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月面配信―動画作成局―

即興アニメや歌動画の投稿、またイラスト製作の投稿などを行います

2017年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年06月

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あさひさんを描いてみた…



どうも、こんばんは

前にかぷちぃのさんがヴィータちゃんのイラスト描いてくれたので、
お返しに何か描こうと頑張っていたのですが、

ちょ、ちょっと待って!も、もう一枚描くんで!!(必至)

ということでとりあえずあさひさんって言う、一目見て気に入った方を先に描かせて頂きました。こういう糸目っぽいキャラ好きなんですよねぇ、意外に。

……で、描いてはみたんですが……
「あれ?こんな感じなの?」ってな感じになってしまっている気がしなくもない(というかする)ので、もう一枚何か描けないか頑張ってみたいと思います。

かぷちぃのさんにはまた少々お待ちいただきたいと思います。

んで、

もう一人このブログに暖かなイラストをくれた方がいまして、
そう、恐らくこれを見ているあなた、あなたですよ
(※タカツカサさんです)

以前は結構色々描く機会があったのですが、めっきり描いていなかったので、タカツカサさんにも何か描けたらなと考えています。

まぁちょっと他の予定と平行しながらなのでどれくらいで描けるかわからないのですが、気長にお待ち頂けたらと思います^^




さて、




話は大分変わって雑談ですが、最近見ているアニメは今の所「ひなこのーと」「エロマンガ先生」「フレームアームズガール」の三作品となっています。

オススメされたsin七つの大罪はまだ見れていません…;

見るのあるのか?って聞かれると間違いなくあるので、
そちらも近日中に見て今期は4作程度の視聴になりそうです。

「ひなこのーと」「エロマンガ先生」は特に良い感じで見れていて、
こりゃあ最後まで目が離せねーな!!とっとと次回の話が見たいぜー!!ってなテンションで毎週待ちわびることになるのですが、
「フレームアームズガール」はちょっと惰性ありで見てる点も多いかもしれません。

まぁ、

可愛いので全然OKなんですけどね←結論






ではではそんなわけで今日もこの辺で。

おやすみなさいです☆
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月夜になのは物語786『かくれさせんぼ』(雷光消失編8)










シグナム……管理局地上部隊一等空尉。八神はやての守護騎士。
ザフィーラ……管理局地上部隊特殊戦闘員。八神はやての守護騎士。






「…………」

ポルテは片手で崩壊したビル中部の瓦礫を掴み、ぶら下がっていた。崩落したとはいっても彼女が掴まっているのは高さとしては数十メートル、地面まではまだかなり高さがある場所であった。全身の服はボロボロになり、所々火傷の痕も残っていたが、それでも彼女は平然とした表情を浮かべていた。

「あーりゃりゃ、まさかこんな荒々しい手を取ってくるとは、ね。管理局員なんて裕福な家庭でぬくぬくと育ったお譲ちゃまだと思ってたけど……こりゃあ少し読み違えてたらしい」

「それはどうも」

「!」

上からの声にハッと見上げると、上からティアナ・ランスターが降ってきた。上空でクロスミラージュ(※特殊な二挺拳銃を指す)を構えたまま、四肢を開いた状態で滑空するように彼女はポルテにみるみる内に近づいていく。

「ミラージュ・バスター!!!」

銃口からポルテ目掛けて魔法弾が発射された。およそ6発連射されたそれらは更に勢いを増して片手で吊り下がるピンク髪の少女の元へ迫り飛んでいくが……

「それっと」

「な!」

なんとポルテは片手だけの力で体をジャンプさせたかと思うと、それらの魔法銃撃を、両手を盾のように構え1発、2発と次々と防御、更には弾き飛ばしていく。銃撃が命中した箇所は外見上特になんのダメージも入っていないらしく、カスリ傷一つすらついていなかった。砲撃を凌ぎ切った彼女は再び壁に、今度は両手で吊り下がると、ビルの壁に蹴りを入れて数メートルほどある大きめな風穴を開けると、そこへと体を飛び込ませる。

「くっ」

ティアナはポルテが侵入した穴の一つ上の階辺りを狙い発砲。魔力を込めた弾丸によってこちらも数メートルほどの穴をこじ開けると、そこに向かって迷い無く飛び込んでいく。

(……魔力弾、普通の人間なら熱傷どころか一発でも生身に当たれば痛みで悶絶は必至の筈……でもやっぱりこの子には!)

「効かないようね!!」

カキンッ

音を立ててティアナのクロスミラージュとポルテのタスクロッドが激しくぶつかり合った。その瞬間、ティアナの拳銃が突如眩い光を放ち、音声を鳴らす。

【Dagger Mode!!(ダガーモード)】

二挺拳銃の形が凄まじい速度で稼動・変形し、二対の魔力刃に変化。ティアナはそのまま変形したクロスミラージュを使い、ロッドの防御の隙間を縫ってポルテへと切りかかっていった。一方ポルテはというと、変形の瞬間は目を丸くして驚いていたが、ティアナが攻撃に入る際には既に冷静さを取り戻しており、狙われた生身の部分を素早く刃からかわしながら背後へと後退していく。

てゃああああああああああああああ!!!!!!」

尚も刃を巧みに操り、反撃の余地を与えずに切りかかっていくティアナ。しかし、

「ははっ、甘く見られたものだ、ねい!」

ポルテのロッドによる強打がクロスミラージュの切っ先に直撃。ティアナは腕力を持ってそれを受け流そうとするが、あまりに強力なその一撃により強引に吹き飛ばされてしまう。

「うっ!」

地面を転がるティアナに今度はポルテの方がロッドを振り下ろしていく。

「それそれそれっ!」

「はっ!たっ!やっ!!」

起き上がりなんとかロッドを受け逃していくが、反撃の猶予なくティアナは背後に後退していくことになる。一振り防ぐのにも二対の刃二つでやっと釣り合う威力なのだ。手数で遅れていくのはある種当然とも言えた。

「さっきの一撃で弱った僕なら倒せるとでも思ったのかい?ここまで追い詰めてきた君達にしては爪が……ん?」

ポルテは言いかけてふと気づく。そういえば、もう一人はどこに言った?

「あなた、少し天然でしょ」

「んっ?」

ティアナの言葉にポルテは思考から呼び戻される。攻撃をかわし、後退させられている筈なのに、彼女は余裕のある表情を薄っすら浮かべて言った。

「もう何度目なのよ、このやり取り。私はかくれんぼも、かくれさせんぼも大得意よ」

「そういうことだ」

「!!」

ポルテは背後に、気配を感じた。いや、既に声を聞いただけで誰なのかも、どういう状況なのかも理解出来ていた。恐らくは幻影に隠れていたであろうシグナムが、どこからともなく姿を現していたのである。既に刃は振りかぶり、その上今まで見たことの無い程凄まじく膨大な量の魔力がその一振りに込められているのが気配だけで伝わってきた。

「ありゃりゃ、こりゃあ詰んでるね」

「断ち切れ炎!飛竜一閃 !!」

シグナムが刃を振り下ろすのと、ポルテが刃の一閃によって消し飛ぶのはほぼ同時の出来事であった。ティアナは先に身をかわしてソレをなんとか回避する。振り切った
刃から莫大な量の魔力と炎が刃の形をとって放出。全てを断ち切る純粋な破壊力だけを持った斬撃は建物を一太刀の勢いのまま無残にも引き裂いていき、やがてついにはビルを丸々一つ真っ二つにすることとなった。輝いていた刃が突き崩した箇所から空気が猛烈な勢いで吹き抜け、僅かな時間静かになる。一瞬とはいえ建物が綺麗に二つに分断されるのを見て、ティアナはふと思った。

(……これはちょっと、後始末が大変ね)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

というわけで、なのは物語786話でした。
ようやく勝負は一旦決することとなります、ポルテとの戦い。
事件が始まって最初の相手にしては強力すぎる敵でしたがはてさて、
この後はどうなっていくことか。

そういえばせっかくポルテのイラスト描いたので、
アイコンにして小説出る時は使うことにしました。
まぁ、一旦出番はなくなるかもしれませんが、ね。

さて、

そういえば今日はもう一個更新予定です。

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:20 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヴィータちゃんと2泊3日の温泉旅行~1日目深夜~



・サースィ・ケフカ……このブログ管理人。道化。

・ヴィータちゃん……ケフカの嫁。赤髪の女の子。



1日目、夜。宿のスタッフに導かれるまま大広間に案内される私とヴィータちゃん。広間では他の旅行客達が既に大方席についていたようで、私達もそれに倣って座席に座った。そこで出てきた料理は……

「おお!!刺身に蟹鍋、それに色々な海鮮系のなんか!!」

「なんで曖昧にすんだよ」

まさに和食と言う感じの海の幸を豊富に取り入れた、見るだけで食欲をそそられる料理が幾つも並んでいた。さっそく目の前の刺身へ私は箸を伸ばす。感想はもちろん、

「う~ん、美味しい~♪このよくわかんないけどプリプリの赤身がプリプリしてプリプリ~ってな感じで~」

「お、その例えはよく分かんねーけど、確かにうめーな♪」

ヴィータちゃんも美味しそうに刺身を口に入れては、ホカホカ炊き上がった白米をたんまりと口に入れている。私も続けて白米を食べ、素早くおかわりをしに向かった。戻ってくるとヴィータちゃんは呆れた様子で言う。

「はえーよ、おかわりが」

「えーだって美味しいんだもん。それにしても、別にここって海に近い土地ってわけでも無さそうなのにこんなに美味しいなんてびっくりだねぇ」

「そうだなー、でも明日とかは山の幸が出るらしいぞ」

「あれ、そうなの?」

「メニューに書いてあった」

「ほえーでも私は個人的には海の幸の方が好きな人間、略して海幸人間だからちょっと残念かなぁ」

「まるでなんかの怪人みてーだな」

「ホッホッホ、まぁでもいっか。この後にはお楽しみお楽しみがあるから、ね♪」

「…………今度は変態おやじみてーだな」

「なんか嫌!!」

私達は豪華な食事を堪能し、部屋に戻った。そして、しばらく部屋でのんびりとテレビを見たりゲームをしたりなどで時間を潰した後、ようやく私の方から切り出した。

「22時……ヴィータちゃん、なんだかそろそろ体を清めたくなってきたんじゃない?」

「おめーの心を先に清めた方が良いと思うけどな。まぁ、でもそーだな……確かにそろそろ良い時間、か」。よし、行くか?」

「行きましょ、そうしましょ」

せかせかと準備をし、私達は前もって聞いていた宿の温泉へと向かうことにした。
ああ、どんな温泉なのだろうか、いやそれはどうでもいい……ヴィータちゃんとの混浴、どんな素晴らしい空間が待っているのだろうか。そんなことをずっと考えながら温泉に向かっていた私と(それを無言で見ていた)ヴィータちゃんは地下へのエスカレーターを降り、古びたマッサージチェアの横を通って、数分かけて目的の場所へと到達することが出来た。『湯』と書かれた扉を開けてみると、なるほど、混浴というだけあって着替えの場所も男女同じ場所らしく、特に仕切りもなく服を入れる籠が棚に点在しているのを確認出来る。更に中央には温泉へと続いているらしい半透明の扉があり、そこからうっすらと暖かそうな湯気が漏れ出しているのが見える。

「よ、よし、じゃあ着替えっか……」

「う、うん」

何故か無性に気恥ずかしくなり、私達はそれぞれ反対の位置でひっそりと着替えることにした。もっとも、私の方はすぐに更にそれを上回る欲望に支配されてしまったのだけど。

(ヴ……ヴィータちゃんの生着替え……こここ、これは流石の私も滅多に拝めるものじゃない……!)

ゆっくり体に纏った服を脱いでいきながら、すばやく背後のヴィータちゃんに向けてチラリと横目を向ける。彼女は既に体にタオルを巻いて私の方を凝視していた。

「ちょ、なんでヴィータちゃんがこっち見てるの!!っていうか脱ぐの早い!!」

「あはは、いやー、だっておめーの生着替えとか滅多に見れねーし。見せたくねーもんとか隠してそうな着替え方だな」

「ま、まさかこの私に辱しめを与えるとは……我が嫁ながら恐ろしい」

「良いから早く脱げって。ちょっとさみーから」

「あ、はい」

パパッと素早く全裸になり、私も普段はまかないタオルで腰周りを覆った。別に隠さなくとも良かったが、公共の場であんまり興奮しすぎるシュチュエーションになるのも……あかんやん?(はやてさん談)

そんなわけで二人揃って準備完了した私達は『湯』の扉をガラリと開けた。生暖く水々しい空気が体を吹きぬける。そこにあったのはまずは白いタイルがギッシリと敷き詰められた巨大な室内、そして複数点在する家にあるものよりも何倍も大きい湯船たちであった。

「なーるほど、こりゃ悪く無い」

「つーか結構広いな。あ、混浴だから女湯だけじゃなく男湯の分も繋がって広くなってんのか」

「ヴィータちゃんヴィータちゃん、あれ入ろ、あれ!」

「なんで急に犬みたいにはしゃいでんだ?」

「いやいやいや!!私はヴィータちゃんと入れるって知った時からずっと犬以上にはしゃいでるから!寧ろオオカミだから!!」

「あーそうだったな、んじゃまぁ入るか。どれどれ……」

一番近くにあった泡の風呂に私達は体を浸からせる。お湯自体は少し熱め。入った先から泡が次々と沸き、体を刺激して非常に気持ちが良い。

「おお、なんか変な感じだけど気持ち良いねぇ」

「おーそうだなぁー」

横目で見るとヴィータちゃんは惚けたように目を瞑りながら、とても気持ち良さそうに肩まで浸かっていた。その表情がなんだか珍しくて、私は思わず顔を向けてジッと見つめてしまった。普段は結構白い彼女の素肌がみるみるうちに温かみのあるピンク色へと染まっていく。髪の毛は頭の上に巻かれているが、一部は水に浸かってユラユラと綺麗な赤色を揺らめかせていた。そして、下に目を向けると柔らかな肌も泡に刺激されて早くもスベスベに……

「おい、どこ見てんだよ」

「ん?」

ジッと体を観察していたらいつの間にかヴィータちゃんが私を見つめていた。いや、目を細めて睨んでみせているようだった。ちょっと意地悪そうな雰囲気をまとって私は答える。

「そりゃ男が混浴で見るものって言ったら一つしか無いでしょ」

「へ、へぇ。何を見てたってんだよ」

「それは引かれるので秘密です」

「なんなんだよ~!!」

その後も私達はミルク風呂、普通に大きなお風呂、そして水風呂にまで二人で次々と入っていく。何か、案外この辺はドキドキとする新鮮さは感じられなかった。たまに二人で入るお風呂に近かったためか、もしくはこの空間に少し慣れてきてしまったからかもしれない。もっとも、それでも私はいつでもケダモノになれるくらいにはヴィータちゃんの体を毎回凝視してはそれをつっこまれていたのだけど。

水風呂のあと、シメに二人でサウナ室に入る。これでもかとばかりに熱々の空間であった上に、今度ははっきりとヴィータちゃんの全身を拝みやすくなったので余計に私の心と体は熱くなっていた。

「襲いたい」

「は?」

「あ、いや、ヴィータちゃんを食べてしまいたい」

「全然意味変わってねーぞ」

「ところで、今日は露天の方は入らなかったね。大きい湯船の隣に扉があったけど」

「明日入ればいーだろ。あんまし長い時間入ってるとせっかくの旅行中に風邪とか引いちまうかもしんねーし」

「まぁ、そうだね。その時こそ本気で襲……いや、食べちゃおうかな」

「……だから意味変わってねーって!」

「うーん……ん?ヴィータちゃん良い汗かいてるねぇ」

「そりゃ、こんだけ暑けりゃなぁ。汗なのか水滴なのか分かんねーけど」

「匂いとか嗅いだら分かるんじゃない?くんくん……」

「って勝手に嗅ぐなーーー!!!」

バゴンッ

「あたー!!?」

思い切り頭を叩かれて涙目になる私。……いや、本当は涙目ではないのだけれど。むしろちょっと久しぶりで楽しい。

「なんで裸の付き合いはよくて匂いは駄目なのよー」

「だからって体を嗅ぐとか、それは別問題だ!!」

「ホッホッホ、でも大丈夫だよヴィータちゃん」

「え?」

「フローラルな匂いしかしなかったから!汗の匂いはしなかったよ!(迫真)」

「もう一発いっとくか?」

「今日は遠慮しておきます」

案外、こういう場でのやり取りの方が恥ずかしそうなヴィータちゃん。彼女の意外な(?)一面を知れたところで第一次混浴パーティは幕を閉じた。サウナを出て服を着て、私達は部屋にまでさっさと歩き出す。大分遅い時間のため旅館内はあまり人はうろついていなかった。明日のことも考えて寄り道せずに部屋に着き、既に敷かれていた布団(恐らく仲居さんが敷いてくれた)にバタリと体を任せる。ヴィータちゃんも同様だった。

「ふぅお楽しみも終わったし、今日は良い気分で眠れそうだよ」

「へーそりゃ良かったなー」

「ねえねえ、明日はどこ行く?」

「明日考える。今日はもう寝る」

「了解ー」

彼女のあまりに眠そうな感じに私まで一気に眠くなってしまった。いけない、湯船で火照った彼女の寝込みを襲う私の完璧な作戦が……。

その日は結局、二人して宿の気持ちよ過ぎる布団に包まれたまま気持ちの良い睡眠に誘われたのでした。

1日目終了

2日目に続く

| 過去書庫『ヴィータちゃん日記系』 | 23:11 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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キャラ紹介『ポルテ・メリーエッジ』


ポルテ・メリーエッジ


《グリード・ソルテの爆破屋》

フェイト・テスタロッサ行方不明事件の最初の捜索現場に現れた。凄まじい戦闘能力と人間離れした耐久力を持つ。起爆球という特殊な球体状の爆弾を用いて戦う。
初登場の現場ではザフィーラの拳、シグナムの斬撃、ティアナの砲撃を直撃で受けて尚平然と行動していた。何かカラクリがあるらしいが……?


『技』

・起爆球2式『タスクロッド』

ポルテがどこからともなく取り出す、薄紅色をした金属のロッド。実はロッドの先端内部に球体の爆弾が仕掛けられており、ロッドごと爆破することが可能。その威力は近距離にいる者なら完全に黒焦げになるほど。ただし、ポルテ本人には効果が無いようだ。

・起爆球3式『無題』

ポルテの最もよく使う爆弾。体の至る所に仕込み、どんな状況でも取り出せるようにしている。球体のサイズはとても小さく指の間に挟める程度で、火力もそこまでは出ない。だが魔力攻撃に対しては強力なアンチ能力があり、並の砲撃程度なら完璧に無力化できる。また目くらましに使うことも可能。

・起爆球5式『純爆』

ポルテが単純に使用する起爆球の中で、最も火力に特化した爆弾。彼女の目に見える大きさのポケットにはこの爆弾が詰められており、自身が優位の時は積極的に使用する。莫大な熱量が込められた爆弾で、単純に爆発させる以外にも何か強力な兵器を使用するエネルギー元にも出来る。

・起爆球6式『黒海』

黒く指の間に挟めるほど小さい起爆球。投げると攻撃の振動を感知して自発的に爆発する。爆発後は完全に破壊されるまで半永久的に黒煙を放出し続け、敵の視界を完全にシャットダウンする。また、煙の中には体を麻痺させる毒が混ぜられており、一度吸うだけでも身体機能は大きく低下する。ポルテ自身はこの黒煙の中でも敵を視認することが出来るらしく、毒も特に影響は無い。

起爆球7式『鏡乱撃』

投げると眩い雷のような輝きを放ちながら爆発する爆弾。サイズは極小で指先に乗せられる程度の大きさしかない。3式同様体の至る所に仕込んでいる。爆発すると敵の目を眩ませつつ、簡単な砲撃ならば反射させて相手に撃ち返すことが可能。やはりポルテ本人には影響はないらしく、眩い光の中でも自在に行動できる。


これら以外にも使っていない起爆球が数種類あるらしい……。











ポルテとはイタリア語で『扉』または『門』
メリーエッジはメリー『陽気な』エッジ『刃』


『性格』

口癖は「ありゃりゃ」。基本的に楽観主義者だが集中時は一切気を抜かない。情けをかけることをせず、冷静に敵を追い詰めることに長けている。用兵のような格好をしているが運動は好きではない。むしろ一人で静かに本など読むことを趣味にしている。




to be continued……

| イラスト制作 | 21:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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月夜になのは物語785『ケリをつけに』(雷光消失編7)





管理局エリート執務官。なのはの教え子。


シグナム……管理局地上部隊一等空尉。八神はやての守護騎士。
ザフィーラ……管理局地上部隊特殊戦闘員。八神はやての守護騎士。

ポルテ……謎のピンク髪の少女。自称、『グリード・ソルテ』の爆破屋。






「やれやれ……やっと片付いた、かな」

凄まじい爆発の嵐が数分間続いていた。黒煙の中ポルテは一人佇み様子を見守っている。シグナムは確実にあの爆発の中に巻き込まれていた筈であった。地面に仕掛けて置いたポルテの爆弾は確実に、シグナムに致命的なまでのダメージを与えていることが予想出来る。

「……彼女を除けば後はあのオレンジ髪の拳銃使いかー。うーん、彼女はかくれんぼが得意みたいだし、見つけるのは面倒くさいなぁ。いや、もしかしたらさっきの爆発に巻き込まれてたらそっちも片付いてるかも?」

軽口のように言いながらも目の前の爆発からは全く目を離さず、彼女はそれが終わるのを待っていた。宣言通り、彼女は『油断』はしていなかったのである。やがて破滅的な勢いで行われていた爆発の連鎖が収まり、黒煙も段々と晴れていく。

ポルテはようやく、ここに来てその事実に気がついた。

「……彼女の体が、無い……!」

ポルテの仕掛けた爆弾は確かにシグナムを巻き込み炸裂した筈であった。まず間違いなくそうなったのであればシグナムは立ち上がることはおろか、意識すらまともに保てない程のダメージを追っている状態にあるべきである。だが、目の前にはその姿どころか片鱗すらも残されてはいない。ポルテは瞬時に理解した。

「嵌められた、ね」

「!」

何かを感じ取り、ポルテはハッと振り返った。その先には何もいない……いや、目前数十メートル先には別のビルが立ち並んでいた。

「何もいないはずなのに……何かを感じる。…………!!」

目には何も映ってはいなかった。しかし、確かに彼女は肌で、感覚で感じ取っていた。ヤバイ!……と。





ティアナはそんな少女をビルの頂上に立ちつくしたまま観察していた。とはいえその姿がポルテに見られることはない。クロスミラージュの能力により背後の風景に同化させていたためである。彼女の姿と、もう一つ……シグナムとポルテが戦う最中、一人この場にて充填し続けていた超魔力砲撃の輝き、それらは見事に幻影により覆い隠されていた。

(……少し時間がかかったけど、ここまで溜めれば充分)

「いけそうか?ティアナ」

隣には、なんと先程爆発に飲み込まれた筈であったシグナムが、多少体に傷を負った状態でしかし問題無さそうに並び立っていた。

「はい、でもシグナムさんの方は大丈夫ですか?大分時間を稼いで貰いましたけど」

「問題ない。お前のサポートがあったからな」

言いながらシグナムはたった今も魔力をチャージし続けているティアナのクロスミラージュを見て笑った。

「爆発に紛れてシグナムさんとシグナムさんの幻影を入れ替える……最後の大爆発の前に成功して良かったです。あれを食らえば流石にシグナムさんでも相当の手傷は負ったでしょうから」

「ああ……だが、上手くいった。あとは仕上げだけだな。……ケリをつけにいくぞ」

「はい!!」

ティアナは、数分間溜めに溜め込んだ己の膨大な量の魔力を込め、引き金を引いた。

「クロスミラージュ・ファントムバースト……!!スターライト・ブレイカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」






「ありゃりゃ……」

ポルテは、それを見て呟く。

「これは流石に、駄目そうだ」

彼女が立っているビルの屋上、それを丸ごと飲み込める程の巨大なサイズの魔法砲撃が突如目の前に出現し、瞬く間に迫っていく。そして、オレンジ色の輝きはその場にあった全てを飲み込み、大気を震わせながらビル上部にあったあらゆる物を一瞬で粉砕し尽くしていった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

というわけで、なのは物語785話でした。
前回から一転、一気にティアナさん達が巻き返していきます。
流石になのはさんから教えられてたティアナさんは、
師匠の取りそうな行動をきっちり取っちゃってますね(笑)

すなわち敵は全身全霊をもって粉砕!!
ことここ一番の戦闘の時は情けは一切かけないのが彼女達が強い理由の一つでもあると思います。

さて、

ところでポルテの全身イラストが今日完成しましたので、
明日はそれを更新出来たらなと思います。ついでにキャラについての軽い解説もつける予定です。

ただ、ちょっと忙しくて帰りが遅くなったら、更新も遅くなるかもしれません(汗)

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

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ヴィータちゃんと2泊3日の温泉旅行~1日目午後~



・サースィ・ケフカ……このブログ管理人。道化。

・ヴィータちゃん……ケフカの嫁。赤髪の女の子。



1日目の午後、私とヴィータちゃんは温泉宿の昼食を食べようと意気揚々と仲居さんに食事会場を聞いてみた。すると……

「えっ!!?宿の昼食はもう終わってる!?」

……どうやら思った以上に私達の到着は予定より遅れてしまっていたようで、宿で出す昼食の時間は終わってしまっていたらしかった……。仕方ないよね、うん。とは言っても私達(特にヴィータちゃん)のお腹もそろそろ限界。急いで近場で何か食べれる場所を探す。

そこは流石に観光地、案外早くそれは見つかった。温泉宿近くにあった小柄な蕎麦屋で、私達はようやく昼食にありつけることになる。冷たく冷えてのど越しの良い水を飲んだ後、私の注文はカツ丼、ヴィータちゃんはざる蕎麦を頼んだ。

「……ふぅ、一時はどうなることかと思ったねぇ」

「宿も時間で食事を出すタイミング決めてたなんて知らなかったなぁ……」

「ヴィータちゃん、ただでさえ空腹だったのにあんなことがあったし、もう獲物を狙う飢えたハイエナみたいな目をしてたからそんな話もゆっくり出来なかったけど」

「そうかい」

「あれ?でも意外と今は落ち着いてる?」

「あたしは最初から落ち着いてたんだよ!!これはこーいう目なんだー!ったく、何年一緒に暮らしてると思ってんだよ」

「あはは、ごめんごめん。…それにしても前から思ってたけど異世界って言っても料理も人も場所も全然変わらないよねぇ。こういう場所地球でもあったし」

「そういう客がいっぱい来ると自ずとそうなるんだろーな。つーか、おめーはカツ丼にしたんだな。まーこういうとこのは美味いって言うけど」

「蕎麦も嫌いじゃないけど。やっぱりカツ丼のが好きですよ。もっとも?ヴィータちゃんのがもっと美味しく頂けるんだけどぉ~

「食事前なのになんかキモイな」

「落ち着いて見えたけど、やっぱりヴィータちゃんお腹空いて気が立ってるね」

「かもな」

料理が運ばれて来て、ようやく昼食にありつく。うーん、やっぱりカツ丼はいいものだ。白みがかった卵とカリっと揚げられたカツのコラボレーション!一切れかじるだけで口の中に甘みと肉のジューシー感が伝わってきて、ご飯をどんどん食べ進めてしまう。一方ヴィータちゃんも余程お腹が空いていたのかざる蕎麦を素早く啜っていた。実は彼女が頼んだ蕎麦は2セット。両方とも卵のオプション付きだった。私が半分くらいまで食べ進める間、ヴィータちゃんは1つ目のそばを間食して2つ目の蕎麦を啜りだす。蕎麦も美味しそう……って言うか、ヴィータちゃんの啜ってる姿って……なんというか、

「……良い」

「は?」

「あ、いやこっちの話」

「……なんかまた訳わかんねーこと考えてそーだけど、それはまぁいっか。で、この後どうする?」

「ヴィータちゃんはどうしたい?」

「あたしはちょっと疲れたし、あんまり歩き回るのは今日はいいかな」

「じゃあ宿ついた時バタバタしてたし、今日は戻って宿を散策して終わるって感じにしようかな」

「あ、確かに。全然見れてねーもんな」

「後、温泉ね。お・ん・せ・ん♪」

「混浴じゃなくても絶対に不機嫌になるなよ?」

「それは約束できません」

「めっちゃ即答だな、おい」

お昼を間食した後、私とヴィータちゃんは宿に徒歩で戻り、まずは自室に戻ることにした。自室はやはりヴィータちゃんが予想した通り私達のような観光客が多く来るからなのか、完全に和風の佇まいとなっている。赤茶色い低い高さの机に、座布団が数枚。壁には掛け軸がかかっていて、テレビも一台ある。クロゼットもだ。そして、ドアから反対側にあった襖を開けてみると、そこには外に見晴らしの良い小さめな少し洋風の空間が広がっている。座り心地の良さそうな網込みで作られた大きい椅子が二つ置かれていた。

窓の外は……大自然の山の中といった感じだ。案外遠くまで見えて見晴らしの良いものとなっている。遠くに見えるのは温泉街だろうか?景気の良さそうに煙のあがる広い通りが目に留まった。

と、話は部屋の中に戻る。

「ふーん、結構良い部屋だな。ちょっと二人にしちゃ広すぎるけど」

「ホッホッホ、狭いよりはいいと思うけど。それとも…まさか私と一緒に狭い空間に二人っきり~!!ってシチュエーションやってみたかった?」

「やってみるか?」

「…………」

私は少し考えて言った。

「耐え切れなくなりそうだから良い。もう完全に野生開放しちゃうから」

「なんだそりゃ」

その後は部屋を離れて温泉宿を一回りして行った。フロント、ゲームセンター、御土産屋。さらっと見ただけだが案外面白そうだ。そして、肝心の温泉であるが……

「いやぁあああああああったあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「バカっ!!お前静かにしとけって!!」

「おっと、つい」

意外にもすんなり混浴であった。と言うか、混浴でなかったらもういっかな、別の宿探そうかなと考えてしまうくらい覚悟していたので(彼女が許すわけがないが)、これは素直に嬉しいことであった。

「んじゃすぐ入ろ!!今入ろっ!!」

「断る!!」

「え、えええ?」

「今入ったら他の奴に見られる可能性あるんだぞ?もしそうならあたしはおめーからは離れて入る!混浴でイチャイチャしてるなんて思われたくはねーだろ?」

「そ、それは……うーん。確かに、他の人にヴィータちゃんの素肌はお披露目出来ませんねぇ。というか嫌だ」

「そゆこと。だから、もし入るんならもっと夜じゃないとな」

「はーい。それにしても、ヴィータちゃん意外と一緒に入ること自体は嫌がらないねぇ?もっと抵抗するかと思ったけど、無駄な」

「無駄て……。いや、だっておめーとは別にしょっちゅう風呂は入ってるわけだし。おめーが覗きに来てそうなってるだけだけど……。もう慣れたって言うのか?」

「ヴィータちゃん……羞恥心を無くしちゃだめだよ!!?」

「なくしてねーよ!!!」

ほどなくして夜となり、宿の晩御飯の時間となる。当然今度は宿のスタッフに声をかけて、ちゃんと温泉宿のご飯を食べることとなった。

続く

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月夜になのは物語784『「グリード・ソルテ」の爆破屋』(雷光消失編6)





管理局エリート執務官。なのはの教え子。


シグナム……管理局地上部隊一等空尉。八神はやての守護騎士。
ザフィーラ……管理局地上部隊特殊戦闘員。八神はやての守護騎士。

ポルテ……謎のピンク髪の少女。自称、『グリード・ソルテ』の爆破屋。






シグナムの起こした斬撃の嵐、それは派手な見た目だけの技ではない。正真正銘あらゆるものを引き裂き、脆いものは消し飛び、頑強なものも砕け散る。甚大な傷跡を残すその強力な技を受けて、それでもなお、少女……ポルテは起き上がる。彼女が受けているダメージはそれだけではない。ザフイーラの拳を顔に受け、ティアナの砲撃はその体を貫通した。管理局から訪れた三人の強者達にそれぞれ傷を負わせられたポルテ。しかし、彼女はそれでも平然とした様子でその場に立っていた。

「ありゃりゃ、やっぱり私は油断する。ボスの言っていた通りだ。でも、仕方ないよねー。現に私は立ってるわけだし、そりゃ油断もするってもの」

「……びっくりね、あれだけの攻撃を受けてケロリとしてるなんて」

「ん?」

ティアナはクロスミラージュ(※特殊な二挺拳銃を指す)の銃口をしっかり向けたまま言った。ポルテはそんな彼女にニコリと笑いかける。

「つまり、そんな玩具の拳銃じゃ私は倒せないってことだよ。かくれんぼの得意な娘さん」

「あなたの方が年下に見えるけど」

「どうかな、そうかもね。でも、そうじゃないかもしれないねい。どうだっていいか」

ポルテは黒い球体、恐らくは爆弾であるものを両手の指の間に挟み、体の前に構えた。

起爆球6式『黒海』。……ここからは本気だよ。もう油断はしない。君達全員黒焦げにして……お仲間のもとへ連れていってあげるよ。戦力拡大は大歓迎だ」

「戦力拡大……?」

「おっと、言ってるそばからまた油断して口が滑っちゃった。いけないけない、でも問題ないね。どうせ君達は数分後にはおねんねだよ」

ポルテの話を聞くフリをしながら、ティアナはずっと目の前の少女についての考えを進めていた。

(……この子は、謎が多すぎる。シグナムさんの斬撃を軽くかわす人間離れした動き、あれだけたくさんの攻撃を叩き込んだのに何の損傷も無い体。そして正体不明の爆発物。こういう場合、一回退くのが間違いなくベター。ザフィーラさんもやられて戦力が減った状況から考えても撤退するのが普通)

ティアナはグッとクロスミラージュを握る手に力を入れる。

(だからこそ、この子もそう私達が考えていると思うはず。そこに付け入る隙がある。今ここでこの子を逃せば、ザフィーラさんの代わりの人を管理局から送って貰うのにも時間がかかる。フェイトさんがどうなっているか分からないけど、こんな子のいる組織にいつまでも置いておくわけにはいかない)

ポルテは微笑み顔を崩さないまま、ゆっくりと歩き始める。シグナムがそれを見て、自身の刀レヴァンティンの柄に手をかける。

「君達は面白いねー。そして案外強い。それでね、そういう奴に限って……」

突如ポルテは駆け出し、複数の球体を思い切り投げつけた。

「こういう時は逃げないもんだよね!!」


ブァッ

「させんっ!!」

シグナムは素早く刀を抜刀、球体目掛けて飛ぶ斬撃を浴びせていく。だが、球体は斬撃が炸裂するよりも早く爆発した。煙幕のような巨大な黒い煙がその場に広がっていく。

(爆発が早い……!)

素早く距離を取るシグナム、背後に下がりながらも再び巨大な飛ぶ斬撃を放ち辺りの黒煙を払おうと試みる。斬撃は一時的に黒煙を部分的には払ったが、どこからともなく増え続ける新たな黒煙により視界はどんどん狭まっていく。

(まさか、さっきの球体自身が黒煙を生み続けているのか…?斬り払うのではなく、確実に一つ一つ破壊するべきだったか。……!!)

シグナムは煙に包まれかけながら何かに気づき、口を手で覆った。

(嫌な気配だ。恐らくこれは毒煙でもあるな。吸う訳にはいかない、か)

刀を片手で構え、シグナムは見えない黒煙の中只管に気配を探る。

「どこを見てるんだい?」

「!」

『Schlangeform(シュランゲフォーム)!!』

シグナムがレヴァンティンの能力を開放するのと、ポルテが背後より金属のロッドを振り下ろすのはほぼ同時の出来事であった。レヴァンティンが光り輝きながら変形名を口にし、瞬く間に変形。シュランゲバイセン……刀の姿をしていたレヴァンティンはまるで刃のついたムチのような形態へと姿を変え、シグナムの体を一瞬でグルグルと覆い、攻撃をガードする。ポルテの攻撃は受け止められ、弾かれた。反動で少女は背後へと数歩下がる。

「ふーん、なるほどね。仕込み刀ってわけだ。上手いもんだねー」

(こいつ、何故平然と喋っていられる?)

シグナムが毒煙を警戒して口を閉ざしているのに対し、ポルテは平然とその場で何事もないように口を開いていた。

(まさか私の勘が鈍っていて毒煙と勘違いしているだけ、とは思いたくないが)

「ところで、もう一人のオレンジ色の髪の子はどこに言っちゃったのかな?まーたかくれんぼかい?」

ポルテはキョロキョロとあたりを見回す。どこにもティアナの姿は見えていないらしい。

「もうかくれんぼは飽きちゃったから、さ。まずは君を焦がして誘きだそうかな」

シグナムはレヴァンティンのムチを起用に動かし、背後に一人飛びぬく。が、

(むっ!!)

ドカンッと衝撃が迸った。赤い閃光を上げながら地面に設置されていた爆弾が爆発したのである。シグナムはいち早く気配に気づきムチを再び体に覆わせてそれをガードしていたが、爆発の勢いを殺しきれずそのままの状態で更に背後まで飛ばされてしまう。2メートルほど飛ばされた所で、更に地面が光りだす。今度は爆発よりも早くシグナムは駆け離れるが、その先でも地面が光りだし、やがて複数の爆発が黒煙の中で巻き起こっていく。

「ぐわあぁっ!!!!」

魔力で覆った刀身とひじを使い、シグナムは頭部へのダメージは抑えていたが、体への爆破被害は殺しきれずに服の所々が黒く焼き焦げ、晒された素肌にまで火傷の後が確認出来るほどであった。それでも黒煙からは抜けられず、また爆風で黒煙が晴れる気配も無い。

「はぁ……はぁ……!!」

(上手いやり方だ。黒煙はあくまで私の視界と行動を制限するのみ。あのポルテとか言う女には何故か利かずに、自由に動ける、か。準備が整うまで体が持てばいいが……)

「!!」

シグナムの予想通りポルテには黒煙の視界妨害が利いていないらしく、シグナム目掛けて目の前から飛びかかって来ていた。

「(舐めるな!!)」

そんな彼女にシグナムはレヴァンティンを横斬りに叩きつけようとするが、ポルテの握っていたロッドによりあっさりと阻まれてしまう。ガキンと鈍い音と強烈な衝撃を互いに響かせながらつばぜり合ったまま動きが止まる。

起爆球2式『タスクロッド』、機動」

「!!!」

(陣風!!)

『SturmWellen(陣風)!

ポルテのロッドが爆発するよりも早くシグナムの刀から嵐のような風圧が放たれた。その衝撃波は刀身に触れていたロッドとポルテを爆発ごと瞬時に吹き飛ばす。

「うわっ!」

黒煙の中どこかへ飛ばされていくポルテ。だが、少女は飛ばされかけながらも小さな球体を冷静に取り出すと、1秒もかからずにシグナム目掛けて放った。球体は刀の横を通り過ぎ、シグナムの腹に直接命中。それに気づいたシグナムも口を押さえていた手を使い払いのけようとするが、

「起爆球5式『純爆』……機動」

球体はシグナムの体に触れたまま一気に拡散された。圧倒的な熱量と威力が鍛え上げられた騎士の肉体を焼き焦がし、ぶっ飛ばす。

「っ!!!!」

文字通り焼け付くような痛みを全身に感じながらも、シグナムは声を漏らさずそのまま飛ばされていった。体が地面に何度も打ちぶつかり、只管転がっていく。そして、

ピカッ

「ありゃりゃ、一つの爆発が命取りなんだよね」

数えきれないほどの数の大爆発が黒煙の中、鳴り響いた。

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というわけで、なのは物語784話でした。
戦いパートはなおも続いていますが、今回は初めてポルテの姿を挿絵で公開です。と言っても色が無いので分かり辛いかもですが。
色とかはもう少し後らへんに公開できたらなと考えています。

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

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| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:57 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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あいたーしあ

どうも、ちょっとちゃんとした更新は明日以降にやりたいと思う私です。

まぁ……いつもの忙しかったってやつですんね(小此木)

ともかく、そういえばなのは物語で使うティアナとかのアイコンですが、

少しだけ作り方を変えて見たので次回以降はそちらを使っていきたいと思います。

元々使ってた無料サイトが復活したのでね♪

ああ、今日はもう眠くてしかたないのでこの辺で終わりにしたいと思います。

ではでは~

おやすみなさいです☆

| 雑記等 | 23:59 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヴィータちゃんと2泊3日の温泉旅行~1日目午前~



・サースィ・ケフカ……このブログ管理人。道化。

・ヴィータちゃん……ケフカの嫁。赤髪の女の子。



私とヴィータちゃんが向かう温泉宿、それはミッドチルダから次元空間・航行艦船に乗り3時間ほどかかる別世界にあった。気候はやや涼しく、ミッドチルダ界隈でも観光地としてはトップクラスに有名な世界だ。

航行艦船から降りて、ゲートを潜った後は徒歩で移動することになる。この時点での時刻は10時位を回っていた。

「ふへー、中々つかないねぇー」

「ついさっき歩き出したばっかだろー。つーか、おめーはフヨフヨ飛んで移動してんだから疲れてねーだろ!」

ヴィータちゃんの言葉通り、私は足では歩かず、溢れんばかりの自慢の魔力を使って飛行しながら道中を進んでいた。確かに、地面からはほんの数十センチ浮いているくらいだが、普通に歩くよりは大分快適だ。でも、

「船旅は乗るだけでクタクタになるし、飛行してても荷物は背負ってるから疲れるんだよ~」

「うるせーなぁ。子供か」

「ホッホッホ、た・だ?」

「ん?」

「愛しい愛しいヴィータちゃんの横顔見ながら歩けば、どーんな疲れも吹っ飛ぶってなもんだけどねぇ~♪」

「景色でも見てろ」

「冷たっ!!」

仕方ないので私は雄大な土地に目を向けつつ進むことにした。あんまりジロジロ見ると彼女も気が立ってくるのだ。……機嫌が良い時は別だけど。

「ここいらはほーんと、元いた日本の山って感じの土地なんだねぇ。空気はまぁまぁ美味しい、かな。匂いはちょっと雨臭い?」

「んーあたしが昔はやて達と温泉に行った時も、そういやこんな道を通ったな。温泉はこういう土地にしか沸かねーのか?」

「でも、火山とか沸いてるって聞くような」

「いや、火山のは生身じゃ入れねーだろ」

「いや、それが入れるのもあるんだって(多分)」

「へえ。なら普通に火山に旅館作っても客がこねーからこういう土地に作ってんだろーな。暑いとこで温泉なんて一般の奴なら入りたがらねーだろうし」

「ふむふむ。そういえば、温泉って混浴なんだよね?」

「だから~、出発前にも言ったけどあたしは知らねーって!着いたら旅館の人にでも聞けよー」

「えええー!!?混浴じゃなかったら私は女湯に潜り込む変態になっちゃうじゃない!!!」

「……女湯に来ないって選択肢はねーのか」

「だってだって、せっかくのヴィータちゃんとの温泉だよぉ!?一緒に入れなかったら温泉の楽しさが何倍も違ったものになっちゃうでしょー!」

「知らん。……まぁ?混浴だったら一緒に入ってやっても良い……ってことだけは言っておいてやるよ」

「分かれてたら?」

「入って来たらかんっっっぜんに沈める」

「そんなに!?」

そんな調子で30分ほど歩き続ける(飛び続ける)と、ようやくお目当ての温泉宿は見えてきた。山の奥に、まるでちょっとした城のような大きいお屋敷。和風な佇まいの宿であった。正面にあった古びた長屋門を潜って敷地内に入り、更に奥にあった玄関へと進んでいく。

「へえ、中は案外洋風の要素もあるねぇ」

「ふーん。ここらへんもあたし達のいた世界とちっとも変わらねーんだな」

受付でチェックを済ませ、私達はまず自分達の部屋に向かった。……と、その前に。

ぐ~

「うん?」

「うっ」

ヴィータちゃんのお腹から可愛らしい音が聞こえてきた。もはや『ぐ~』というよりは『く~』という感じ。つまり、

「丁度昼時だし、部屋に荷物だけ置いたら先にお昼を食べよっか?」

「な、あ、いや……そ、そうだな」

「照れてる~」

「うるせー!そういうこと言わねーでいーから!」

「うわっ!!暴力反対~~~!!!」

何はともあれ私達は旅館の料理をご馳走になることにした。

続く

| 過去書庫『ヴィータちゃん日記系』 | 22:23 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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月夜になのは物語783『隠し技』(雷光消失編5)





管理局エリート執務官。なのはの教え子。


シグナム……管理局地上部隊一等空尉。八神はやての守護騎士。
ザフィーラ……管理局地上部隊特殊戦闘員。八神はやての守護騎士。

ポルテ……謎のピンク髪の少女。自称、『グリード・ソルテ』の爆破屋。






(迂闊だった……!まさか彼女の最も近くにあった武器が爆発するなんて!)

負傷し横たわるザフィーラを見てまずティアナは深い後悔を感じつつ、同時に思考を開始する。

(どういう原理かは分からないけど、これはもう彼女の起こす爆発は彼女自身には影響が無いものと考えるしかない。本来爆発物を扱う相手は自爆の可能性を考慮しつつも近距離・中距離で戦うのがセオリー。けど、この子相手ではそれは通用しないということ)

「っは!」

「そーれ、っと!!」

気がつくと、ポルテはいつの間にか地面に倒れていたティアナ目掛けてロッドを叩き付けていた。ロッドはティアナの無防備だったお腹を直撃。

「ぐはっ!!」

少女とは思えない凄まじい怪力から生み出される威力によりティアナは一気に数メートルほどぶっ飛ばされた後、なんとか地面を蹴って体勢を立て直す。

「くっ……!」

「大丈夫かっ?」

駆け寄ってきたシグナムの問いにティアナは答える。

「ぐう……なんとか、平気です。それより」

ティアナはキッと少女を睨みながら素早く言った。

「……シグナムさん!とにかく一度あの子をザフィーラさんから引き離します、巨大な遠距離斬撃を複数お願いしますっ!」

「……分かった、お前が行くんだな?」

「はい!!」

「助けた後は、どうする?」

「私が、ケリをつけます」

シグナムはそれを聞き頷くと、鋭い目を瞑りながらたった今強力な爆発を起こした少女の方へと向き直る。

「ポルテと言ったか。私達は時空管理局所属、とある執務官の捜索部隊だ。色々バタバタしてしまったが、これよりお前を事件の要参考容疑者として逮捕する。覚悟はいいか?」

剣を構えるシグナム相手に、ポルテは両手をポケットに突っ込みつつ笑顔で答える。

「お好きにどうぞ。ただし、私はしがない爆破屋なんでね。こちらも好きにやらせて貰うよ。すなわち……」

両手を素早くズボンから出したかと思うと、黒い掌サイズの球体をシグナム目掛けて投げつける。

「みーんな黒こげだねぃ!!!」

「抜閃・飛竜連重撃!!!」

黒い球体が爆発するのとシグナムの抜刀からの巨大斬撃が炸裂するのはほぼ同時の出来事であった。巨大なエネルギーの質量同士、爆発と斬撃のぶつかり合いはほんの数秒で周囲に嵐のような衝撃を巻き起こし、あらゆるものを破壊しつくしていく。……僅かな人間達を除いて。

「てやああああああああああああ!!!!!!!」

ティアナはシグナムの飛ばす斬撃に寄り添いながら、全速力でポルテとザフィーラの方向へと駆け走っていた。爆発の余波が襲えばクロスミラージュによる砲撃によりそれをかわし、斬撃の嵐をも上手く回避しながらあっという間にその距離を詰めて行く。

一方ポルテの方はというと、シグナムの迫り来る斬撃を次々と取り出す黒い爆弾による爆発で防御しつつ、そんなティアナの姿を静観していた。

「ありゃりゃ……どうやらこの焦げたお仲間が大分心配なようだね。私が近くで爆発を起こせるのを知ってなお飛び込んでくるなんて。だけどさぁ」

と、彼女は突如片手に携えた爆弾をザフィーラの方へと向ける。

「!!」

「そんな弱点を手放す手も無いよね。これ以上近づいたらこの人完全に塵にしちゃう……」

(今だ!!)

ズドンッズドンッ!!

「え……」

二つの銃撃が突如ポルテの体と彼女の握っていた黒い爆弾を貫いた。あまりに唐突な事態に、流石に飄々としていたポルテも何が起こったのか分からないという表情をしてポカンとする。…と、同時に隠されていたそれらはその場で正体を現すことになった。

「これは、幻影で隠された、銃撃……?」

ポルテの体を撃ち抜いた衝撃で幻影が外れ、ティアナの魔力光オレンジ色の輝きを放つ銃撃達はその姿をようやく見せることとなった。眩い光の銃弾はきっちりとターゲットを射抜きつつ、勢いよく爆発する。直立で構えていたポルテはその衝撃で後ろへと全く抵抗出来ずに飛ばされていく。

「っ!!!」

更に、シグナムの斬撃が追い討ちのように少女目掛けて次々と飛び交っていき、激突していく。

「~~~~!!!!」

斬撃がそれぞれ炸裂。突風と辺り一体を削り取る巨大な斬撃の大渦がその場に生み出された。屋上にある地面を含めた物体は次々と引き裂かれ、甚大な傷を受けていく。
その間、ティアナはザフィーラを素早く助け起こし、シグナムの元へと駆け戻っていっていた。

「ケリはつけたのか?」

「いえ、まだです」

ティアナは横目でシグナムの攻撃により突風の大渦が巻き起こっている方を睨みつつ言った。

「そうか。……ザフィーラの容態は?」

「ザフィーラ…………」

ティアナは黒く焦げたまま動かないザフィーラの体をあちこち触り、魔力を送って反応を見ていく。

「おそらく、大丈夫かと。ただ、早く医者につれていった方が良さそうです」

ホッとした様子で言うティアナに、シグナムもやや安堵したようで目を瞑りつつ腕を組む。

「……そうか。なら、あとはアレだけだな」

「……はい」

大渦の中、ムクリと起き上がる影が見えていた。

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というわけで、なのは物語783話でした。
引き続き戦闘ばかりのお話ですねぇ。とはいえもう少し、もう少しばかりで終わる予定です。中々にポルテは手強いようで?
ただ、ザフィーラさんはとりあえず大丈夫そうな感じですね。

さて、

ちなみに今日は温泉記事の方も投稿しています。まぁ交互くらいに書けたらいいですかね。扉絵もあんな感じでいきますよ。

ヴィータちゃんと混浴行きたいです、混浴。
あ、でも二人でお風呂みたいな狭い空間も悪くはないですよね(迷い)

……ではでは、今日はこの辺で
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ヴィータちゃんは私の嫁~~~~~~永遠に愛してるよ~~~~~~~~~~~
って、痛たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!

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| 過去書庫『月夜になのは物語系』 | 23:59 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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