなんとかなるはずや!」

「う、うんっ!」

力強く応えながらヴィータはひっそりと思っていた。

(だけどはやて、シャマルのもあたしのもほんと、いつの間に見てたんだろ…)

かくしてヴィータとシャマルのダイエット習慣が始まるのであった。しかし、彼女達はまだ知らない、その道の先には彼女達が想像もしていなかった苦痛と困難が伴う茨の道が広がっているということに……。

しかし、シャマルを一人残しヴィータは僅か2日間のアイス禁止で体重自体は元に戻ったため、その茨の道を通ることは無かったのだが、それはまた別のお話。

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というわけで、一話完結ものです。
いや、ヴィータちゃんのお話としては完結しただけでシャマル先生についてはまた書くかもしれませんが分かりません(笑)

正月は食べて寝る、なんてことばかりになりがちなので、
こういうきっつい出来事も結構起こるのではないでしょうか?

やはり大事なのは運動ですね、中々正月早々とういうのも大変ではありますが。
ヴィータちゃんは結構運動大好きっぽいんで食べ過ぎなければ大丈夫みたいですが♪

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

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| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 10:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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